健康食品・サプリメントの泉

パントテン酸

1909年(明治42年)、慶應義塾大学文学部予科の1年生は佐藤春夫(さとうはるお)、堀口大学(ほりぐちだいがく)、それに浦上克巳(うらがみかつみ)という3名だけでした。

しかも佐藤春夫は宵っぱりの朝寝坊、堀口大学は病弱で年中風邪ひき、浦上克巳は毎日二日酔いというわけで、その3名でさえほとんど学校にでませんでした。

天下の慶應義塾大学も明治時代には門前雀羅(もんぜんじゃくら)であることもあったのですね。

なお、門前雀羅とは訪問者が少なく門の前に網を張ってスズメを捕まえることができるほど寂れた状態のことをいいます。

その後、佐藤春夫と堀口大学は慶應義塾大学を中退していますし、浦上克巳の消息は不明です。

堀口大学はフランス語をもっと勉強したくなって慶應義塾大学を中退したようですが、病弱でなかったら、もっと勉強できたでしょうね。

ところで、パントテン酸を摂取すると免疫力がアップして風邪をひかないという効能が期待できます。

堀口大学は鶏レバーや納豆などをたくさん食べるとよかったのでしょうね。

パントテン酸とは

パントテン酸はビタミンB5とも呼ばれる水溶性ビタミンでD-N-β(ベータ)アラニンと呼ばれる成分です。

パントテン酸はビタミンB群の中で5番目に発見されたビタミンですが、ビタミンB群は数が多いため、一般的にはビタミンB5ではなくパントテン酸と呼ばれます。

パントテン酸はコエンザイムA(CoA)やホスホパンテテインなどの構成成分であり、糖質代謝や脂質代謝において補酵素として重要な役割を果たしています。

パントテン酸はギリシャ語のどこにでもある酸という意味から名づけられていて、いろいろな食物に含まれていますので、ふつうの食事をしている方では不足することはまずありません。

パントテン酸は食物、とくに鶏レバーなどのレバーや納豆などの豆類に多く含まれていますが、熱や酸、アルカリに弱く、調理をするときに50%近くが失われてしまいます。

また、パントテン酸は食物から摂取するほかに腸内フローラに棲む腸内細菌群によってもわずかに合成されます。

パントテン酸の働き

パントテン酸糖質・脂質代謝に必要不可欠なビタミンですので、パントテン酸が欠乏するとエネルギー代謝の異常や障害を起こします。

パントテン酸はホルモン、免疫抗体などの合成にも関係していて、粘膜や皮膚などの健康維持を助ける働きもしています。

そのためパントテン酸が欠乏すると成長停止、体重減少、皮膚炎、脱毛、副腎障害などの症状がでることがあります。

そのほかにもパントテン酸が欠乏すると手や足のしびれと灼熱感、頭痛、疲労、不眠の不快感をともなう食欲不振などの生理的な悪影響が起こることが知られています。

パントテン酸のおもな働きは次のとおりです。

  1. 善玉コレステロールの合成の促進
    • パントテン酸は血液中の善玉コレステロール、つまりHDLコレステロールの合成を促進する作用を持っています。
    • コレステロールは脂質の1つですが、脂質が食物から体内に吸収されたあと、肝臓で生成され、細胞の膜やホルモンの材料として使用されます。
    • 脂質を摂りすぎたときに悪玉コレステロール、つまりLDLコレステロールが血管の壁に張り付いてアテローム(粥腫)のプラーク(隆起)となってしまい、動脈硬化などを引き起こす原因となることがあります。
    • しかし、コレステロールでも善玉コレステロールは血管に悪玉コレステロールを付着させないようにしてアテロームのプラークの発生を防止する働きがあります。
    • パントテン酸は善玉コレステロールの生成にかかわっているため、パントテン酸を摂取することは脳梗塞(のうこうそく)や心筋梗塞(しんきんこうそく)などの生活習慣病を引き起こす動脈硬化の予防の効能が期待できます。
  2. 副腎皮質ホルモンの働きを促進させる
    • パントテン酸はストレスを緩和する副腎皮質ホルモンの働きを促進させる働きがあります。
    • 副腎皮質ホルモンは腎臓(じんぞう)の隣にある副腎から分泌されるホルモンで、人間の体の血圧、血糖値、水分、塩分などを一定の値に調節する働きがあります。
    • 副腎皮質ホルモンは自律神経の副交感神経に作用してストレスから精神を守る大切な役割も持っています。
    • 副腎皮質ホルモンの分泌が減少すると、ストレスによって体にもさまざまな変調が起こり始めます。
    • 副腎皮質ホルモンの不足は心の病であるうつ病や慢性的な疲労感、水分・塩分調整の乱れによる浮腫(むくみ)や体重増加などの症状を起こします。
    • 副腎皮質ホルモンが不足すると血圧や血糖値のコントロールが悪くなることで、発汗や老廃物などの代謝活動が低下します。
  3. 皮膚や毛髪の健康維持
    • パントテン酸はビタミンCによる皮膚の内側にある真皮層を構成するコラーゲンづくりを促進させる働きを持っています。
    • パントテン酸誘導体を含む医薬品を人間の皮膚に使用したところ、紫外線のダメージが軽減されたという研究報告もあります。
    • それは、パントテン酸によって皮膚を修復する酵素の働きが活性化されますので、パントテン酸による紫外線から皮膚を守る効能が期待できるということです。
    • 皮膚と同じく毛髪もビタミンCやパントテン酸の働きによる新陳代謝によって新たな細胞が生みだされています。
    • パントテン酸の摂取量が少なくなると、ビタミンCの働きが弱まってしまうため、毛髪にうるおいがなくなり、乾燥した髪質になってしまうことがあります。
  4. 免疫の強化

パントテン酸の摂取

パントテン酸はいろいろな食物に含まれていますし、腸内細菌の働きによって、体内でも生成できますので不足することは滅多にありません。

パントテン酸が不足するということは他のビタミンも相当不足しているということですので、パントテン酸の欠乏症なのか、ほかのビタミンの欠乏症なのか判断するのが難しいことがあります。

ただし、例外的に抗生物質を服用している場合、パントテン酸が不足しやすいので注意が必要です。

それは、パントテン酸が抗生物質によって壊されるのではなく、パントテン酸を合成する腸内細菌の働きが弱くなってしまうため、パントテン酸の体内生成が少なくなってしまうためです。

とくに、妊娠中や授乳をしている女性の方はパントテン酸をたくさん消費しますので、パントテン酸を含む食物やサプリメントを多めに摂取することが大切です。

パントテン酸は水溶性ビタミンですので、過剰に摂取しても余分な分は尿中に排泄されてしまい、過剰摂取による異常の報告はありません。

パントテン酸のまとめ

パントテン酸はビタミンB5とも呼ばれる水溶性ビタミンでD-N-β(ベータ)アラニンと呼ばれる成分です。

パントテン酸はビタミンB群の中で5番目に発見されたビタミンですが、ビタミンB群は数が多いため、一般的にはビタミンB5ではなくパントテン酸と呼ばれます。

パントテン酸はコエンザイムA(CoA)やホスホパンテテインなどの構成成分であり、糖質代謝や脂質代謝において補酵素として重要な役割を果たしています。

パントテン酸は食物、とくに鶏レバーなどのレバーや納豆などの豆類に多く含まれていますので、ふつうの食事をしている方では不足することはまずありません。

パントテン酸は熱や酸、アルカリに弱く、調理のときに50%近くが失われてしまいます。

また、パントテン酸は食物から摂取するほか、腸内フローラに棲む腸内細菌群によってもわずかに合成されます。

パントテン酸は糖質・脂質の代謝に必要不可欠なビタミンですので、パントテン酸が欠乏するとエネルギー代謝の異常や障害を起こします。

そのため、パントテン酸が欠乏すると成長停止、体重減少、皮膚炎、脱毛、副腎障害などの症状がでることがあります。

そのほかにもパントテン酸が欠乏すると手や足のしびれと灼熱感、頭痛、疲労、不眠、胃の不快感をともなう食欲不振などの生理的な悪影響が起こることが知られています。

パントテン酸は善玉コレステロール、つまりHDLコレステロールの合成にもかかわっていて生活習慣病を引き起こす動脈硬化を防ぐ働きがあります。

パントテン酸はホルモン、免疫抗体などの合成にも関係していて、粘膜や皮膚などの健康維持を助ける働きもしています。

とくに、妊娠中や授乳をしている女性の方はパントテン酸をたくさん消費しますので、パントテン酸を含む食物やサプリメントを多めに摂取することが大切です。

パントテン酸は水溶性ビタミンですので、過剰に摂取しても余分な分は尿中に排泄されてしまいます。

なお、健康食品やサプリメントとしてのにんにくはあくまでも、健康食品ですので、医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

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