健康食品・サプリメントの泉

デンプン

20世紀のアメリカの大統領セオドア・ルーズベルトにある新聞記者が「気分がイライラしたときには、何をして気を落ち着けますか?」と質問しました。

するとルーズベルトは「口笛を吹くね」と答えました。

新聞記者はたたみかけてルーズベルトに尋ねました。「しかし、大統領の口笛は聴いたことがありませんが…」

「そうだろう。まだ吹いたことはないよ」とルーズベルトは答えました。

さすが、ルーズベルト大統領というところですね。

精神安定剤などは必要ないと新聞記者を煙にまいたということですね。

でも、イライラするのはお腹がすいているときが多いので、デンプンを含んだものを何か食べるほうがいいでしょう。

デンプンとは

デンプンは緑色をしたふつうの植物が葉の葉緑体にある葉緑素の光合成によって光エネルギー、水、二酸化炭素からつくりだす糖質です。

デンプンは人間が生きるために必要なエネルギー源となります。

デンプンは唾液(だえき)膵臓(すいぞう)から分泌される膵液(すいえき)などに含まれるアミラーゼという消化酵素によって麦芽糖ブドウ糖、デキストリンに分解されます。

デンプンが分解されたブドウ糖は小腸などから吸収され、血液によって身体の各組織の細胞へエネルギー源として運ばれます。

健康な方であれば、血糖値は食後1〜2時間で最大になります。

デンプンを摂りすぎると血糖値が高くなり、糖尿病の原因になることがあります。

また、余ったブドウ糖は肝臓中性脂肪に合成され、脂肪細胞などに蓄えられます。

脂肪細胞などに蓄えられた中性脂肪が増加していくと、体脂肪が増加してメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)として生活習慣病の原因になることがあります。

デンプンの構成

葉の葉緑体の葉緑素でつくられたデンプンは同化デンプンといわれ、夜にいったんショ糖、つまり砂糖に分解されて根、茎、種子などの貯蔵場所に運ばれ、デンプンに再合成されます。

再合成されたデンプンを貯蔵デンプンといいます。

デンプンはアミロースとアミロペクチンの2つの糖質から成り立っていますが、貯蔵デンプンは植物によってアミロースとアミロペクチンの構成量が異なり、その性質が違いますので、用途によって使い分けられます。

というのは、アミロースもアミロペクチンもブドウ糖が多数つながったものですが、アミロースは水に溶けるのに対してアミロペクチンは水に溶けないという性質があるからです。

人間が消化、吸収してエネルギー源として利用するときには関係はありませんが、人間が利用する根、茎、種子などの貯蔵デンプンのデンプン粒は内側にアミロース、外側にアミロペクチンが取り巻いています。

そのため、市販の片栗粉などのデンプン粒は水には溶けませんが、温水で溶かしますと、外側のアミロペクチンが溶けてデンプン粒は糊状になります。

この糊状になったデンプンは温度が下がってもゲル化した白濁状態のままで、糊状になる温度と糊状の性質は植物によって大きく異なります。

デンプンは天然の成分であるので安全で、その特徴を生かして、食品や医薬品や工業のさまざまな用途に利用されています。

デンプンの利用

  1. 医薬分野
    デンプンはバレイショデンプンなどが錠剤の賦形剤や抗生物質の発酵培養地原料などに利用されています。
  2. ビール
    デンプンはコーンスターチなどがビール酵母菌発酵の副原料として利用されています。
  3. パン・菓子・麺
    デンプンは食感向上、維持、ボリュームアップに使われ、ソフトなパン、口どけの良い洋菓子、モチモチ感のある菓子、洋菓子類のボリュームアップ、冷凍うどんのつるみやコシを維持するために使われています。
  4. 水産畜肉ねり製品
    デンプンはかまぼこのアシの補強、ソフトからハードな食感の調整、唐揚げをジューシーに保つ、ソフトな食感を与えるために使われています。
  5. フライ・タレ・総菜
    デンプンはフライの粘着性、食感向上、タレの増粘・維持、トンカツの衣を接着させる、フライの衣のサクミアップ、保形性やツヤのよいタレ、レトルトソースの粘度維持のために使われています。
  6. 冷凍食品
    デンプンは冷凍卵焼きの離水防止、各種冷凍食品の食感維持のために使われています。
  7. 食物繊維
    デンプンは食物繊維含量アップ、食感改善のために使われています。
  8. ペットフード
    デンプンはペットのエネルギー補給のために使われています。
  9. 製紙
    デンプンは紙の強度を向上、印刷面をなめらかにする、段ボールライナーと中芯の接着剤として使われています。
  10. 各種工業用途
    デンプンは石膏ボードの乾燥強度を向上させる、鋳型の砂かみ欠陥防止用途、クリーニング用天然糊などに使われています。

デンプンのまとめ

デンプンは緑色をしたふつうの植物が葉の葉緑体にある葉緑素の光合成によって光エネルギー、水、二酸化炭素からつくりだす糖質です。

デンプンは消化器の唾液(だえき)や膵液(すいえき)などの消化酵素によって麦芽糖やデキストリン、ブドウ糖に分解され、人間が生きるために必要なエネルギー源となります。

デンプンが消化されたブドウ糖は小腸などから吸収され、血液によって身体の各組織の細胞へエネルギー源として運ばれます。

健康な方であれば、血糖値は食後1〜2時間で最大になります。

デンプンを摂りすぎると血糖値が高くなり、糖尿病の原因になることがあります。

また、余ったブドウ糖は肝臓で中性脂肪に合成され、脂肪細胞などに蓄えられます。

脂肪細胞などに蓄えられた中性脂肪が増加していくと、体脂肪が増加してメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)として生活習慣病の原因になることがあります。

デンプンは天然の成分であるので安全で、その特徴を生かして、食品や医薬品や工業のさまざまな用途に利用されています。

なお、健康食品やサプリメントとしての酵素を含むサプリメントはあくまでも健康食品ですので、医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

こちらに興味をもっていただけそうなものがあります。よろしければ、ご覧になってください。

こちらからどうぞ1
こちらからどうぞ2
こちらからどうぞ3

最新情報はこちらからどうぞ