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脱臼(だっきゅう)

古代ローマの将軍マリウスはローマのために戦ってくれたカメリア市の1,000人の兵士にローマの市民権を与えました。

これをローマの法律違反だととがめた人間がありましたが、マリウスはそれに答えました。

「なにしろ、武器の物音がやかましくて、法律のことばなど聞こえなかったのだ」

自分は安全なところにいて、こういう文句をつける人間は昔からいるのですね。

死ぬか生きるかの瀬戸際で戦ってくれた兵士の恩義に報いるのは当然だと思いますが。

戦争は昔も今も、脱臼程度のケガではすみませんからね。

脱臼(だっきゅう)とは

脱臼(だっきゅう)とはスポーツなどで関節の動かせる範囲を超える動きをしたために、骨同士がはずれて正しい位置からずれてしまった状態のことをさします。

のずれる程度によって完全脱臼と不完全脱臼にわけられます。

また、脱臼の原因により、外傷性と疾患性にもわけることができます。

しかし、脱臼は骨が折れるなどして、骨そのものに異常が起きた状態ではありません。

脱臼はとくに股関節(こかんせつ)や肩関節(かたかんせつ)や肘関節(ちゅうかんせつ)、あご、指の関節などによく起こります。

脱臼の症状

脱臼をすると、関節の周りの靭帯(じんたい)や腱(けん)も同時に損傷することが多いので、激しく痛み、関節を動かせなくなることもあります。

脱臼自体は骨の位置を整復し、ギプスやテーピングなどを行って安静にしていると治すことができます。

しかし、自分の判断で治療を中止して、スポーツなどをすると、再脱臼することがあります。

肩やあごの脱臼は癖になりやすく、何度も繰り返すことがありますので、注意が必要です。

治療が遅れて正常な状態に戻せなくなっていたり、脱臼が癖になっていたりする場合は手術療法を行うこともあります。

捻挫(ねんざ)とのちがい

捻挫(ねんざ)は関節を構成する関節包や靭帯、滑膜(かつまく)がねじれ、部分的に断裂してしまい、内出血し、炎症を起こして腫れ上がった状態をいいます。

捻挫は靭帯などが損傷をしている状態をさすことばですので、骨が外れている脱臼とはちがいます。

なお、突き指は脱臼も捻挫もあります。

脱臼のまとめ

脱臼とはスポーツなどで関節の動かせる範囲を超える動きをしたために、骨同士がはずれて正しい位置からずれてしまった状態のことをさします。

脱臼はとくに股関節や肩関節や肘関節、あご、指の関節などによく起こります。

脱臼をすると、関節の周りの靭帯や腱も同時に損傷することが多いので、激しく痛み、関節を動かせなくなることもあります。

脱臼自体は骨の位置を整復し、ギプスやテーピングなどを行って安静にしていると治すことができます。

しかし、自分の判断で治療を中止して、スポーツなどをすると、再脱臼することがあります。

肩やあごの脱臼は癖になりやすく、何度も繰り返すことがありますので、注意が必要です。

治療が遅れて正常な状態に戻せなくなっていたり、脱臼が癖になっていたりする場合は手術療法を行うこともあります。

ところで、

ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。

I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.

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