健康食品・サプリメントの泉

アリイン

「恩讐の彼方に」などを書いた、大正・昭和の小説家、菊池寛(きくちかん)はふだん割と口が重かったのですが、それでも感想や意見をよくしゃべりました。

しかし、時にはがんこにふと沈黙の壁の中に閉じこもってしまうことがありました。

こういうときの彼のことを周囲の人たちは「菊池寛ではなくて口きかんだね」といっていました。

なるほど、菊池寛と口きかんを語呂合わせにしたのですね。

とすれば、名は体をよく表しているのかも。

ところで、アリインも名は体を表していればよかったのですが…。

アリイン単体ではどういう効能があるのか、まだよくわかっていませんからね。

アリインとは

アリインは硫化アリルという硫黄分を含むアミノ酸の一種で、揮発性はありませんが、水に溶けやすい性質を持った有機化合物です。

アリインはにんにくにふくまれるもっとも代表的な有効成分で、にんにくのほとんどの効能はこのアリインから変化した物質によるものです。

またアリインはシステインの誘導体でもあります。

システインは皮膚や毛髪ツメなどのケラチンというタンパク質に多く含まれるシスチンというアミノ酸を構成するアミノ酸です。

シスチンはコラーゲンを生成し、強い抗酸化力や代謝を助ける作用があります。

しかし、システインは体内で必須アミノ酸のメチオニンやフェニルアラニンから合成できますが、必要量を合成できないことが多いので、食物から補う必要があります。

アリインの変化

アリインはにんにくには0.5%程度しか含まれていませんが、にんにくの効能や香辛料としての効用など、にんにくの特徴をもっとも表す成分でもあります。

アリインはにんにくの葉や茎にもありますが、多くは根の鱗茎内にたくさんあります。

にんにくを切ったりすりおろしたりすると、鱗茎内の細胞が壊れて、アリインが細胞内からでてきます。

同時に別の細胞内にあるアリナーゼという酵素も細胞が壊れることにより細胞内からでてきてアリインと生化学反応を起こします。

アリインが酵素のアリナーゼと生化学反応を起こすと、アリインはアリルスルフェン酸とアミノアクリル酸という物質に分解されます。

そのアリルスルフェン酸が変化してできるのがアリシンです。

アリインは無臭ですが、アリシンになるとにんにく特有の強烈な臭いを発します。

アリインの効能

アリイン自体は強力な酸化防止剤であり、アリインを含むにんにくは古くから潜水夫などの酸素中毒の治療に使われています。

また、アリインは試験管内で血液細胞に添加すると、マクロファージ(大食細胞)などの白血球の収容能力の増加が観察されたという報告がありますので、免疫力アップの効能が期待できます。

なお、にんにくのアリインはタマネギではイソアリインと呼ばれています。

タマネギにはイソアリインがたくさん含まれています。

タマネギを切るとにんにくと同じようにイソアリイン、つまりアリインの刺激によって涙がでますが、臭いはありません。

しかし、タマネギを加熱すると、イソアリインがシクロアリインに変化して刺激がなくなります。

このように、シクロアリインはイソアリインが熱変性したアミノ酸になります。

イソアリインの効能としては糖質の代謝を促進して、血糖値を下げるほか、血液をサラサラにして血栓を予防する効能が期待できます。

また、シクロアリインは血液中の中性脂肪やLDLコレステロールを抑える働きがあります。

そのため、シクロアリインは肥満脂質異常症動脈硬化の予防、高血圧の予防・改善作用、血液の線維素溶解活性の増強作用があって血液をサラサラにする効能が期待できます。

アリインのまとめ

アリインは硫化アリルという硫黄分を含むアミノ酸の一種で、揮発性はありませんが、水に溶けやすい性質を持った有機化合物です。

アリインはにんにくにふくまれるもっとも代表的な有効成分で、にんにくのほとんどの効能はこのアリインから変化した物質によるものです。

アリインはにんにくの葉や茎にもありますが、根の鱗茎内の細胞にたくさんあります。

にんにくを切ったりすりおろしたりすると、鱗茎内の細胞が壊れて、アリインが細胞内からでてきます。

同時に別の細胞内にあるアリナーゼという酵素も細胞が壊れることにより細胞内からでてきてアリインと生化学反応を起こします。

アリインが酵素のアリナーゼと生化学反応を起こすと、アリインはアリルスルフェン酸とアミノアクリル酸という物質に分解されます。

そのアリルスルフェン酸が変化してできるのがアリシンです。

アリインは無臭ですが、アリシンになるとにんにく特有の強烈な臭いを発します。

アリインの効能は抗菌・殺菌作用、抗血栓作用、抗酸化作用、疲労回復などをあげられることがありますが、それらはアリシンの効能です。

アリイン自体は強力な酸化防止剤であり、アリインを含むにんにくは古くから潜水夫などの酸素中毒の治療に使われています。

また、アリインは試験管内で血液細胞に添加すると、マクロファージ(大食細胞)などの白血球の収容能力の増加が観察されたという報告がありますので、免疫力アップの効能が期待できます。

そのほか、イソアリインの効能としては糖質の代謝を促進して、血糖値を下げるほか、血液をサラサラにして血栓を予防する効能が期待できます。

なお、健康食品やサプリメントとしてのにんにくを含む健康食品やサプリメントはあくまでも健康食品であって、医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

こちらに興味をもっていただけそうなものがあります。よろしければ、ご覧になってください。

こちらからどうぞ1
こちらからどうぞ2
こちらからどうぞ3

最新情報はこちらからどうぞ