健康食品・サプリメントの泉

プロテアーゼ

19世紀のドイツの詩人のデトレフ・フォン・リリエンクローンにある夫人が「あなたのお作を全部読まないうちはぜったい死にませんわ」といいました。

するとリリエンクローンは「しかし急にお亡くなりになることもありますよ」と答えました。

なおも夫人が「夫が天国にお作を送ってくれますわ」というと、リリエンクローンはますます冷酷に「地獄に送っていただいたほうが確かですよ」と答えました。

アドレスは正確にですか?

そんな問題ではないでしょう。

ファンは大切にしなければいけないと思いますが?

でないと芸術ではなく自己満足ということになりますね。

ところでプロテアーゼは人体ではタンパク質分解酵素として有名ですが、ウイルスもプロテアーゼをタンパク質分解酵素として使っています。

ウイルスは自分の遺伝子を感染した身体の細胞に転写して自分を増殖させますが、そのときにプロテアーゼが必要になるのです。

つまり、ウイルスは増殖するときに自分のアドレス、RNAを正確に感染した細胞に転写しなければなりません。

そこで、人間はその転写を妨害するプロテアーゼ阻害剤をつくって、ウイルスの増殖を阻害し、疾患の治療をしているのです。

プロテアーゼとは

プロテアーゼタンパク質やペプチド中のペプチド結合を加水分解する反応を触媒する酵素の総称です。

タンパク質自体はアミノ酸が多重結合したものですが、プロテアーゼはタンパク質をアミノ酸にまで分解します。

プロテアーゼには胃液に含まれるペプシン膵臓(すいぞう)から分泌される膵液(すいえき)に含まれるトリプシン、キモトリプシンなどの消化酵素があります。

プロテアーゼにはペプシン、トリプシンなどの消化酵素だけではなく、細胞内でいろいろな酵素やインスリンなどホルモンを生成する酵素など多数の種類があります。

プロテアーゼでも低分子のペプチドに作用するものをペプチダーゼ、より高分子のタンパク質に作用するものをプロテイナーゼともいいます。

プロテアーゼの働き

プロテアーゼは食物中のタンパク質を消化・分解してアミノ酸にするときに消化酵素として重要な役割を果たしています。

アミラーゼによってタンパク質から消化・分解されたアミノ酸はやはり酵素によって身体の組織を構成する筋肉やコラーゲンや毛髪ツメなどに再構成されます。

そのほかにもプロテアーゼは細胞内外で不要になったタンパク質を除去するときや、酵素をはじめ各種の生物活性を持つタンパク質やペプチドの前駆体から不要部分を切り離して活性化するときなどに重要な役割を果たしています。

例としてはコラーゲンとともに結合組織の機械特性を決定している弾性繊維のエラスチンを分解するエラスターゼ、細胞内小器官リソゾームにある各種のカテプシン、血液凝固においてフィブリノーゲンをフィブリンに活性化するトロンビンなどがあります。

これらのプロテアーゼの活性を阻害する各種のインヒビターと呼ばれるタンパク質や小さなペプチドも動植物や微生物によってつくられています。

インヒビターには大豆や卵白のインヒビターやα(アルファ)2-マクログロブリンなど多種多様のインヒビターがあります。

なお、豆類はプロテアーゼ・インヒビターを含んでいますので、生で食べないほうがいいでしょう。

食物に含まれるプロテアーゼはタンパク質の消化吸収に役立ちますし、微生物や植物から得られたプロテアーゼは小麦粉の品質改良、ビールの混濁防止、チーズの製造、食肉の軟化にも使われています。

ウイルスとプロテアーゼ

小児マヒ、つまり急性灰白髄炎のポリオウイルス、水ぼうそうや帯状疱疹のヘルペスウイルス、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)などはプロテアーゼを使って増殖しています。

それらのウイルスの増殖に必要なプロテアーゼはウイルス遺伝子の一部としてウイルス自身に書き込まれています。

ウイルスのプロテアーゼはウイルスに感染した細胞内のタンパク質を所定の場所で切断・分解し、ウイルスに必要な構造のタンパク質をつくり上げます。

このウイルス由来のプロテアーゼを阻害することによって、ウイルスの増殖を阻害し疾患を治療することができます。

例としては、1995年ごろからヒト免疫不全ウイルス(HIV)プロテアーゼ阻害剤が合成されるようになりました。

しかし、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)にはプロテアーゼ阻害剤に耐性を持つという巧妙な仕組みがあります。

アメリカで治療中のヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染者の半数が処方可能な薬剤のうち少なくとも1つに耐性を持つウイルスに感染していることが明らかになってきています。

それでも、何種かのプロテアーゼ阻害剤を組み合わせてヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染者を治療するという方法はエイズに対する有効な治療法となっています。

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)とエイズ(AIDS)

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は人間の免疫細胞に感染してこれを破壊し、最終的に後天性免疫不全症候群であるエイズ(AIDS)を発症させるウイルスのことです。

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は身体の中でCD4リンパ球に感染し、身体の中の免疫力を壊すので、免疫力が低下します。

すると、健康時には抑えられていた病原性の弱い微生物やウイルスが暴れだし、さまざまな症状が現れる疾患の発症した状態のことをエイズ(AIDS)といいます。

エイズ(AIDS)はヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染してもすぐに発症せず、感染しただけの状態が2〜10年続きます。

感染しただけではエイズ(AIDS)を発症したとはいいません。エイズ(AIDS)に感染したといいます。

エイズ(AIDS)患者の指標となる疾患は現在エイズ(AIDS)指標疾患として23種類指定されています。

その指標となる疾患にはニューモシスチス肺炎、カポジ肉腫、悪性リンパ腫、悪性腫瘍などがあり、この中の疾患が1つ以上発症するとエイズ(AIDS)を発症したといいます。

つまり、エイズ(AIDS)は免疫不全によって発症するいくつかの疾患の集まりなので症候群なのです。

プロテアーゼのまとめ

プロテアーゼはタンパク質やペプチド中のペプチド結合を加水分解する反応を触媒する酵素の総称です。

タンパク質自体はアミノ酸が多重結合したものですが、プロテアーゼはタンパク質をアミノ酸にまで分解します。

プロテアーゼには胃の胃液に含まれるペプシン、膵臓(すいぞう)から分泌される膵液(すいえき)に含まれるトリプシン、キモトリプシンなどの消化酵素があります。

プロテアーゼは食物中のタンパク質を消化・分解してアミノ酸にするときに消化酵素として重要な役割を果たしています。

消化されたアミノ酸はやはり酵素によって身体の組織を構成する筋肉やコラーゲンや毛髪、ツメなどに再構成されます。

そのほかにもプロテアーゼは細胞内外で不要になったタンパク質を除去するときや、酵素をはじめ各種の生物活性を持つタンパク質やペプチドの前駆体から不要部分を切り離して活性化するときなどに重要な役割を果たしています。

小児マヒ、つまり急性灰白髄炎のポリオウイルス、水ぼうそうや帯状疱疹のヘルペスウイルス、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)などのウイルス由来のプロテアーゼを阻害することによって、ウイルスの増殖を阻害し疾患を治療することができます。

なお、健康食品やサプリメントとしての酵素はあくまでも健康食品ですので、医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

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