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美容液
「放浪記」などを書いた昭和の小説家、林芙美子(はやしふみこ)は半年ほどフランスの首都、パリに滞在していたことがありました。
そして、林芙美子の和服姿は、パリジャンたちの好奇心をそそるものがありました。
林芙美子が和服のたもとに何でも入れるのを見て、アパートの隣室にいたパリの医学生が、感に堪えたように「あなたの袖は偉大なるトランクですね」といったそうです。
たしかに、和服のたもとはたいていのものは入れることができますが、ふつう女性をほめるときは服装よりも容姿の方をほめるものですが…。
容姿といえば、あの時代の化粧品はろくなものがなかったのかも。
現代は美容液にしてもいろいろなものがありますものね。
美容液とは
美容液はヒアルロン酸やコラーゲン、ビタミンC、ビタミンEなどの美容成分が配合された、美白、保湿、老化防止(アンチエイジング)などの効能が期待できる基礎化粧品です。
美容液は美容成分の皮膚への吸収性を高めるため、化粧水などで皮膚を整えたあと油分を含む乳液やクリームなどの基礎化粧品を使用する前に皮膚に塗ります。
美容液によく配合される成分
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- トラネキサム酸
- トラネキサム酸は人工的に合成されたアミノ酸で、医薬品としてはおもに止血剤として用いられています。
- トラネキサム酸は抗炎症作用、抗アレルギー作用があり、止血剤のほかに蕁麻疹(じんましん)や扁桃炎、口内炎などにも用いられています。
- トラネキサム酸は化粧品としてはシミなどを抑える美白の効能が期待できる美容液などに用いられています。
- エラスチン
- ビタミンA
- アルブチン
- アルブチンはコケモモやナシなどの植物に含まれている物質です。
- アルブチンはシミなどの原因となるメラニンの合成を阻害する作用があるため、美白の効能を期待して美容液に配合されています。
- ビタミンC
- ビタミンE
「敏感肌」への対策としての美容液
「敏感肌」になると皮膚がカサカサになることが多くなります。
「敏感肌」にはセラミドを多く配合した美容液がおすすめです。
角質層の水分を守っている保湿物質のうち、セラミドなどの角質細胞間脂質が50%以上を占めています。
セラミド入りの美容液を使用することで皮膚表面から角質層に必要な保湿成分を補給することができます。
「敏感肌」用の美容液は保湿美容液がいいです。
「敏感肌」なのに美白美容液を使いたい場合は皮膚への刺激の強いビタミンC誘導体ではなく、アトピー性皮膚炎などの皮膚の炎症を抑える効能が期待できるプラセンタが配合されている美容液を使うことがおすすめです。
美容液の問題点
新しく美容液を使う場合はもちろん、同じ製品を続けて使う場合も美容液を使う場合、パッチテストをすることが望ましいです。
これは乳化剤、たいていは界面活性剤が多く配合されている美容液はアレルギー反応を起こす方もいることや、製品によって皮膚に合わないとか、その時の体調の変化で、ある日突然アレルギーを起こすケースもあるからです。
なお、パッチテストは塗ったあと、3日は様子をみましょう。
これは化粧かぶれが接触皮膚炎の一種であり、接触皮膚炎の反応は丸2日後に現れやすいからです。
美容液のまとめ
美容液はヒアルロン酸やコラーゲン、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどの美容成分が配合された、美白、保湿、老化防止(アンチエイジング)などの効能が期待できる基礎化粧品です。
美容液は美容成分の皮膚への吸収性を高めるため、化粧水などで皮膚を整えたあと乳液やクリームなどの油分を含む基礎化粧品を使用する前に皮膚に塗ります。
しかし、新しく美容液を使う場合はもちろん、同じ製品を続けて使う場合も美容液を使う場合、パッチテストをすることが望ましいです。
ところで、
ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。
I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.
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