健康食品・サプリメントの泉
タンニン
あるウイスキー会社が「老人と海」などを書いたアメリカの小説家、ヘミングウェイの顔と名前をCMに使わせてくれと申しでました。
条件は4,000ドル、つまり今の価値で約1,500万円と一生飲むだけのウイスキーでした。
しかし、ヘミングウェイはこの話を断りました。
ヘミングウェイいわく「4,000ドルぐらいで好きでもないウイスキーを飲まされてたまるものか。俺には特別の愛用酒があるんだ」だそうです。
かっこいいですね。
今でいえばクールでしょうか。
昔は渋いといいました。
渋いといってもタンニンとは関係ありませんが。
タンニンとは
タンニンはほとんどの植物に含まれるポリフェノールのことです。
このポリフェノールは植物の木質部、樹皮、葉、小枝、実、莢(さや)、根などにあります。
タンニンはタンパク質、アルカロイド、金属イオンと反応して強く結合して、縮んでひきしまる、つまり収斂(しゅうれん)し、渋く感じるのでその植物の葉や果実、根などが動物や昆虫などによって傷つけられることを防ぐ役割を持っています。
また、柿などの果実の部分に含まれているタンニンは、果実が熟していくにつれて含有量が少なくなっていく特徴があります。
お茶に含まれるカテキンなどのポリフェノールもタンニンの一種です。
タンニンの利用
タンニンはタンパク質に結合して、収斂するので、渋く感じるのですが、皮のなめしでは、硬化や腐敗に関係するタンパク質を除くのに使われます。
皮革のなめしに用いられるタンニンはふつう、ブナやナラ、カシなどの虫こぶからとれる没食子(もっしょくし)やヌルデの虫こぶからとれる五倍子(ごばいし)などの虫こぶから大量に抽出されます。
このタンニンはまた、鉄の塩化物と反応して青黒色の沈殿を生じますので、インクなどの原料にも使います。
なお、タンニン酸はタンニンの一種でタンニンと同義語ですが、没食子や五倍子などから抽出したものをいいます。
タンニンの効能
タンニンはお茶のカテキンや柿渋の成分でも有名ですが、食物として摂取すると殺菌作用を始め、血中のコレステロール値を低下させるほか、高血圧を予防する効能が期待できます。
- 脂肪の蓄積予防、脂肪の燃焼
- 動脈硬化の予防
- 高血圧の予防
- タンニンには血圧上昇酵素を抑えて血圧を下げる作用があります。
- そのためタンニンは高血圧の予防の効能が期待できます。
- 血糖値の上昇の抑制
- 老化防止(アンチエイジング)、抗ガン
- 虫歯や歯周病の予防、消臭
- インフルエンザ、風邪の予防
タンニンのまとめ
タンニンはほとんどの植物に含まれるポリフェノールのことです。
タンニンは植物の木質部、樹皮、葉、小枝、実、莢、根などにあります。
タンニンはタンパク質、アルカロイド、金属イオンと反応して強く結合して、縮んでひきしまる、つまり収斂し、渋く感じるのでその植物の葉や果実、根などが動物や昆虫などによって傷つけられることを防ぐ役割を持っています。
タンニンはその収斂作用により、皮のなめしやインク、収斂剤などに使われてきました。
食物として摂取するタンニンには脂肪の蓄積予防、脂肪の燃焼、動脈硬化の予防、高血圧の予防、コレステロールの調整、血糖値の上昇の抑制、老化防止、抗ガン、虫歯の予防、消臭、インフルエンザや風邪の予防などの効能が期待できます。
ところで、
ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。
I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.
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