健康食品・サプリメントの泉
ビタミンE
ドイツのワイマールの近くのベルカという村に鉱泉があり、そこで泥浴すると痛風がなおるといわれていました。
「ファウスト」「若きウェルテルの悩み」などを書いた、18〜19世紀のドイツの詩人で劇作家、小説家のヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテもベルカ村に通風の療治にでかけました。
しかし、泥浴があまりに不気味なのを見て、ゲーテは「これはまるでダンテの地獄篇の一節だ」といったそうです。
通風はぜいたく病といいますから、やはりゲーテはおいしいものを食べて、酒もたくさん飲んで、通風になるような生活をしていたのでしょうね。
それでもゲーテは77歳のときに17歳の娘に求婚したそうですが、老化防止(アンチエイジング)のためにビタミンEをたくさん摂っていたのかもしれませんね。
ビタミンEとは
ビタミンCが水溶性のビタミンであるのに対し、ビタミンEは脂溶性のビタミンで植物などの光合成により生成されます。
ビタミンEは植物油ではひまわり油、コーン油、オリーブ油、キャノーラ油、大豆油などに多く含まれています。
豆などではアーモンド、ピーナッツ、大豆などに多く含まれています。
また、ビタミンEは小麦胚芽やキャビア、イクラ、タラコなどの魚卵やウナギ、そして、サンマ、サバなどの青魚や卵などに多く含まれています。
そのほか、ビタミンEは加工食品ではマーガリンやマヨネーズに多く含まれています。
ビタミンEには強い抗酸化作用があり、体内で活性酸素から細胞を守っています。
活性酸素はDNAやタンパク質を攻撃し、また、脂質を酸化させますが、ビタミンEは、酸化された脂質を還元します。
そのとき、ビタミンE自身も酸化され、酸化されたビタミンEをビタミンCがビタミンEに還元して戻します。
ビタミンEはビタミンCが存在すると抗酸化力を十分に発揮することができます。
つまり、ビタミンEはビタミンCとともに美容や老化防止(アンチエイジング)の効能が期待できます。
ビタミンEの摂取の障害
ビタミンEは植物油に豊富に含まれているので、通常は欠乏することはありません。
しかし、ビタミンEは抗酸化力により活性酸素による細胞膜の損傷から細胞を守っているため、欠乏するといろいろな機能障害を起こすことがあります。
ビタミンEの欠乏は神経障害や血液の赤血球の破損のため溶血性貧血の原因となることがあります。
また、逆にビタミンEをサプリメントなどで過剰摂取した場合にも血が固まりにくくなり、骨が減ってもろくなる骨粗しょう症になる可能性があります。
ビタミンEは脂溶性のため、体内に蓄積されやすく、体外に排出されにくい性質がありますので、過剰摂取にならないように注意が必要です。
ビタミンEの摂取の目安
ビタミンEの1日当たりの目安は18〜29歳の大人の男子で7㎎/日、18〜29歳の大人の女子で6.5㎎/日、上限は大人の男子で800㎎/日、大人の女子で650㎎/日となっています。
また、ビタミンEの健康の効能が期待できる量は100〜300㎎程度といわれています。
目安量は最低限度量のことですから、ふつうの食生活でまず不足することはありません。
しかし、美容や老化防止(アンチエイジング)などの効能を期待するにはサプリメントで過剰摂取にならない程度に補うほうがいいでしょう。
ビタミンEのまとめ
ビタミンCが水溶性のビタミンであるのに対し、ビタミンEは脂溶性のビタミンで植物などの光合成により生成されます。
ビタミンEは植物油ではひまわり油、コーン油、オリーブ油、キャノーラ油、大豆油などに多く含まれています。
豆などではアーモンド、ピーナッツ、大豆などに多く含まれています。
ビタミンEには強い抗酸化作用があり、体内で活性酸素から細胞を守っています。
ビタミンEはビタミンCが存在すると抗酸化力を十分に発揮することができます。
つまり、ビタミンEはビタミンCとともに美容や老化防止(アンチエイジング)の効能が期待できます。
ビタミンEの欠乏は神経障害や血液の赤血球の破損のため溶血性貧血の原因となることがあります。
また、逆にビタミンEを過剰摂取した場合にも血が固まりにくくなり、骨が減ってもろくなる骨粗しょう症になる可能性があります。
ビタミンEは脂溶性のため、体内に蓄積されやすく、体外に排出されにくい性質がありますので、過剰摂取にならないように注意が必要です。
ところで、
ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。
I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.
こちらに興味をもっていただけそうなものがあります。よろしければ、最新情報をご覧になってください。