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脂質異常症

江戸時代の儒家で漢学者の頼山陽(らいさんよう)は九州旅行の途中で画家の田能村竹田(たのむらちくでん)のところを訪ねました。

訪問時の歓待で田能村竹田が「あなたはいつの間にそんなに酒が強くなったのですか?」と頼山陽に尋ねました。

すると、頼山陽は「この旅行中に強くなった。家に帰るときっと女房に叱られることじゃろう」と答えました。

頼山陽は恐妻家だったのですか。

でも、酒も努力次第で強くなるということですね。

脂質異常症も生活習慣の改善というつらく苦しい努力で治すことができますが…。

脂質異常症とは

脂質異常症(ししついじょうしょう)は血液中の脂肪、具体的にはコレステロール中性脂肪が多すぎる疾患のことです。

2007年以前は高脂血症(こうしけつしょう)と呼ばれていました。

脂質異常症には高LDLコレステロール血症、境界域高LDLコレステロール血症、高中性脂肪血症、低HDLコレステロール血症、家族性高コレステロール血症があります。

血液の血漿(けっしょう)中にはコレステロール、中性脂肪、リン脂質の3種類の脂質と遊離脂肪酸がとけ込んでいます。

しかし、血液中にコレステロールと中性脂肪や脂肪酸が異常に増えて、血液がドロドロの状態になっても自覚症状がほとんどないため、自分ではわかりません。

血液中のこの高脂肪状態を放置すると脂肪が血管の内側にたまって、動脈硬化の状態になってしまいます。

また、血管の内側にたまった脂肪が血栓となり、血流の減少や血流を止めることにもなります。

それでもふつうは自覚症状がありませんので、ついには、狭心症心筋梗塞(しんきんこうそく)などの虚血性心疾患や脳内出血脳梗塞(のうこうそく)などの脳卒中の突然の発作を引き起こすことになります。

脂質異常症の原因

脂質異常症は一般には、高cal、高脂肪の食事と運動不足などの生活習慣が一番多い原因です。

しかし、中には家族性高コレステロール血症などの遺伝性の脂質異常症も知られています。

脂質異常症による心筋梗塞などの発作を防ぐには、生活習慣病を予防するための生活習慣の改善が基本です。

食事や運動などの毎日の生活に気をつけることと、健康診断などで脂質異常症の疑いを診断されたときは、放置せずに早めに受診して医師の指導を受けることが大切です。

脂質異常症の診断と治療

脂質異常症の診断は血液検査で総コレステロール、中性脂肪(トリアシルグリセロール、トリグリセリド)、LDLコレステロールの値、HDLコレステロール、LDL/HDL比の値を測定して診断します。

また、LDLコレステロールとHDLコレステロールとの比で、動脈硬化の進行や血栓の可能性を判断します。

血液検査は12時間以上の絶食後、朝食前の空腹時に採血します。

脂質異常症の多くの場合、自覚症状がありませんので、血液検査で初めてわかることがほとんどです。

血液中の総コレステロールの適正値は130〜219㎎/㎗、LDLコレステロールの適正値は70〜139㎎/㎗、HDLコレステロールの適正値は40〜75㎎/㎗、LDL/HDL比が1.5以下であれば健康状態であるとみなされます。

高LDLコレステロール血症の診断基準はLDLコレステロールが140㎎/㎗以上あれば、高LDLコレステロール血症と診断されます。

境界域高LDLコレステロール血症の診断基準はLDLコレステロールが120〜139㎎/㎗であれば、境界域高LDLコレステロール血症と診断されます。

高中性脂肪血症の診断基準は中性脂肪が150㎎/㎗以上であれば、高中性脂肪血症と診断されます。

低HDLコレステロール血症の診断基準はHDLコレステロールが40㎎/㎗未満であれば、低HDLコレステロール血症と診断されます。

家族性高コレステロール血症の診断基準はLDLコレステロールが180㎎/㎗以上(15歳未満)、140㎎/㎗以上(15歳以上)で、腱(けん)黄色腫やアキレス腱肥厚または皮膚結節性黄色腫が見られ(15歳以上)、2親等以内に家族性高コレステロール血症または早発性冠動脈疾患の方がいる場合となっています

遺伝性の脂質異常症である家族性高コレステロール血症では腱(けん)の肥厚(ひこう)、たとえば、アキレス腱肥厚が見られることがあります。

腱(けん)黄色腫は手背、肘(ひじ)、膝(ひざ)などの指伸筋腱(けん)の周囲や皮下に黄色い脂肪のかたまりができて成長していく状態のことです。

脂質異常症の治療は動脈硬化の予防が目的ですので、高血圧など、脂質異常症以外の動脈硬化リスクの治療を同時に行います。

また、脂質異常症の治療の目標も動脈硬化以外のリスクをいくつ持っているかにより異なります。

しかし、脂質異常症の原因の多くは生活習慣ですので、生活習慣病の治療が基本になります。

脂質異常症における食事療法は血清脂質の是正とともに冠動脈硬化のリスクである糖尿病、高血圧などのメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の治療も目的とするものです。

脂質異常症の治療では適正体重の維持(BMI:25未満)、腹囲の適正化(男性85㎝未満、女性90㎝未満)、身体活動の増加(速歩、ジョギング、水泳、サイクリングなどの有酸素運動を1日30〜60分、週3回以上)も重要です。

生活習慣の是正を3〜6か月続けても目標値に達しない場合は薬物療法を行います。

ただし、家族性高脂血症は早くから薬物療法を行う必要があります。

薬物療法はコレステロールの合成を抑制する薬剤、コレステロールの吸収阻害剤、中性脂肪を下げる効能がある薬剤、血管に直接働いて抗動脈作用を示す薬剤などを投与します。

脂質異常症のまとめ

脂質異常症(ししついじょうしょう)は血液中の脂肪、具体的にはコレステロールや中性脂肪が多すぎる疾患のことです。

2007年以前は高脂血症(こうしけつしょう)と呼ばれていました。

脂質異常症には高LDLコレステロール血症、境界域高LDLコレステロール血症、高中性脂肪血症、低HDLコレステロール血症、家族性高コレステロール血症があります。

血液中の高脂肪状態を放置すると脂肪が血管の内側にたまって、動脈硬化の状態になるほか、血管の内側にたまった脂肪が血栓となり、血流の減少や血流を止めます。

それでもふつうは自覚症状がありませんので、ついには、狭心症や心筋梗塞(しんきんこうそく)などの虚血性心疾患や脳梗塞(のうこうそく)の突然の発作を引き起こすことになります。

脂質異常症の診断は血液検査で総コレステロール、中性脂肪(トリアシルグリセロール、トリグリセリド)、LDLコレステロールの値、HDLコレステロール、LDL/HDL比の値を測定して診断します。

血液中の総コレステロールの適正値は130〜219㎎/㎗、LDLコレステロールの適正値は70〜139㎎/㎗、HDLコレステロールの適正値は40〜75㎎/㎗、LDL/HDL比が1.5以下であれば健康状態であるとみなされます。

高LDLコレステロール血症の診断基準はLDLコレステロールが140㎎/㎗以上あれば、高LDLコレステロール血症と診断されます。

境界域高LDLコレステロール血症の診断基準はLDLコレステロールが120〜139㎎/㎗であれば、境界域高LDLコレステロール血症と診断されます。

高中性脂肪血症の診断基準は中性脂肪が150㎎/㎗以上であれば、高中性脂肪血症と診断されます。

低HDLコレステロール血症の診断基準はHDLコレステロールが40㎎/㎗未満であれば、低HDLコレステロール血症と診断されます。

家族性高コレステロール血症の診断基準はLDLコレステロールが180㎎/㎗以上(15歳未満)、140㎎/㎗以上(15歳以上)で、腱(けん)黄色腫やアキレス腱肥厚または皮膚結節性黄色腫が見られ(15歳以上)、2親等以内に家族性高コレステロール血症または早発性冠動脈疾患の方がいる場合となっています

遺伝性の脂質異常症である家族性高コレステロール血症では腱(けん)の肥厚(ひこう)、たとえば、アキレス腱肥厚が見られることがあります。

腱(けん)黄色腫は手背、肘(ひじ)、膝(ひざ)などの指伸筋腱(けん)の周囲や皮下に黄色い脂肪のかたまりができて成長していく状態のことです。

脂質異常症の治療は動脈硬化の予防が目的ですので、高血圧など、脂質異常症以外の動脈硬化リスクの治療を同時に行います。

また、脂質異常症の治療の目標も動脈硬化以外のリスクをいくつ持っているかにより異なります。

しかし、脂質異常症の原因の多くは生活習慣ですので、生活習慣病の治療が基本になります。

脂質異常症における食事療法は血清脂質の是正とともに冠動脈硬化のリスクである糖尿病、高血圧などのメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の治療も目的とするものです。

脂質異常症の治療では適正体重の維持(BMI:22前後)、腹囲の適正化(男性85㎝未満、女性90㎝未満)、身体活動の増加(速歩、ジョギング、水泳、サイクリングなどの有酸素運動を1日30〜60分、週3回以上)も重要です。

生活習慣の是正を3〜6か月続けても目標値に達しない場合は薬物療法を行います。

ただし、家族性高脂血症は早くから薬物療法を行う必要があります。

薬物療法はコレステロールの合成を抑制する薬剤、コレステロールの吸収阻害剤、中性脂肪(トリアシルグリセロール)を下げる効能がある薬剤、血管に直接働いて抗動脈作用を示す薬剤などを投与します。

なお、健康食品やサプリメントとしての消臭サプリメントはあくまでも、健康食品ですので、医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

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