健康食品・サプリメントの泉

美容液

「放浪記」などを書いた昭和の小説家、林芙美子(はやしふみこ)は半年ほどフランスの首都、パリに滞在していたことがありました。

そして、林芙美子の和服姿は、パリジャンたちの好奇心をそそるものがありました。

林芙美子が和服のたもとに何でも入れるのを見て、アパートの隣室にいたパリの医学生が、感に堪えたように「あなたの袖は偉大なるトランクですね」といったそうです。

たしかに、和服のたもとはたいていのものは入れることができますが、ふつう女性をほめるときは服装よりも容姿の方をほめますが…。

それとも、あの時代の化粧品はろくなものがなかったとか。

現代は美容液にしてもいろいろなものがありますものね。

美容液とは

美容液はヒアルロン酸やコラーゲン、ビタミンC、ビタミンEなどの美容成分が配合された、美白、保湿、老化防止(アンチエイジング)などの効能が期待できる基礎化粧品です。

美容液は美容成分の皮膚への吸収性を高めるため、化粧水などで皮膚を整えたあと油分を含む乳液クリームなどの基礎化粧品を使用する前に皮膚に塗ります。

美容液によく配合される成分

  1. ヒアルロン酸
    • ヒアルロン酸はグルコサミンを1成分とする、人間の体内のいたるところにある糖類です。
    • ヒアルロン酸は関節、硝子体(しょうしたい)、皮膚、などの細胞の中ではなく、細胞の外にあって、水分の保持などを行っています。
    • ヒアルロン酸は美容液などの化粧品にはその保湿力の効能を期待して配合されます。
  2. コラーゲン
    • コラーゲンは細胞と細胞をつなぐタンパク質です。
    • コラーゲンは人体には大量に存在し、タンパク質全体の約30%を占めています。
    • コラーゲンは人体では軟骨靭帯(じんたい)腱(けん)皮膚などの主要タンパク質の1つです。
    • コラーゲンが配合された美容液もヒアルロン酸と同じように保湿の効能が期待できます。
  3. トラネキサム酸
    • トラネキサム酸は人工的に合成されたアミノ酸で、医薬品としてはおもに止血剤として用いられています。
    • トラネキサム酸は抗炎症作用、抗アレルギー作用があり、止血剤のほかに蕁麻疹(じんましん)や扁桃炎、口内炎などにも用いられています。
    • トラネキサム酸は化粧品としてはシミなどを抑える美白の効能が期待できる美容液などに用いられています。
  4. エラスチン
    • エラスチンはコラーゲン繊維を支える繊維です。
    • エラスチンは弾性繊維ともよばれ、血管や皮膚の弾力のもととなっています。
    • エラスチンは年齢とともに減少し、シワ、動脈硬化の原因となります。
    • 美容液には保湿の効能を期待して配合されます。
  5. ビタミンA
    • ビタミンAはレチノール、レチナールおよびレチノイン酸のことです。
    • ビタミンAは皮膚などのコラーゲンの形成に関係するビタミンです。
    • ビタミンAが不足すると、暗順応ができなくなるほか、夜盲症になります。
    • しかし、ビタミンAの過剰摂取は妊婦の場合、奇形児が生まれる原因になりますので注意が必要です。
    • また、妊婦でなくてもビタミンAを過剰摂取しますと、下痢などの食中毒症状や倦怠感、皮膚障害などを引き起こします。
    • ビタミンAは美容液には皮膚にコラーゲンを増やし、シワ、たるみの改善などを期待して配合します。
  6. アルブチン
    • アルブチンはコケモモやナシなどの植物に含まれている物質です。
    • アルブチンはシミなどの原因となるメラニンの合成を阻害する作用があるため、美白の効能を期待して美容液に配合されます。
  7. ビタミンC
    • ビタミンCはコラーゲンの生成に深く関わっているビタミンです。
    • ビタミンCは人間の体内では合成することができません。
    • ビタミンCが欠乏すると正常なコラーゲンが生成できなくなり、壊血病などになります。
    • また、ビタミンCはビタミンEの再生する働きもあり、美容液には皮膚に浸透してコラーゲンを生成することを期待して配合されます。
  8. ビタミンE
    • ビタミンEは抗酸化作用があり、活性酸素による脂肪の酸化を阻止する効能が期待できます。
    • 活性酸素を無効にして破壊されたビタミンEはビタミンCによって再生されます。
    • ビタミンEは美容液には皮膚の血行促進、角質硬化防止、抗酸化作用、保湿の効能、紫外線によるメラニン沈着防止、抗炎症作用など多くの効能を期待して配合されます。

「敏感肌」への対策としての美容液

「敏感肌」になると皮膚がカサカサになることが多くなります。

「敏感肌」にはセラミドを多く配合した美容液がおすすめです。

角質層の水分を守っている保湿物質のうち、セラミドなどの角質細胞間脂質が50%以上を占めています。

セラミド入りの美容液を使用することで皮膚表面から角質層に必要な保湿成分を補給することができます。

「敏感肌」用の美容液は保湿美容液が最適です。

「敏感肌」なのに美白美容液を使いたい場合は皮膚への刺激の強いビタミンC誘導体ではなく、アトピー性皮膚炎などの皮膚の炎症を抑える効能が期待できるプラセンタが配合されている美容液を使うことがおすすめです。

美容液の問題点

新しく美容液を使う場合はもちろん、同じ製品を続けて使う場合も美容液を使う場合、パッチテストをすることが望ましいです。

これは乳化剤、たいていは界面活性剤が多く配合されている美容液はアレルギー反応を起こす方もいることや、製品によって皮膚に合わないとか、その時の体調の変化で、ある日突然アレルギーを起こすケースもあるからです。

なお、パッチテストは塗ったあと、3日は様子をみましょう。

これは化粧かぶれが接触皮膚炎の一種であり、接触皮膚炎の反応は丸2日後に現れやすいからです。

美容液のまとめ

美容液はヒアルロン酸やコラーゲン、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどの美容成分が配合された、美白、保湿、老化防止(アンチエイジング)などの効能が期待できる基礎化粧品です。

美容液は美容成分の皮膚への吸収性を高めるため、化粧水などで皮膚を整えたあと乳液やクリームなどの油分を含む基礎化粧品を使用する前に皮膚に塗ります。

しかし、新しく美容液を使う場合はもちろん、同じ製品を続けて使う場合も美容液を使う場合、パッチテストをすることが望ましいです。

なお、健康食品やサプリメントとしてのヒアルロン酸を含む健康食品やサプリメントはあくまでも健康食品ですので、医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていたとしても効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは使用する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

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