健康食品・サプリメントの泉

エクリン腺

紀元64年の春、ナポリの音楽祭に芸術家と称するローマ帝国皇帝のネロが出演し、歌を歌いました。

ネロが歌い始めたとき、突然、地震が起きましたが、ネロは平気で歌い続け、最後まで歌い終わりました。

ネロへの拍手はしばし鳴り止みませんでしたが、それはネロの歌のためではなく、ネロの勇気のためだったそうです。

音楽祭で評価されるものが歌ではなく、勇気だとは。

怖いもの知らずとはこのことですね。

でも、ネロもほんとうは怖かったのでは?

さぞかし、手や足のエクリン腺から冷や汗をかいていたでしょう。

エクリン腺とは

エクリン腺は身体の皮膚などの表面のほとんどに分布している汗腺です。

エクリン腺から分泌される汗の蒸発する時の気化熱により体熱の放散を行っています。

エクリン腺は皮膚表面にある、毛包とは独立していて、比較的皮膚表面から浅いところにあります。

エクリン腺は日本人で200万〜500万個あるといわれ、そのうち180万〜280万個がいつも働いていています。

沖縄県などの暑い地域の方は北海道などの寒い地域の方よりもエクリン腺が発達しています。

汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺がありますが、人間がだす汗のほとんどはこのエクリン腺からの汗です。

エクリン腺から分泌される汗の成分は腋臭(わきが)の原因となるアポクリン腺から分泌される汗に比べて薄いという特徴があります。

エクリン腺の働き

体温が上昇すると、血液からミネラル分と水分がエクリン腺に取り込まれます。

このとき、人体にとって必要なミネラル分は血液に再吸収され、水分とわずかな塩分、尿素アンモニアなどが汗として皮膚面に排出されます。

エクリン腺からでる汗の成分は99%以上が水分ですので、汗の水分が皮膚の表面から蒸発するときに、身体から気化熱をうばって体温を下げます。

残りの1%以下に塩分や尿素、アンモニアなどが混ざっており、エクリン腺からでた汗は少量の塩分を含んでいるため皮膚表面を酸性に保ち皮膚の常在菌の繁殖を抑えます。

エクリン腺の機能が鈍っていると、ミネラル分の再吸収が行われず、濃い汗がでますが、濃い汗は蒸発しにくく体温調節機能がうまく働きません。

肉食中心の食生活や、エアコンの多用などの生活環境、運動不足などが原因でエクリン腺の機能が衰え、濃い汗をかくようになるといわれています。

不安や緊張などのストレスの局面ででる汗の場合や、唐辛子(とうがらし)などの辛いものを食べたときに突発的に大量に汗がでる場合もミネラル分の再吸収が追いつかず濃い汗になると考えられています。

薄い汗は蒸発しやすく、また、少量の塩分を含んでいるため皮膚表面を酸性に保ち皮膚の常在菌の繁殖を抑えます。

濃い汗はベタベタして蒸発しにくいことに加え、ミネラル分を含んでいるため皮膚表面をアルカリ性にします。

アルカリ性の環境下では皮膚常在菌が繁殖しやすいので汗のにおいが強くなることがあります。

しかし、体臭の原因となるのはエクリン腺やアポクリン腺などの汗腺だけではありません。

皮脂腺は皮膚を柔らかく湿潤に保つ働きをしていますが、エクリン腺と同じように全身にあります。

皮脂腺から分泌される油脂成分が皮膚の常在菌によって分解され、足の裏のにおいのもとのイソ吉草酸などの脂肪酸となって、エクリン腺やアポクリン腺からでる汗の臭いをさらに強くしているのです。

皮脂腺は、動物性脂肪をたくさん摂取すると刺激され働きが活発になりますので肉食中心の食生活では油脂成分がとくに多量に分泌されます。

また、時間とともに強くなる体臭は皮脂や汗が衣服、とくに下着に移って常在菌によって分解されたにおいがもとになることが多いです。

したがって、汗などによる体臭を消臭しようと思えば、ボディーシャンプーなどで毛髪や体表面をきれいにするだけでなく、清潔な下着などの衣服に着替えることも大切なことです。

熱中症

熱中症はスポーツや高い気温、直射日光などから起こる身体の障害の総称のことです。

ふつう熱射病や日射病と呼ばれているものは熱中症の重度のものをいいます。

熱射病は視床下部にある体温を正常に保とうとする体温中枢の機能が低下して汗がとまってしまい、体温が40℃を超えるという致死性が高く、極めて緊急性の高い状態をさします。

日射病は熱中症でも太陽光がその一因となるものをいいます。

人間の身体は、おもに皮膚からの発汗によって体温を下げますが、外気が皮膚温以上のときや湿度が非常に高いと、発汗による放熱ができにくくなり、熱中症を引き起こします。

また、熱中症は大量の発汗に際し、水分のみを補給して相対的な塩分の不足が原因で熱痙攣(ねつけいれん)を起こすことがあります。

熱痙攣(ねつけいれん)を起こした場合は、生理的食塩水や乳酸加リンゲル液の点滴や静脈注射を行います。

熱痙攣(ねつけいれん)を起こした状態は、視床下部の体温中枢やエクリン腺の機能が衰退して、深部体温は40℃以上になり、緊急性の高い状態です。

直ちに、集中治療室に収容して、身体冷却、体液・電解質の補正、抗けいれん剤、筋弛緩剤(きんしかんざい)の投与などの処置を行わなければなりません。

なお、熱中症を起こした場合、救急車を呼びますが、応急処置として、衣服をゆるめる、涼しい場所で休ませる、氷や水タオルなどで腋(わき)の下、首のまわり、脚の付け根などを冷やす、意識がはっきりしている場合はスポーツドリンクなどで水分補給を行います。

エクリン腺のまとめ

エクリン腺は身体の皮膚などの表面のほとんどに分布している汗腺です。

エクリン腺から分泌される汗の蒸発する時の気化熱により体熱の放散を行っています。

エクリン腺からでる汗の成分は99%以上が水分なので、水分が皮膚の表面から蒸発するときに、気化熱をうばって体温を下げます。

残りの1%以下に塩分や尿素、アンモニアなどが混ざっており、エクリン腺からでた汗は少量の塩分を含んでいるため皮膚表面を酸性に保ち皮膚の常在菌の繁殖を抑えます。

人間の身体は、おもに皮膚からの発汗によって体温を下げますが、外気が皮膚温以上のときや湿度が非常に高いと、発汗による放熱ができにくくなり、熱中症を引き起こします。

熱中症を起こした場合、救急車を呼びますが、応急処置として、衣服をゆるめる、涼しい場所で休ませる、氷や水タオルなどで腋(わき)の下、首のまわり、脚の付け根などを冷やす、意識がはっきりしている場合はスポーツドリンクなどで水分補給を行います。

なお、健康食品やサプリメントとしてのコラーゲンを含む健康食品やサプリメントはあくまでも健康食品ですので医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

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