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肝臓病などに
ある人がアインシュタイン夫人に「あなたは相対性理論が理解できるのですか?」と尋ねました。
夫人の答えは「いいえ。けれども私はアインシュタインをよく理解していますわ」でした。
いいご夫婦ですね。
ところで、肝臓病であるアルコール性肝炎は禁酒することが基本的な治療法になります。
ですから、本人の努力はもちろんですが、周囲の理解、とくに夫婦間の理解が重要になります。
このアインシュタイン夫妻のようであれば、アルコール性肝炎はすぐに治すことができるかも知れませんね。
肝臓病とは
肝臓病には肝炎、脂肪肝、肝硬変、肝臓ガンなどさまざまな種類がありますが、一般的には肝臓病は肝臓が赤く腫れて熱を持って、肝臓の組織に炎症が起きている状態のこと、つまり肝炎のことをいいます。
肝臓は損傷を受けても機能し続けてしまうので、炎症が起きていることになかなか気がつきません。
肝炎にはウイルス性肝炎、アルコール性肝炎、自己免疫性肝炎、非アルコール性脂肪性肝炎があります。
日本で最も多いのは肝炎ウイルスに感染して起こるウイルス性肝炎です。
肝炎の原因と治療法
- ウイルス性肝炎
- ウイルス性肝炎は肝炎ウイルスに感染することによって肝臓に炎症が起きます。
- ウイルス性肝炎は現在、A型、B型、C型、D型、E型、G型、TTV型などがあります。
- ウイルス性肝炎で日本人に多いのはA型、B型、C型です。
- 昔は輸血や予防接種の注射器の使い回しや母子感染がありましたが、現在はほとんどありません。
- しかし、覚せい剤の注射器、タトウー、入れ墨などの針の使い回し、不衛生なピアス処理などにより、現在、若い方の間に感染が広がっています。
- ウイルス性肝炎の治療としては慢性化したウイルス性の肝炎に抗ウイルス剤としてインターフェロンを投与する治療法があります。
- インターフェロンによる治療法は現在の薬物療法の中で、完治が見込める唯一の治療法といわれていました。
- しかし、効果がある方と効果がみられない方があること、発熱、全身倦怠感などの副作用が多いことが問題でした。
- ところが、2015年7月に治癒効果が100%という画期的な新しい薬剤ハーボニー配合錠が登場しました。
- ハーボニー配合錠は副作用もほとんどなく、3か月ほどの服用で完治が見込めます。
- ハーボニー配合錠は1錠約5万円と高額ですが、保険の適用や国の補助で月間では1〜2万円ですむそうです。
- アルコール性肝炎
- アルコール性肝炎は長い間、お酒を飲み続けることによって引き起こされる肝臓の障害です。
- 肝臓はアルコールを分解するという働きをします。
- しかし、頻繁に大量のアルコールを摂取し続けると肝臓に大きな負担がかかり、肝臓の細胞を傷つけてしまい、炎症を起こしてしまいます。
- また、高calの食物もアルコールと一緒に摂取することが多いので、脂肪肝になることも多いです。
- アルコール性肝炎の治療はまず、禁酒をしてアルコールを断つことが最上の治療法です。
- 禁酒した場合、肝炎の症状が消え、血液検査などの数値も正常になるまでに6週間程度かかります。
- γ(ガンマ)-GT、つまりグルタミルトランスフェラーゼはγ-GTP、つまりグルタミルトランスペプチダーゼとも呼ばれ、肝臓や腎臓(じんぞう)などでつくられる酵素です。
- γ-GTは肝細胞や胆管細胞に存在し、胆汁の中にも存在しています。
- γ-GTは具体的にはグルタチオンなどのγ-グルタミルペプチドを加水分解し、他のペプチドやアミノ酸にγ-グルタミル基を転写する働きがあります。
- γ-GTはアルコールなどによって肝細胞が破壊されたときなどに血液中に漏れでて高値を示すという特徴があります。
- γ-GTの値は脂肪肝や肝硬変、肝臓ガンといった肝臓の疾患や胆石などによる胆道の詰まりなどの判定に使われます。
- γ-GTの適正値は80U/ℓ以下です。
- 重症のアルコール性肝炎の薬物療法には副腎皮質ホルモン剤を使用することもあります。
- 薬剤性肝炎
- 自己免疫性肝炎
- 自己免疫性肝炎は免疫機構が何らかの原因で異常をきたし、肝障害を起こす疾患で、若い女性の方や更年期の女性の方に多いのが特徴です。
- 自己免疫性肝炎の治療は副腎皮質ホルモン剤などの内服による治療が基本です。
- 自己免疫性肝炎は肝機能検査値の推移を見ながら副腎皮質ホルモン剤の量をゆっくり減らしていきます。
- そして、血液検査などの肝機能検査値の数値が安定する最低量の副腎皮質ホルモン剤などを維持量として長期間服用することになります。
- 非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)
肝臓病とプラセンタ
プラセンタとは胎盤のことで、人間の胎盤には女性ホルモンやその他医薬品としても抗酸化作用、抗炎症作用、免疫力の強化、解毒作用などさまざまな有効な成分が多く含まれています。
人間の胎盤のエキスを原料にして更年期障害や肝臓病に効能がある注射剤などの医薬品などが開発されています。
人間の胎盤からつくられた医薬品には副作用が少ないという利点はありますが、効能が緩やかですので、敬遠している病院も多いようです。
そのほか、人間の胎盤はヒト免疫不全ウイルス(HIV)などに関する検査を実施し、安全性を確認していますが、未知の病原体があるかも知れません。
そのため、人間の胎盤からつくった医薬品を注射する場合においては医師によるインフォームド・コンセントと本人の使用同意書が必要になっています。
また、献血の際にもチェックされ、人間の胎盤からつくったラエンネック、メルスモンなどの医薬品を過去に注射されたことがあれば献血できないことになっています。(2006年10月10日より)
肝臓病のまとめ
肝臓病には肝炎、脂肪肝、肝硬変、肝臓ガンなどさまざまな種類がありますが、一般的には肝臓病は肝臓の組織に炎症が起きて、肝臓が赤く腫れて熱を持っている状態のこと、つまり肝炎のことをいいます。
肝臓は損傷を受けても機能し続けてしまうので、炎症が起きていることになかなか気がつきません。
肝炎にはウイルス性肝炎、アルコール性肝炎、自己免疫性肝炎、非アルコール性脂肪性肝炎があります。
日本で最も多いのは肝炎ウイルスに感染して起こるウイルス性肝炎です。
肝炎を治すためには薬物療法を行うことがありますが、禁酒、バランスの良い食事、適度な運動をするなどのライフスタイルの見直しを行い生活習慣病の予防が基本となることが多いです。
ところで、
ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。
I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.
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