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膵臓(すいぞう)
1890年、ドイツは北海のヘリゴランド島をイギリスから手に入れました。
そのかわり、ドイツはアフリカの要衝ザンジバル島に対するイギリスの保護権を認めました。
これはイギリスに非常に有利でしたので、アフリカ探検家のスタンレーは「われわれはズボンのボタン1つと服1着を取り替えた」といったそうです。
確かにその当時は有利であったのでしょうが、現代では植民地からの移民の問題が宗教とからんで大きな問題になっていますから、有利とはいえないかも知れませんね。
ところで、膵臓は異変があっても自覚症状がないし、身体の奥の方にあるので検査にもひっかかりにくい臓器です。
暴飲暴食をする方は有利と考えるかも知れませんが、あとで大きなツケをはらうことになります。
膵臓(すいぞう)とは
膵臓(すいぞう)は厚さ約3㎝、長さ約15㎝ぐらいのオタマジャクシのような形をしている内臓で、胃の後ろにあって、胃と十二指腸に囲まれるようにあります。
膵臓にガンなどの異変があっても気がつきにくいのは自覚症状がほとんどないということが最大の原因です。
また、膵臓は胃や十二指腸、脾臓(ひぞう)、小腸、大腸、肝臓、胆嚢(たんのう)など多くの臓器に囲まれていて膵臓の異常が他の臓器の異常に隠れてしまうからだと思われます。
膵臓の働き
膵臓は膵液(すいえき)という消化酵素を含んだ消化液を十二指腸に分泌します。
膵液にはトリプシン、アミラーゼ、リパーゼなどの消化酵素が含まれていて、糖質、タンパク質、脂質の三大栄養素を消化・分解することができます。
また、膵臓はインスリンという血糖値を調整するホルモンを分泌します。
インスリンの働き
インスリンは膵臓にあるランゲルハンス島という組織のβ(ベータ)細胞から分泌されるホルモンです。
インスリンの生理的な働きはおもに血液中のブドウ糖の濃度を抑制し、常に一定範囲に保つことです。
食物から糖質を摂取すると消化酵素によって小腸でブドウ糖に分解・吸収され、大量のブドウ糖が体内に吸収されます。
食物から摂ったブドウ糖が血液中にとけ込んで全身に運ばれることで、エネルギー源として働き、私たちの脳や筋肉、内臓、皮膚などの全身の細胞が動いて生命が維持される仕組みになっています。
この血液中のブドウ糖は、血糖と呼ばれていますが、血糖の量は食事をすると増え、食後1〜2時間をピークにだんだん減っていきます。
体内のブドウ糖は細胞のエネルギー源として重要ですが、高濃度になりますと生体内のタンパク質とメイラード反応を起こして結合します。
高濃度の糖と結合したタンパク質は糖尿病を引き起こし、 糖尿病性神経障害、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症の微小血管障害などの身体に有害な障害をもたらします。
インスリンの量が少ないとか、インスリンが分泌されていてもうまく働くことができなくなると、血糖値が一定値を超えて高い状態になります。
その高血糖の状態が続きますとブドウ糖が尿中にでてくる糖尿病になります。
膵臓のまとめ
膵臓は厚さ約3㎝、長さ約15㎝ぐらいのオタマジャクシのような形をしている内臓で、胃の後ろにあって、胃と十二指腸に囲まれるようにあります。
膵臓の主な働きは、糖質、タンパク質、脂質の三大栄養素を消化・分解することができる膵液という消化液の分泌と、インスリンという血糖値を調整するホルモンの分泌です。
ところで、
ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。
I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.
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