健康食品・サプリメントの泉

アラニン

亀田鵬斎(かめだほうさい)は江戸時代の書家で、儒学者でした。

彼は晩年、酒徳教というのをつくって、ときどき吟じました。

「吉野、竜田や隅田川、酒がなければただのとこ、劉伯倫(りゅうはくりん)や李太白(りたいはく)、酒が飲めねばただの人。酔い、酔い、酔い、酔い、酔いあさ……」といったものでした。

亀田鵬斎は根っからの酒好きなのですね。

まあ、アルコールは個人によってはインスピレーションのもとですが…。

でも、酒は飲み過ぎると、二日酔いになり、アラニンを含んだシジミのミソ汁を飲んでも二日酔いはおさまりません。

アラニンとは

アラニンとはα(アルファ)-アラニン、つまり2-アミノプロピオン酸のことをいいます。

α-アラニンの構造異性体はβ(ベータ)-アラニンで、3-アミノプロパン酸といいます。

アラニンはアミノ酸の一種で、必須アミノ酸ではありませんが、体内の多くのタンパク質にその構成成分として含まれています。

アラニンの構造異性体のβ-アラニンはタンパク質を構成していませんが、パントテン酸や補酵素などを構成する成分です。

アラニンの働き

アラニンはピルビン酸がアミノ化された形ですので、体内では筋肉などの各組織でピルビン酸から合成されます。

アラニンは肝臓のエネルギー源として重要な役割を持ち、エネルギー代謝とアミノ酸代謝を連結する鍵となるアミノ酸です。

アミノ酸代謝として骨格筋から肝臓へアミノ酸の老廃物としてのアンモニアを運搬する場合を考えてみます。

まず、骨格筋でブドウ糖が酸化されてATP(アデノシン三リン酸)とピルビン酸となります。

そして、ピルビン酸がアラニンに変化し、血液によって肝臓に運ばれ、肝臓でアラニンからピルビン酸、ピルビン酸からブドウ糖が糖新生経路で再生されて骨格筋へ運ばれるということになります。

また、アラニンはトリプトファンの代謝過程でも生じ、アルコールを分解する性質を持っています。

アラニンはウシやブタのレバーなどのほか、シジミやアサリなどの貝類にも多く含まれています。

二日酔いにシジミのミソ汁を摂取するのは、アラニンのもつアルコールの分解を促す効能を期待しているのです。

つまり、アラニンとグルタミンを一緒に摂取すると二日酔いなどの原因物質であるアセトアルデヒドの血中濃度が低下します。

アラニンとグルタミンを同時に摂取することでアルコール代謝が促進され、二日酔いに効能が期待できます。

なお、グルタミンはアミノ酸ですが、うまみ調味料に使われるグルタミン酸とは別の栄養素です。

ただ、体内に入ったアンモニアをグルタミン酸が酸度を調節してグルタミンに変えるので、まったく無関係ではありません。

アラニンは長時間の運動にも必要で、運動時にはブドウ糖を分解してエネルギーを産生しますが、この時、アラニンも体内で生成されます。

このアラニンは肝臓で再びエネルギー源となるブドウ糖をつくるために利用されます。

つまり、アラニンを摂取することで、運動に必要なエネルギー源を持続的に供給できるようになり、長時間の運動が可能となることが期待できます。

また、アラニンは血糖値の低下にともない分泌されるホルモンのグルカゴンの分泌を促します。

グルカゴンは膵臓(すいぞう)から分泌され、肝臓に貯蔵されたグリコーゲンからブドウ糖をつくりだし、ブドウ糖を血液中に放出することによって血糖値を維持しています。

二日酔い

二日酔いは宿酔(しゅくすい)ともいい、酒などをアルコール分解能力以上に摂取することにより引き起こされる不快な身体的症状がある状態のことをいいます。

肝臓のアルコール処理能力以上のアルコールを摂取すると、まだ分解処理が終わっていないアセトアルデヒドが血液中に残ってしまいます。

このアセトアルデヒドが悪心、頭痛・目眩(めまい)、胸焼け、吐き気、脱力感などを引き起こし、二日酔いになります。

二日酔いの対策は酒を楽しくおいしく飲むということの主旨からは外れますが、酒を飲む前に二日酔いにならない対策をします。

具体的には、牛乳をコップ1杯飲んでから酒を飲むようにして、の壁にカゼインの膜をつくり、胃からアルコールが吸収されないようにします。

二日酔いになってしまったら、まず体からアルコール分をなくすようにします。

胸焼けや吐き気があるようであれば指を舌の奥に突っ込んで積極的に吐きます。

悪心や脱力感などの症状には、ビタミンB1ビタミンC、スポーツ飲料、果物、ハチミツなどが有効とされています。

アラニンのまとめ

アラニンとはα(アルファ)-アラニン、つまり2-アミノプロピオン酸のことをいいます。

α-アラニンの構造異性体はβ(ベータ)-アラニンで、3-アミノプロパン酸といいます。

アラニンはアミノ酸の一種で、必須アミノ酸ではありませんが、体内の多くのタンパク質にその構成成分として含まれています。

アラニンの構造異性体のβ-アラニンはタンパク質を構成していませんが、パントテン酸や補酵素などを構成する成分です。

アラニンは肝臓のエネルギー源として重要な役割を持ち、エネルギー代謝とアミノ酸代謝を連結する鍵となるアミノ酸です。

アラニンはトリプトファンの代謝過程でも生じ、アルコールを分解する性質を持っています。

アラニンはウシやブタのレバーなどのほか、シジミやアサリなどの貝類にも多く含まれています。

二日酔いにシジミのミソ汁を食べるのは、アラニンのもつアルコールの分解を促す効能を期待しているのです。

なお、健康食品やサプリメントとしてのコラーゲンを含む健康食品やサプリメントはあくまでも健康食品ですので医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

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