健康食品・サプリメントの泉

シュウ酸

18世紀のフランスの啓蒙思想家ヴォルテールにある若い男が「就くとしたらどんな職業がよいでしょう?」と尋ねたことがありました。

するとヴォルテールは「何も知らなくてもなれるのは医師だよ。全然知っていない薬をそれ以上に知っていない身体に飲ませるのだからな」といいました。

18世紀当時のフランスはそうだったのかもね。

いや、ヴォルテールの皮肉でしょう。

現在では医薬品も身体も知っていないと医師になれませんからね。

それに診断によい道具もそろっています。

実際、私の尿路結石は超音波エコーですぐに診断がつきました。

いえ、別に超音波エコーに感謝しているのではありません。

もちろん、診断してくれた医師に感謝していますよ。

念のため。

シュウ酸とは

シュウ酸はカルボキシル基が2個結合したジカルボン酸で植物にシュウ酸カルシウムやシュウ酸カリウムなどの塩として広く存在します。

シュウ酸はふつう2分子の結晶水をもつ三角錐状の昇華性をもった結晶であり、水に溶けやすい性質を持っています。

シュウ酸は体内で血液中のカルシウムイオンと強く結合するため毒性があり、毒物及び劇物取締法により医薬用外劇物に指定されています。

なお、シュウ酸の英名oxalis acidはスウェーデンの化学者・薬学者カール・ヴィルヘルム・シェーレにより1776年、カタバミ(oxalis)から初めて単独で分離されたことから命名されました。

シュウ酸を含む食物

タデ科、カタバミ科、ホウレン草などのアカザ科の植物にはシュウ酸水素ナトリウムなどの水溶性シュウ酸塩がサトイモ科にはシュウ酸カルシウムなどの不溶性シュウ酸塩が含まれています。

ヤマイモをすりおろしたトロロが皮膚につくとかゆみを生じるのはシュウ酸カルシウムの針状結晶が皮膚に刺さって刺激を受けるためといわれています。

シュウ酸はどんな野菜にも含まれていますが、シュウ酸を多く含む野菜としてはホウレン草、小松菜、タケノコなどがあり、お茶の玉露紅茶コーヒーなどの飲料にも含まれています。

過剰なシュウ酸摂取は結石の原因になるとも考えられていますが、ホウレン草などの水溶性のシュウ酸を取り除くには調理でゆでることで減少させることができます。

また、カルシウムを同時に摂取するとシュウ酸がカルシウムと腸内で結合してシュウ酸塩となり体内に吸収されにくくなります。

ホウレン草のおひたしにカツオブシとちりめんじゃこなどの小魚などをまぶすのは正解です。

また、紅茶、コーヒーを飲むときはミルクを入れるということもシュウ酸の摂取を軽減するよい方法です。

尿路結石

尿管などにできる結石の尿路結石(にょうろけっせき)を形成するのはおもにシュウ酸カルシウムです。

シュウ酸は水にとけやすい性質とカルシウムと結合しやすい性質を持っています。

食物や飲み物から体内に摂取されたシュウ酸は小腸大腸などの腸管から吸収されて血管に入り、腎臓(じんぞう)を経由して尿管にでてきます。

腎臓(じんぞう)から尿管・膀胱(ぼうこう)・尿道(にょうどう)までの経路、つまり尿路で尿の中にとけ込んでいるシュウ酸やリン酸などとカルシウムとが結合したものが尿路結石になります。

ビタミンCは体内でさまざまな物質に変化しますが、その1つにシュウ酸があります。

体内のビタミンCの一部がシュウ酸に代謝されて腎不全(じんふぜん)を起こすという可能性も指摘されていますが、ビタミンC摂取と腎不全の因果関係は立証されていません。

ところで、また、私事で恐縮なのですが、私は2年ほど前に尿路結石の診断を受けたことがあります。

尿路結石は膵炎(すいえん)、胆管結石とならんで三大激痛病ともいわれています。

私の場合も、それはもう痛くて、七転八倒でした。

どういう姿勢をとっても錐(きり)で突かれたような激痛が左下腹部に走り、うなるしかしようがありませんでした。

激痛が少しおさまった状態ですぐに、かかりつけ医の内科にいきますと、超音波エコーですぐに診断されました。

かかりつけ医は内科でしたので処置ができず、総合病院の泌尿器科に紹介状を書いてもらい、痛み止めを飲んで総合病院の泌尿器科に行くことになりました。

尿路結石という診断でしたので、とりあえず、自分の判断で水を2ℓ、1晩で飲みますと翌朝までには激痛はきれいにおさまりました。

念のため、総合病院の泌尿器科に行きましたが、尿路結石はきれいに消えていました。

水を2ℓ飲んだおかげで、尿路結石は体から排出されてしまったとのことでした。

それ以来、コーヒー好きの私は、コーヒーをよく飲みますが、さらに水もよく飲むようになりました。

あんな痛みはもうごめんです。

皆さんも尿路結石が気になる方は水をたくさん飲みましょう。

シュウ酸のまとめ

シュウ酸はカルボキシル基が2個結合したジカルボン酸で植物にシュウ酸カルシウムやシュウ酸カリウムなどの塩として広く存在します。

シュウ酸はふつう2分子の結晶水をもつ三角錐状の昇華性をもった結晶であり、水に溶けやすい性質を持っています。

シュウ酸は体内で血液中のカルシウムイオンと強く結合するため毒性があり、毒物及び劇物取締法により医薬用外劇物に指定されています。

タデ科、カタバミ科、ホウレン草などのアカザ科の植物にはシュウ酸水素ナトリウムなどの水溶性シュウ酸塩がサトイモ科にはシュウ酸カルシウムなどの不溶性シュウ酸塩が含まれています。

シュウ酸はどんな野菜にも含まれていますが、シュウ酸を多く含む野菜としてはホウレン草、小松菜、タケノコなどがあり、お茶の玉露や紅茶、コーヒーなどの飲料にも含まれています。

過剰なシュウ酸摂取は結石の原因になるとも考えられていますが、ホウレン草などの水溶性のシュウ酸を取り除くには調理でゆでることで減少させることができます。

また、カルシウムを同時に摂取するとシュウ酸がカルシウムと腸内で結合してシュウ酸塩となり体内に吸収されにくくなります。

ホウレン草のおひたしにカツオブシとちりめんじゃこなどの小魚などをまぶすのは正解です。

また、紅茶、コーヒーを飲むときはミルクを入れるということもシュウ酸の摂取を軽減するよい方法です。

なお、健康食品やサプリメントとしての酢・黒酢はあくまでも、健康食品ですので、医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

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