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フィブリノーゲン

17世紀から18世紀のイギリスの詩人のウィンチルシー伯爵夫人のことを詩人のジョン・ゲイが「ものが書きたくてうずうずしている青鞜夫人だ」といいました。

すると、ウィンチルシー伯爵夫人も「ゲイは椅子に座っているよりも、椅子の前を歩く方が似合っているわ」といいかえしました。

ゲイはウィンチルシー伯爵夫人のことを文芸趣味の女性であって詩人ではないとこきおろしたのですね。

それに対して、ウィンチルシー伯爵夫人もゲイのことをウェイターであって詩人ではないといいかえしたのですね。

ケンカを売る方も売る方ですが、買う方も買う方ですね。

まあ、流血沙汰になるよりはましですが。

流血沙汰になっても、フィブリノーゲンがちゃんと機能していれば、止血されて、少なくとも失血死はしないでしょう。

フィブリノーゲンとは

フィブリノーゲンは線維素原ともいわれ、肝臓で合成される血液凝固に関係するタンパク質です。

フィブリノーゲンはタンパク質分解酵素のトロンビンの作用でフィブリンになります。

止血の仕組み

血管が傷つくと傷口に血小板が付着します。

さらに付着した血小板から濃染顆粒、ADP(アデノシン二リン酸)などの物質が放出され、ほかの血小板を集めます。

そして、血小板が傷口の血管内皮細胞の細胞外基質、つまり細胞外マトリックス(Extracellular Matrix)のコラーゲンに触れて粘着性を増し、次々と層状に重なって血のかたまり、血栓を形成します。

この血栓は血管壁の破れをふさぎますが、一時的なものであってまだ完全な止血ではありません。

さらに、タンパク質分解酵素のトロンビンの作用によって、血液中に溶けている血漿(けっしょう)の中のタンパク質のフィブリノーゲンがフィブリンという糸状の繊維素に変わります。

そして、このフィブリンの作用を受けて赤血球がかたまりとなり、さらに血管壁の破れをふさいで最終的な止血となります。

止血のその後

傷ついた血管壁が再生されると、血液中の血漿の中のタンパク質の一種でグロブリンに含まれるプラスミンが活性化し、フィブリンを溶かして血栓を消失させることになります。

傷が体外にあって傷口の血栓が乾燥したものをかさぶたと呼びます。

かさぶたは傷が治ると自然にはがれ落ちます。

フィブリノーゲンのまとめ

フィブリノーゲンは線維素原ともいわれ、肝臓で合成される血液凝固に関係するタンパク質です。

フィブリノーゲンはタンパク質分解酵素のトロンビンの作用でフィブリンになります。

フィブリンの作用を受けて赤血球がかたまりとなり、さらに血管壁の破れをふさいで最終的な止血となります。

ところで、

ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。

I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.

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