健康食品・サプリメントの泉

ビタミンC

万物は流転すると看破した、古代ギリシャの哲学者ヘラクレイトスの最期は体調不良になり身体がむくみました。

そこで、ヘラクレイトスはウシ小屋に入り、ウシの糞(ふん)の中に寝転びました。

ウシの糞のあたたかみで身体の中の水分が蒸発するだろうと思ったからです。

ところが、ヘラクレイトスはそのまま糞まみれで死んでしまいました。

賢人のはずの哲学者でも思い込むとこうなりますか。

ビタミンCも医薬品に入っているのですから、効能が確かにあるのですが、これに効くはずだという思い込みはやめましょう。

でないと、ヘラクレイトスのように疾患を悪化させることにもなりかねません。

ビタミンCとは

ビタミンCはアスコルビン酸ともいわれ、代謝など体内のさまざまな活動で重要な役割を果たしているビタミンです。

大多数の動物ではビタミンCを体内で合成することができます。

しかし、人間などの霊長類の一部とモルモットなどは体内でビタミンCを合成することができません。

ですから、ビタミンCを野菜や果物などの食物から補う必要があります。

ビタミンCは熱に弱く、加熱すると空気中の酸素や水分との反応が促進され、酸化されてしまいます。

ジャガイモやサツマイモなどのビタミンCのようにデンプンで保護されて酸素に接触しない場合には加熱してもビタミンCは壊れにくくなっています。

しかし、加熱するに従いビタミンCの残存量はやはり減少し、最終的には25%程度にまで減少してしまいます。

ビタミンCの量

ビタミンCの大人の1日あたりの摂取量として厚生労働省が定める推奨量は100㎎です。

この量を下回ると壊血病(かいけつびょう)などの各種欠乏症が現れる可能性があります。

ビタミンCは天然でも合成でも違いはなく、サプリメントとして摂取することもできます。

しかし、野菜や果物から摂取する場合と比べて、合成のビタミンCは排出される時間が天然物とくらべて速いという報告があります。

ビタミンCは水溶性ですので、体内で吸収されずに余ったビタミンCは尿中に排出されますが、数gという分量を1回に摂取すると、下痢を起こすことがあります。

なお、ビタミンCの量の表記において、レモン20個分のビタミンCなどという表現があります。

これはレモン1個分のビタミンCは20㎎になりますので、400㎎のビタミンCを含んでいるということになります。

ビタミンCの効能

ビタミンCは血管や皮膚などのコラーゲンのタンパク質が合成されるときに補酵素として必要になります。

ビタミンCを欠いた食事を続けていると血管や皮膚などの正常なコラーゲンが合成できなくなり、壊血病を引き起こすことになります。

その他、消化管での鉄分の吸収の促進、肝臓コレステロールから胆汁酸を合成して、胆汁を産出するときにもビタミンCは深く関わっています。

活性酸素DNAやタンパク質を攻撃し、また、脂質を酸化させますが、ビタミンCには強い抗酸化力があり、体内の活性酸素を自分が酸化されることによって消去します。

その後、活性酸素によって酸化されたビタミンCは各種の酵素によって、ビタミンCに還元・再生されます。

また、ビタミンCにはビタミンEの再生機能もあります。

ビタミンEは、酸化された脂質を還元しますが、ビタミンE自身も酸化されます。

酸化されたビタミンEをビタミンCがビタミンEに還元して戻します。

ビタミンCは強力な抗酸化作用がありますので、壊血病の予防、鉄分などのミネラルの吸収促進、傷の治療にも用いられます。

そのほか、ビタミンCは風邪インフルエンザその他の感染症に対する医薬品としても利用されています。

喫煙者の場合も体内の活性酸素がタバコのヤニ、タールなどの発ガン物質と結びついて細胞のガン化を促進するといわれています。

喫煙者は抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンEなどを摂ることで発ガン性を軽減する効能が期待できます。

しかし、一方で体内のビタミンCの一部がシュウ酸に代謝されて腎不全(じんふぜん)を起こすという可能性も指摘されています。

それでも、今のところビタミンC摂取と腎不全の因果関係は立証されていません。

ビタミンCのまとめ

ビタミンCはアスコルビン酸ともいわれ、コラーゲン、胆汁酸の生成や代謝など体内のさまざまな活動で重要な役割を果たしているビタミンです。

体内でビタミンCを合成することができないので、野菜や果物などの食物から補う必要がありますが、ビタミンCは熱に弱く、加熱すると酸化されて減少します。

ビタミンCは強力な抗酸化作用がありますので、壊血病の予防、鉄分などのミネラルの吸収促進、傷の治療に用いられ、風邪やインフルエンザその他の感染症に対する医薬品としても利用されています。

なお、健康食品としての酢・黒酢を含む健康食品やサプリメントはあくまでも、健康食品ですので、医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

こちらに興味をもっていただけそうなものがあります。よろしければ、ご覧になってください。

こちらからどうぞ1
こちらからどうぞ2
こちらからどうぞ3

最新情報はこちらからどうぞ