健康食品・サプリメントの泉

アリナーゼ

あるホテルでグレゴリー夫人が主催する文学者の集まりがありました。

その集まりに「ユリシーズ」で有名な20世紀のアイルランドの詩人で小説家のジェームズ・ジョイスは出席を拒否されました。

しかし、彼は汚れた白いテニス・シューズに、ひさしのある帽子、それにアッシュのある杖をつきながら、その集まりに押しかけ出席しました。

それも少しおずおずとした態度で。

イギリスのホテルでの集まりですから、ちゃんとした服装で出席するのが礼儀です。

それをジョイスはそのような服装で出席したというのは、意趣返しなのでしょうね。

でも、態度がおずおずではジョイスも自信がなかったのかも知れませんね。

まあ、そんな人間でも枯れ木も山の賑わいのうちのことわざどおり、集まりを盛り上げるには役立ったのでは?

役立つといえば、にんにくやタマネギに含まれているアリナーゼという酵素もふだんは何もしていません。

しかし、アリナーゼはいざという時ににんにくやタマネギが草食動物に食べられるのを防ぐ役に立っています。

アリナーゼとは

アリナーゼはアリイナーゼとも呼ばれますが、にんにくやタマネギなどの細胞に含まれる酵素です。

にんにくの細胞にはアリインというもっとも代表的な硫化アリルと呼ばれる有機硫黄化合物があります。

にんにくに含まれるアリインはタマネギではイソアリインと呼ばれています。

にんにくの疲労回復などの効能はこのアリインから変化したアリシンによるものです。

アリシンはにんにくやタマネギなどの細胞が傷つけられたとき、細胞のアリインやイソアリインをアリナーゼが触媒して合成する硫化アリルと呼ばれる有機硫黄化合物です。

アリナーゼの働き

アリナーゼは酵素ですので、にんにくやタマネギの細胞が傷つけられたとき、アリシンの合成を触媒します。

にんにくやタマネギはアリナーゼによって臭いや抗菌作用のあるアリシンをつくり、草食動物や細菌などから身を守っています。

にんにくやタマネギを包丁などで切ったときにもアリインやイソアリインとアリナーゼによってアリシンがつくられ、同じ反応が起きます。

しかし、タマネギを切ったときにでる涙の理由は別です。

タマネギにはアリナーゼとは別の催涙成分合成酵素、LFS(Lachrymatory factor synthase)が含まれていて、イソアリインなどと反応します。

つまり、アリシンの刺激で涙がポロポロでるのではありません。

酵素とは

酵素とは生物が食物を消化、吸収、運搬、代謝、排泄にいたるまでに関与する、化学では触媒に相当するタンパク質です。

触媒はたとえばAという物質とBという物質が化学反応をして、Cという物質に変化するときに関与して自分自身は変化しませんが、Cという物質への変化の手助けをする物質のことです。

生物体内でも生化学反応という化学反応は起きています。

例えば唾液(だえき)膵液(すいえき)に含まれているアミラーゼという酵素はご飯などのデンプン麦芽糖ブドウ糖、デキストリンに分解します。

ブドウ糖は腸から体内に吸収され、血管を通る血液から各細胞に行き渡り、生物活動を行ううえでのエネルギーとなります。

アリナーゼのまとめ

アリナーゼはアリイナーゼとも呼ばれますが、にんにくやタマネギなどの細胞に含まれる酵素です。

にんにくやタマネギはアリナーゼによって臭いや抗菌作用のあるアリシンをつくり、草食動物や細菌などから身を守っています。

にんにくやタマネギを包丁などで切ったときにもアリインやイソアリインとアリナーゼによってアリシンがつくられ、同じ反応が起きます。

しかし、タマネギを切ったときにでる涙の理由は別です。

タマネギにはアリナーゼとは別の催涙成分合成酵素、LFS(Lachrymatory factor synthase)が含まれていて、イソアリインなどと反応します。

つまり、アリシンの刺激で涙がポロポロでるのではありません。

なお、健康食品やサプリメントとしてのにんにくを含む健康食品やサプリメントはあくまでも健康食品であって、医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

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