健康食品・サプリメントの泉

ゼラチン

大正の洋画家、佐分真(さぶりまこと)がパリのノートルダム聖堂を描こうと思ってでかけると、そこにはすでに先客がいて、彼のキャンバスは真っ白でした。

夕方、佐分が画をだいたい仕上げても、先客の彼のキャンバスは真っ白のままでした。

翌日、佐分が仕上げにしに行くと、先の男がもういて、白いキャンバスを広げていました。

画を仕上げた佐分がその男のキャンバスを見ると、やはり白いままでした。

後日、この男はフランスの野獣派と呼ばれるフォービズムの代表的画家アンドレ・ドランだとわかりました。

ドランは佐分よりも巧かったのですが、遅筆だったわけです。

でも、後世に残るような絵画の価値は巧いほうに価値がありますから、ドランの方が画家としては上ということですね。

ものごとは、時間がかかってもきちんとやらなければいけないというお話でした。

ゼラチンとは

ゼラチンは動物、おもにウシやブタの靭帯(じんたい)腱(けん)皮膚などの不純物を除去したあと、水を加えて熱処理をし、精製した熱変性水溶性コラーゲンが主成分のタンパク質の混合物です。

ゼラチンはお湯に溶け、冷やすと固まりますので、ゼリー食品の原料になります。

ゼラチンは水と混ぜる割合を変えることによって、固まる際の固さも調整できます。

フルーツゼリーをつくる場合に、パイナップルやキウイフルーツのようにプロテアーゼというタンパク質分解酵素を含む果実を使った場合はゼラチンが固まりません。

パイナップルゼリーの場合はタンパク質分解酵素が無効になった缶詰のパイナップルを使うか、ゼラチンの代わりに寒天を使ってつくっています。

ゼラチンの利用

ゼラチンの精製度の高いものはゼリー等の食品やチーズ、ハム、ソーセージなどのゲル化材、増粘材、安定剤としての添加物として利用されています。

医薬品としては各種カプセルの原料のほか、湿布剤にも使われています。

ゼラチンは化粧品には増粘剤としてシャンプーやリンスとして利用されるばかりではなく、その主成分である、コラーゲンの保湿作用に注目されて化粧基材の1つとして利用されています。

そのほか、ゼラチンは写真のフィルムや印画紙にも使われていますが、デジタルカメラの普及で使用量は減っています。

ゼラチンの精製度低いものは膠(にかわ)として日本画の絵の具などの画材や工芸品などの接着剤として利用されています。

とくに、接着剤としての膠は洋の東西を問わず、木と木を接着するのに使われています。

ゼラチンの栄養分

ゼラチンは原料がおもにウシやブタの皮膚や骨、靭帯(じんたい)、腱(けん)なので、ゼラチンのほとんどがタンパク質です。

ゼラチンにはリジン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、バリン、メチオニンなどの必須アミノ酸が含まれています。

しかし、トリプトファンと呼ばれる必須アミノ酸が欠けていること、グリシン、プロリンの非必須アミノ酸やグルタミン酸などの量が多いので、ゼラチン単体では栄養学的には価値が低くなっています。

また、ゼラチンにはコラーゲンと同じようにシスチンやシステインも含まれていません。

必須アミノ酸のトリプトファンを多く含む、乳製品とゼラチンを一緒に摂取するなどの工夫をすれば、栄養価の高い食品にすることができます。

ゼラチンのまとめ

ゼラチンは動物、おもにウシやブタの骨、靭帯(じんたい)、腱(けん)、皮膚などの不純物を除去したあと、水を加えて熱処理をし、精製した熱変性水溶性コラーゲンが主成分のタンパク質の混合物です。

ゼラチンはゼリー等の食品などのゲル化材、増粘材、安定剤としての添加物として利用されていますし、医薬品としては各種カプセルの原料のほか、湿布剤にも使われています。

化粧品には増粘剤としてシャンプーやリンスとして利用され、化粧基材の1つとしても利用されています。

ゼラチンの精製度低いものは膠(にかわ)として日本画の絵の具などの画材や工芸品などの接着剤として利用されています。

ゼラチンは必須アミノ酸を多く含んでいますが、トリプトファンと呼ばれる必須アミノ酸が欠けています。

また、ゼラチンにはコラーゲンと同じようにシスチンやシステインも含まれていません。

トリプトファンを多く含む、乳製品とゼラチンを一緒に摂取するなどの工夫をすれば、栄養価の高い食品として食べることができます。

なお、サプリメントとしてのコラーゲンを含むゼラチンはあくまでも、サプリメントですので、医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

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