健康食品・サプリメントの泉

副腎皮質ホルモン

ある酒席で古代ギリシャの哲学者のソクラテスが「結婚したらよく妻を仕込まなければならぬ」という議論をとうとうとしました。

するとやはり哲学者のアンティステネスが「だがソクラテスさん、あなたはどうして有名なあなたの悪妻クサンティッペをよく仕込みなさらないんですか」と尋ねました。

それに対してソクラテスがどう答えたのかは不明ですが、教育の理論と実践を地でいっているのですね。

つまり、ソクラテスは他人には妻をよく仕込まなければならぬといいながら、自分は妻をよく仕込んでいないのですね。

実践をともなわない理論というのは机上の空論です。

つまり絵にかいた餅であって、何の役にも立ちません。

ところで話は変わりますが、副腎皮質ホルモンは医薬品としても立派に役に立っています。

ちと、副作用がきついですが。

副腎皮質ホルモンとは

副腎皮質ホルモン脳下垂体の刺激を受けて、副腎皮質内でコレステロールから合成されるホルモンです。

副腎皮質ホルモンは強力な抗炎症作用、免疫制御作用、抗アレルギー作用があり、医薬品としてもステロイド剤としてよく使われています。

副腎はいろいろなホルモンを分泌する内分泌器の1つです。

腎臓(じんぞう)の隣にあることから副腎とよばれていますが、腎臓(じんぞう)とはつながっていません。

副腎は大きく2層構造をしていて、副腎皮質および副腎髄質から構成されています。

副腎皮質からはコルチゾールと呼ばれる糖質コルチコイド、アルドステロンと呼ばれる鉱質コルチコイド、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンのおおむね3つのステロイドホルモンが分泌され、それらのホルモンを副腎皮質ホルモンと総称しています。

なお、副腎髄質からはアドレナリンノルアドレナリンドーパミンの3つのホルモンが分泌され、身体のストレス反応などの調節を行っています。

副腎皮質ホルモンの働き

脳下垂体の前葉から分泌される副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の刺激を受けて副腎皮質ホルモンの合成と分泌を行われています。

副腎皮質ホルモンは炎症の制御、糖質の代謝、タンパク質の異化、血液の電解質の調整、免疫反応などさまざまな働きがあります。

なお、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の検査は糖質コルチコイドの検査と合わせて行うと、視床下部や脳下垂体、副腎皮質の機能の異常が診断できます。

副腎皮質ホルモンの異常による疾患

  1. アジソン病(慢性副腎皮質機能低下症)
    • 2つある副腎の機能の90%以上が損なわれるとアジソン病を発症します。
    • アジソン病の原因としては副腎結核と自己免疫によるものが多く、まれに、ガンの副腎への転移によるもの、先天性のものなどがあります。
    • アジソン病ではコルチゾール、アルドステロンの欠損症状が現れます。
    • 現れる症状はさまざまですが、おもなものとして、色黒、倦怠感、脱力感、体重減少、食欲不振・便秘下痢などの胃腸症状、低血圧低血糖症などがあります。
    • また、不安、集中力の低下などの精神症状や腋毛(えきもう)、恥毛(ちもう)の脱落などもときどきあります。
    • 特発性アジソン病の場合、自己免疫が関係することが多いのですが、甲状腺疾患や糖尿病貧血、真菌症などが合併症状として現れることがあります。
    • アジソン病は血液検査尿検査、ホルモンの検査、腹部CTなどを検査して診断されます。
    • アジソン病の治療は副腎皮質ステロイド剤を症状に合わせて服用します。
  2. クッシング症候群
    • クッシング症候群は慢性のコルチゾールの過剰による症候群の疾患です。
    • コルチゾールは糖質・脂質・タンパク質の代謝や血圧の調節に関わっていて、ストレスを受けると分泌量が増えます。
    • コルチゾールは心拍数の増加や体温・血圧・血糖値の上昇を促し、生体防御機構を活性化させます。
    • そのため、コルチゾールが過剰に分泌されるクッシング症候群は高血圧、糖尿病、骨粗しょう症、感染症などさまざまな疾患を引き起こします。
    • クッシング症候群は脳下垂体にガンができ、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の過剰のためにコルチゾールが増える場合と、副腎皮質にガンができてそこからコルチゾールが多く出てくる場合があります。
    • とくに脳下垂体が原因の場合をクッシング症候群とはいわず、クッシング病と呼んで区別しています。
    • クッシング症候群は手足が細くなってもお腹は太り、赤ら顔になって顔がむくみます。
    • また、お腹や、太ももに赤紫色のヒビが生じることがあります。皮膚は柔らかくなり、痣(あざ)ができやすくなります。
    • 顔にはニキビができ、男性では性欲の減退やインポテンツ、女性では月経異常やヒゲが生えたりします。そのほか、高血圧や糖尿病も併発することがあります。
    • クッシング症候群は血液検査、尿検査、ホルモンの検査、腹部CTなどを検査して診断されます。
    • クッシング症候群の治療は脳下垂体や副腎にできたガンを外科手術で取り除き、副腎皮質ステロイド剤を症状に合わせて服用します。
  3. アルドステロン症
    • アルドステロン症はアルドステロンが大量に分泌され、血中のアルドステロン濃度が高くなる疾患です。
    • アルドステロンは腎臓(じんぞう)に作用してナトリウムの再吸収およびカリウムの排泄を促進させます。
    • アルドステロンが大量に分泌されると、ナトリウムや水が体内に貯留して高血圧となり、血清カリウムが低下します。
    • また、代謝性アルカローシスを発症し、血液のpHがアルカリ側に偏ります。
    • アルドステロン症の症状としては高血圧のほか低カリウム血症による多飲や多尿が起こります。
    • また、発作的に数時間手足が動かなくなる周期性四肢麻痺(まひ)や代謝性アルカローシスによって手指が曲がったまま動かなくなるテタニー発作を起こすことがあります。
    • アルドステロン症を長期間放っておくと心不全などの重大な症状を引き起こすことになります。
    • アルドステロン症も血液検査、尿検査、ホルモンの検査、腹部CTなどを検査して診断されます。
    • アルドステロン症の治療はガンの場合は手術療法で、その他の場合は薬物療法としてアルドステロン抑制剤やアルドステロン阻害剤を症状に合わせて服用します。

副腎皮質ホルモンはステロイド剤として炎症を抑える作用が非常に強く、皮膚炎などに対しては非常に効能のある医薬品でアトピー性皮膚炎などにはよく使われます。

炎症を抑えるということは免疫作用を抑えることですので、細菌などの感染性のものには効能がないかむしろ悪化する場合があります。

副腎皮質ホルモンはよく使用方法を理解して使わないと、副作用に苦しむことやステロイド依存症におちいる危険性があります。

また、副腎皮質ホルモンは短期的に使用するステロイド剤であり、長期間使用し続ける医薬品ではありませんので注意が必要です。

副腎皮質ホルモンのまとめ

副腎皮質ホルモンは脳下垂体の刺激を受けて、副腎皮質内でコレステロールから合成されるホルモンです。

副腎皮質ホルモンは強力な抗炎症作用、免疫制御作用、抗アレルギー作用があり、医薬品としてもステロイド剤としてよく使われています。

副腎皮質からはコルチゾールと呼ばれる糖質コルチコイド、アルドステロンと呼ばれる鉱質コルチコイド、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンのおおむね3つのステロイドホルモンが分泌され、それらのホルモンを副腎皮質ホルモンと総称しています。

副腎皮質ホルモンの異常による疾患としてはアジソン病(慢性副腎皮質機能低下症)、クッシング症候群、アルドステロン症などの疾患があります。

アジソン病もクッシング症候群もアルドステロン症も血液検査、尿検査、ホルモンの検査、腹部CTなどを検査して診断されます。

アジソン病もクッシング症候群もアルドステロン症も治療はガンを外科手術で取り除くか、副腎皮質ステロイド剤や副腎皮質ホルモン抑制剤、副腎皮質ホルモン阻害剤を症状に合わせて服用します。

副腎皮質ホルモンはステロイド剤として炎症を抑える作用が非常に強く、皮膚炎などに対しては非常に効能のある医薬品でアトピー性皮膚炎などにはよく使われます。

なお、健康食品やサプリメントとしてのお茶はあくまでも健康食品ですので、医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

こちらに興味をもっていただけそうなものがあります。よろしければ、ご覧になってください。

こちらからどうぞ1
こちらからどうぞ2
こちらからどうぞ3

最新情報はこちらからどうぞ