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メラトニン

「恩讐の彼方に」などを書いた大正、昭和の小説家、菊池寛(きくちかん)はある夜どうしても寝つかれないので睡眠剤のカルチモンを飲みました。

ところが、どうしたことかますますがさえて眠れませんでした。

しかたなく菊池寛は家の外にでて「ウマも四つ足、イヌも四つ足」と口から適当なことをいいながら1晩中歩き回りました。

そりゃそうでしょうね。

小説家は1晩、2晩の徹夜はざらにある不規則生活の代表みたいなものですからね。

睡眠ホルモンのメラトニンもどうなっていたことやら。

メラトニンとは

メラトニン松果腺(しょうかせん)から分泌されるホルモンです。

メラトニンの血液中の濃度は昼に低く夜に高く、睡眠と深く関係しています。

メラトニンはセロトニンが太陽光によって体内時計に働きかけることで、覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があり、睡眠ホルモンと呼ばれています。

メラトニンはメラトニン受容体の活性化のほか、強力な抗酸化力があり細胞の新陳代謝を促す働きや核DNAおよびミトコンドリアDNAを保護する働きも持っています。

また、メラトニンはおもに不眠や時差ボケの解消など睡眠障害の治療に利用されていて、ほかにも不妊症の治療などにも利用されています。

メラトニンの機能

  1. 睡眠・生体リズムの調節作用
    • 朝、太陽の光を浴びると、脳にある体内時計がリセットされて活動状態になり、目覚めます。
    • また、体内時計からの指令で、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が止まります。
    • 目覚めてから15時間ぐらい経過すると体内時計から指令がでてメラトニンが再び分泌されます。
    • そして、ゆっくりとメラトニンの分泌が高まっていき、その働きで脈拍や深部体温、血圧が低下し、睡眠に適した状態に導かれ眠気を感じるようになります。
    • また、毎日朝日を浴びて規則正しく生活することで、メラトニンの分泌する時間や量が調整され、季節に応じた体内時計の機能、生体リズムが調整されます。
    • そのため夜遅くまで起きている不規則な生活や夜間に強い光を浴び、昼間太陽光を浴びないような生活を続けるとメラトニンがうまく分泌されず、不眠症などの睡眠障害の原因となります。
    • また、メラトニンは1〜5歳の子どものころにもっとも多く分泌され、加齢とともに分泌量が減っていきます。
    • そのため、加齢とともに眠る時間が短くなっていきます。
    • 子どもは10時間以上も眠ることがありますが、大人では7時間程度、高齢者では4時間という方も珍しくありません。
  2. 抗酸化作用
    • メラトニンの抗酸化作用により生殖細胞が活性酸素から保護され、そのため生殖細胞が活性化されます。
    • また、ホルモンバランスも改善されるため、不妊症の治療に有効であるとの報告があります。
    • ただし、メラトニンには性腺抑制作用もあり、過剰に摂取すると月経を止める作用などもあって医師などの専門家に相談することが大切です。
  3. 性腺抑制作用
    • メラトニンが増加すると性腺刺激ホルモンが抑制されて生殖腺の発達と機能を抑制します。
    • 逆にメラトニンが減少すると性腺刺激ホルモンが増加し、性腺刺激ホルモンの過剰分泌になって早熟することになります。

メラトニンの副作用

メラトニンは摂取する時刻や量を間違えると副作用がでることがあります。

また、医師などの専門家の指導がない限り、14歳以下の子ども、妊娠を希望する女性、妊婦、授乳中の女性の方は使用してはいけません。

不眠症治療剤であるラメルテオンが不眠症における入眠困難の改善で販売されています。

しかし、ラメルテオンは体重増加の副作用やうつ病の危険性を2倍に高めるとのデータ分析がアメリカでだされています。

メラトニンのおもな副作用としては次のものがあります。

メラトニンのまとめ

メラトニンは脳の松果腺(しょうかせん)から分泌されるホルモンです。

メラトニンの血液中の濃度は昼に低く夜に高く、睡眠と深く関係しています。

メラトニンはセロトニンが太陽光によって体内時計に働きかけることで、覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があり、睡眠ホルモンと呼ばれています。

メラトニンの機能としては太陽光による睡眠・生体リズムの調節作用、抗酸化作用による細胞の新陳代謝、性腺刺激ホルモンの調整による性腺抑制作用などがあります。

メラトニンのおもな副作用としては、悪夢を見る、低血圧になる、睡眠障害(服用時刻を間違えると体内時計を乱すことになる)、生殖機能の退化、腹痛(多量に摂取した場合)などがあります。

なお、健康食品やサプリメントとしての酢・黒酢はあくまでも、健康食品ですので、医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

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