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肝硬変

古代ギリシャの樽(たる)の中に棲んでいた犬儒派の哲学者ディオゲネスは人に物乞いをすることも平気でした。

ある人が気前よく施しをディオゲネスにしたところ人々は「なんて気前の良い男だ」と施しをした男をほめました。

するとディオゲネスは「施しを受け取る価値のある俺の方もほめてくれ」といったそうです。

ディオゲネスは図々しいですね。

ところで肝臓は沈黙の臓器といわれていますが、ディオゲネスほど図々しくありませんよ。

肝臓は肝硬変になって機能を失うまで黙々と働き、文句もいいませんからね。

肝硬変とは

肝硬変(かんこうへん)は肝臓病の1つです。

肝硬変は肝細胞がコラーゲンの繊維組織によって置き換えられ、肝臓が硬化し、機能が著しく減少した状態のことをいいます。

肝炎脂肪肝などの慢性の肝障害が進行すると肝細胞が死滅または減少します。

肝細胞はコラーゲンの繊維組織によって置き換えられ、肝臓が硬化し、機能が著しく減少してしまいます。

ウイルス性肝炎やアルコール性肝炎などの肝炎は治療により肝臓を再生して健康状態に戻すことができます。

しかし、肝硬変になってしまいますと肝臓を治療・再生して健康状態に戻すことはとても難しくなります。

そのため、肝硬変の末期になって、腹水がたまるようになりますと、医師による余命宣告がたとえば、余命1年未満などとだされることがあります。

なお、肝硬変は肝臓がまだ機能している状態の代償期肝硬変と完全に機能していない非代償期肝硬変にわけられます。

肝硬変の症状

肝臓は沈黙の臓器といわれ、肝臓に障害が起きても痛みなどの自覚症状もありませんので、合併症によって発見されることが多くなります。その合併症とは

  1. 腹水(ふくすい)
    • 肝硬変で肝臓の機能が低下すると、腹水や浮腫(むくみ)が起きやすくなります。
    • 腹水がたまるとお腹がふくらんで、いわゆるカエル腹になり体重も増えます。
    • また、足もむくみ、おならがでやすくなります。
    • 肝臓の機能の低下により、肝臓でつくられるアルブミンというタンパク質が血液中に少なくなります。
    • その結果、血液の浸透圧が高くなり、水分が血管からにじみでて腹腔にたまるのが腹水の原因とされています。
    • 腹水は肝硬変を知るうえでの大切な指針で、腹部エコー検査ではっきりと調べることができます。
  2. 黄疸(おうだん)
    • 黄疸は血液中のビリルビンが皮下脂肪に大量に溶けだしたときに起こる症状のことで、皮膚やが黄色くなります。
    • 黄疸は肝硬変の約半数に見られ、肝臓の機能が低下して、毛細胆管に行くはずのビリルビンが血液中にでてしまったために起こります。
    • ところで、前述のように腹水から食道静脈瘤までは肝臓がまだ機能している状態の代償期肝硬変といいます。
    • しかし、肝性脳症まで進行してしまいますと肝臓が完全に機能していない非代償期肝硬変になります。
    • 代償期肝硬変の黄疸は比較的軽く、症状が消失することがよくありますが、非代償期肝硬変に現れる黄疸は肝硬変が重篤(じゅうとく)な場合であり、予後がよくありません。
  3. 食道静脈瘤(しょくどうじょうみゃくりゅう)
    • 食道静脈瘤は食道や胃の粘膜の下にある静脈の血管がデコボコにふくらんで蛇行し、瘤(こぶ)状になっている状態のことをさします。
    • この静脈瘤が破裂すると大量出血を起こし、死亡することもあります。
    • 静脈瘤ができてもほとんど痛みや違和感はありませんが、破裂すると大量出血になります。
    • 食道静脈瘤の出血には血を吐く吐血と黒いコールタールのような便がでる下血があります。
    • 静脈瘤の破裂が起こると出血によるショックと肝不全のリスクがあります。
    • 肝硬変の肝臓はもともと流れ込む血流が減少していますので、静脈瘤破裂による大量出血はさらに血流の減少をまねき、肝臓の働きを極端に悪くすることになります。
  4. 肝性脳症(かんせいのうしょう)
    • 肝性脳症は肝臓機能の極端な低下によって、意識障害や夜と昼の取り違えや時や場所がわからなくなる、物を取り違えるなど、ひどい場合は意識の混濁などの精神症状が起こるものです。
    • 健康な場合、腸内フローラに棲む悪玉菌(あくだまきん)などが発酵・分解して腸内で発生した腐敗物は便として排泄され、またアンモニアやメタンなどの腐敗ガスはおならなどに腐敗ガスとして排泄されます。
    • しかし、肝硬変の場合、アンモニアなどを分解する肝機能が低下していますので便秘などで便が身体にとどこおってしまいます。
    • そして、体内に吸収されてしまった腐敗ガスのアンモニアやメタンなどは肝臓で分解されませんので尿素として尿中に排泄されず、血液中のアンモニアが増加します。
    • また、食道やで静脈瘤が破裂して大量出血すると腸管に流れ込みます。
    • 腸管に流れ込んだ血液のタンパク質からは大量のアンモニアが発生します。
    • 血液中のアンモニアは血流によってにまで到達し、アンモニアの毒性によって重度の肝性脳症が起こることになります。

肝硬変の治療

肝硬変になった後、治療によって肝臓を健康状態に戻すことはとても難しくなります。

重要なのは、早期発見と早期治療です。

肝硬変の症状がひどくなってから、肝臓ガンに発展させないように、しかも肝硬変合併症を治療しながら余命を延長することは非常に難しくなります。

肝硬変においては肝臓を再生させることはできませんし、肝硬変そのものを治療できる薬剤はほとんどありません。

肝硬変は余命20年ともいわれ、腹水は肝硬変の末期にあたりますので、さらに余命は短くなっています。

一般的な肝硬変の治療は肝硬変の初期症状によって肝硬変と診断された時点で、肝細胞の繊維化を防ぐ治療をします。

そして、肝硬変の進展を抑えておき、肝硬変の合併症が起こらないように措置するものです。

食道静脈瘤はできたとしてもすぐに破裂するものではありませんので、予防的な治療を行い、未然に静脈瘤の破裂を防ぐことを基本に考えます。

ふだんの生活では安静にしていて、力むことはせず、重いものを持たない生活をし、もし静脈瘤から出血したときはかかりつけの病院へすぐに行くようにします。

さらに、定期的に内視鏡検査をうけ、静脈瘤の出血の原因となる潰瘍(かいよう)やただれが見つかればすぐに治療します。

肝硬変が肝性脳症にまで進行している場合、肝性脳症の治療はタンパク質の制限と薬物療法が主体となります。

肝硬変は肝臓がまだ機能している状態の代償期肝硬変と完全に機能していない非代償期肝硬変にわけられることは前述したとおりです。

腹水から食道静脈瘤までは代償期肝硬変で、肝性脳症まで進行してしまいますと非代償期肝硬変になります。

よく、肝臓病なら良質のタンパク質の摂取がいいといいますが、それは代償期肝硬変までです。

肝性脳症などの症状のあるときは非代償期肝硬変にあたりますので、タンパク質摂取を制限します。

肝性脳症の治療は腸内の悪玉菌を抑え、善玉菌(ぜんだまきん)を増やす乳酸菌製剤を投与する、腸のアンモニア生成・吸収を薬剤で抑える、薬剤で排便を促す、アミノ酸製剤の点滴または内服を行います。

肝硬変のまとめ

肝硬変は肝細胞がコラーゲンの繊維組織によって置き換えられ、肝臓が硬化し、機能が著しく減少した状態のことをいいます。

肝炎、脂肪肝などの慢性の肝障害が進行すると肝細胞が死滅または減少します。

肝細胞はコラーゲンの繊維組織によって置き換えられ、肝臓が硬化し、機能が著しく減少してしまいます。

ウイルス性肝炎やアルコール性肝炎などの肝炎は治療により肝臓を再生して健康状態に戻すことができます。

しかし、肝硬変になってしまいますと肝臓を治療・再生して健康状態に戻すことはとても難しくなります。

肝臓は沈黙の臓器といわれ、肝臓に障害が起きても痛みなどの自覚症状もありませんので、合併症によって発見されることが多くなります。その合併症は、腹水、食道静脈瘤、肝性脳症などです。

肝硬変は肝臓がまだ機能している状態の代償期肝硬変と完全に機能していない非代償期肝硬変にわけられます。

腹水から食道静脈瘤までは代償期肝硬変で、肝性脳症まで進行してしまいますと非代償期肝硬変になります。

一般的には肝硬変の初期症状によって肝硬変と診断された時点で、肝細胞の繊維化を防ぐ治療をしてます。

そして、肝硬変の発展を抑えておき、肝硬変の合併症が起こらないように措置します。

肝硬変になった後、治療によって肝臓を健康状態に戻すことはとても難しくなります。

重要なのは、早期発見と早期治療です。

肝硬変の症状がひどくなってから、肝臓ガンに発展させないように、しかも肝硬変合併症を治療しながら余命を延長することは非常に難しくなります。

なお、健康食品やサプリメントとしてのプラセンタはあくまでも、健康食品ですので、医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

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