健康食品・サプリメントの泉

ガン

明治から昭和の小説家で児童文学者の鈴木三重吉(すずきみえきち)は児童文芸誌「赤い鳥」を創刊したことで有名です。

しかし、鈴木三重吉は芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)の童話「蜘蛛の糸」の文章にまで手を入れたほど、文章に厳密でした。

ときには全部書き直されるので、童話「きつねとぶどう」を書いた小説家の坪田譲治(つぼたじょうじ)は「落第ばかりしていて……」と嘆きました。

すると、「秋刀魚の歌」で有名な詩人で小説家の佐藤春夫(さとうはるお)も「僕だって「赤い鳥」では及第したことはないよ」といいました。

鈴木三重吉は厳しいですね。

作品の完璧さを求めるなら、それは正解でしょうね。

しかし、出版社や印刷会社からすれば、作品の完璧さを求めるあまりに、締め切りに間に合わず、「赤い鳥」の発行ができなかったら困りますよね。

その意味では鈴木三重吉は「赤い鳥」の発行遅れのガンなのかも知れませんね。

ガンとは

ガンは漢字で癌(がん)と書かれることもありますが、ガンと癌は厳密には同じではありません。

癌と漢字で書くと、医学的には上皮細胞由来の悪性腫瘍のことを指します。

腫瘍(しゅよう)とは良性腫瘍、悪性腫瘍など、細胞が必要以上に増殖してできたかたまりのことです。

腫瘍のことを新生物と呼ぶことから、癌のことを悪性新生物とも呼びます。

また、上皮細胞とは臓器の表面を構成する細胞のことです。

それに対して、臓器以外の細胞、つまり筋肉などを構成する細胞にできる腫瘍は肉腫と呼びます。

つまり、ガンは上皮細胞の悪性腫瘍に、悪性の肉腫や白血病なども含んだ呼び名です。

なお、悪性とは浸潤(しんじゅん)と転移(てんい)の性質も兼ね備えていることで、性質(たち)が悪いという意味です。

浸潤とは周辺の組織に食い込みながらどんどん広がっていくことであり、転移とは別の場所にガンが飛んでいくことです。

1つの臓器の中で浸潤が進むと、その臓器自体が機能しなくなることがあります。

ガンの症状には痛みや圧迫などの物理的にそこにガンがあることで起こる症状と、ガンがいろいろな化学物質、つまりサイトカインをだすことによって起こる症状があります。

また、ガンの発生がもともとホルモンなどをつくる臓器であった場合、そのホルモンの産生能が著しく高くなって、ホルモン過剰による症状がでる場合もあります。

こうした、ホルモンやサイトカインなどの伝達物質の異常な産生によって、食欲不振と体重減少でガンになった方は全身的に弱ってくるのです。

ガン細胞には正常な細胞の機能がありませんので、重要な臓器がガン細胞になってしまいますと、生命の危機になります。

そのほか、腫瘍のかたまりがちぎれて血栓となり、脳梗塞(のうこうそく)を起こすこともあります。

ガン細胞の発生

ガン細胞の発生は細胞内の遺伝子が傷つくことや、細胞の複製に失敗することが原因だと考えられています。

細胞の核の中には、その設計図である遺伝子がありますが、これが何かの原因でダメージを受けて壊れてしまうと、異常な細胞が生まれます。

もちろん、多くのダメージは即座に回復されるか、回復できない傷の場合はアポトーシスするようにプログラムされています。

そして、異常な細胞が残らないようなフェイルセーフの機能が身体には備わっています。

しかし、非常に低い確率でそのプログラムやフェイルセーフの機能をすり抜ける細胞がでてきます。

さらに、そうした異常な細胞を排除するはずの免疫機構もうまく働かないと、ガンが育ってしまうことになります。

このガンの発生が起こるような遺伝子のダメージの原因は発ガン物質や紫外線など、たくさんあります。

また、ふつうの生活をしているだけでも、自然に遺伝子が傷つくことはあります。

遺伝子が傷ついたからといって、ただちにガン化するわけでもありません。

ガンの発生についてはすべてのメカニズムが解明されているわけではありませんので、完全に予防することなどはまだできません。

PET(ペット)検査

ガン細胞は正常な細胞にくらべて3〜8倍もブドウ糖を消費することが知られています。

このガン細胞の特性を利用してガン診断を行うのがPET検査です。

PETとはPositron Emission Tomographyの略語で、日本語では陽電子放射断層撮影といいます。

ふつう、ガンは実際に腫瘍ができ、身体に異常が起きてから発見されることが多く、ある程度ガンが進んでからでないと発見しにくい疾患でもあります。

そこで、FDGというごく微量の放射線を放出するブドウ糖に近い成分を体内に注射し、しばらくしてから全身をPETで撮影します。

するとFDGが多く集まるところがわかり、ガンを発見する手がかりとなるわけです。

PET検査は早期にガンを発見する大きな成果をあげています。

血液検査

血液検査では腫瘍マーカーを検査してガンの有無を診断します。

腫瘍マーカーというのはそのガンに特徴的な物質で、血液の中から量を測定できるものです。

しかし、健康であっても、良性の腫瘍であっても腫瘍マーカーの数値が上昇することがあります。

また、早期胃ガンのうちは適正値である場合が多いことやガンがあっても数値が上昇しない場合もあります。

このことから腫瘍マーカーだけでガンの有無は判定できないことがよくあります。

ふつう、血液検査は手術療法後の胃ガンの再発のチェックや薬物療法の使用後の判定の参考に使われます。

ガンの転移と血管新生

血管新生は身体に新しい血管がつくられることで、身体にもともと備わっている生理的機能です。

血管新生は大人ではケガをしてその傷が治るときや子宮内膜で性周期に応じて起こりますが、ケガや子宮内膜以外ではふつう血管新生は起こりません。

このように、ふつうは血管ができないような制御機構が働いていますが、制御機構が利かなくなってしまうとガンが発生します。

ガンは組織の細胞が変異を起こしたものですが、ガンにはもともと血管はなく、血管がないと酸素や栄養が足りないので、ガンは2〜3㎜以上に大きくなることはできません。

そこで、ガンは新しい血管を勝手につくって、周囲の血管から血液を引いてきます。

一度血管ができるとガンはどんどん大きくなって進行し、そして体中に転移を起こします。

また、転移したガンが発育するにも血管が必要です。

転移したガンも新しい血管を勝手につくって、周囲の血管から血液を引いてきます。

こうしてガンが体中に発生して臓器や神経の障害を起こすことになるのです。

ガン細胞とアポトーシス

アポトーシスとは身体の一部の細胞があらかじめ遺伝子のプログラムで決められたメカニズムによって自殺的に枯死する生理現象のことです。

身体のすべての細胞はある条件を満たすとアポトーシスするようにプログラムされています。

ところが、多くのガン細胞では遺伝子に異常があるため、この仕組みがうまく働かず、無制限に増え続けます。

そして、ガンができて、臓器が正常に働けなくなり、生命を失うことになってしまいます。

アポトーシスの場合は、ネクローシスのように外部から力が働いて細胞の膜が破壊されるというわけではなく、細胞の中から崩壊します。

具体的には、DNAの断片化を起こし、細胞の中の核にあるDNAが自然にバラバラになってしまいます。

アポトーシスを起こした細胞は細胞表面にフォスファチジルセリンという脂質でeat meシグナルを提示し、これを血液の白血球マクロファージ(大食細胞)などが認識して速やかに貪食してしまいます。

薬剤や放射線によってガン細胞にアポトーシスを誘導し、マクロファージに貪食させるという治療法の確立が目指されていますが、現在のところ実用化にはいたっていません。

ガンのまとめ

ガンとは上皮細胞の悪性腫瘍に、悪性の肉腫や白血病なども含んだ呼び名です。

ガンの症状には痛みや圧迫などの物理的にそこにガンがあることで起こる症状と、ガンがいろいろな化学物質、つまりサイトカインをだすことによって起こる症状があります。

また、ガンの発生がもともとホルモンなどをつくる臓器であった場合、そのホルモンの産生能が著しく高くなって、ホルモン過剰による症状がでる場合もあります。

こうした、ホルモンやサイトカインなどの伝達物質の異常な産生によって、食欲不振と体重減少でガンになった方は全身的に弱ってくるのです。

ガン細胞には正常な細胞の機能がありませんので、重要な臓器がガン細胞になってしまいますと、生命の危機になります。

薬剤や放射線によってガン細胞にアポトーシスを誘導し、マクロファージ(大食細胞)に貪食させるという治療法の確立が目指されていますが、現在のところ実用化にはいたっていません。

なお、健康食品やサプリメントとしてのお茶はあくまでも健康食品ですので、医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

こちらに興味をもっていただけそうなものがあります。よろしければ、ご覧になってください。

こちらからどうぞ1
こちらからどうぞ2
こちらからどうぞ3

最新情報はこちらからどうぞ