健康食品・サプリメントの泉
カテキンなどの
「野生の呼び声」「白い牙」などを書いた、20世紀初頭のアメリカの小説家ジャック・ロンドンはあるとき、締め切りまでに原稿が書けませんでした。
雑誌の編集長はロンドンに電話して「24時間以内に書いてくださらなければ、私はあなたの尻を蹴とばしますぞ。私は必ず約束を守る男です」といって脅しました。
すると、ロンドンは「私も足で果たせる約束なら、必ず守るのですが…」と答えました。
原稿の締め切りはだれでもこうなりますね。
とくに原稿を書く方は書けないから焦りますが、焦るから書けないという悪循環に陥ってしまうのです。
こんなときはお茶でも飲んでリラックスしないとかえって書けないものです。
カテキンとは
カテキンはお茶に含まれる渋味の成分です。
お茶にはカフェインとならんでカテキンが含まれています。
テアニンは茶ノ木その他ごく一部の植物に含まれる特有の成分で、日光に当たるとカテキンに変化します。
カテキンは茶葉の水分を除いた重さの約20%を占めています。
カテキンはタンニンという成分の名前で呼ばれることもありますが、カテキンはタンニンの一種です。
タンニンはカテキンのほかの成分も含めた渋味の成分のことです。
緑茶を除いたお茶、ウーロン茶、紅茶などは発酵という工程をとっています。
そのため、発酵で重合したカテキンの色が無色から赤などに変化しています。
しかし、ウーロン茶、紅茶などのお茶もカテキンを含んでいます。
なお、この発酵はいわゆる善玉菌(ぜんだまきん)といわれるビフィズス菌や乳酸菌などによる発酵ではなく、茶葉に含まれている酵素による発酵です。
カテキンの効能
- 脂肪の蓄積予防、脂肪の燃焼
- 動脈硬化の予防
- 高血圧の予防
- カテキンには血圧上昇酵素を抑えて血圧を下げる作用があります。
- そのためカテキンは高血圧の予防の効能が期待できます。
- 血糖値の上昇の抑制
- 老化防止(アンチエイジング)、抗ガン
- 虫歯や歯周病の予防、消臭
- インフルエンザ、風邪の予防
カテキンの安全性
欧米ではカテキンの摂取により肝臓障害を起こす症例が見られています。
カテキンはもともと医薬品として販売されていたのですが、肝臓移植が必要な重症例が報告され、欧米では販売が禁止されているそうです。
日本ではお茶を飲む習慣が定着していたからか、肝臓障害を起こす症例は報告されていません。
ですが、多量のカテキンを摂取する場合には注意が必要です。
お茶に限らず何でもほどほどにということですね。
カテキンのまとめ
カテキンはお茶に含まれる渋味の成分です。
カテキンは脂肪蓄積や高血圧、動脈硬化の予防、コレステロールの調整、血糖値の上昇の抑制、糖尿病の予防、老化防止(アンチエイジング)、抗ガン、虫歯予防、口臭の消臭、インフルエンザや風邪の予防などさまざまな効能が期待できる成分です。
ところで、
ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。
I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.
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