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寒天

古代ギリシャの哲学者プラトンはディオニュソス王を怒らせて奴隷に売られたことがありました。

そして、アンニケリスという者が奴隷に売られたプラトンを買って解放し、アテネに帰しました。

プラトンの弟子たちは金を集めて、アンニケリスに代金を返そうとしましたが、アンニケリスは代金を受け取らず、弟子たちにいいました。

「プラトンのことを心配できる値打ちのある人間はあなた方だけではない」と。

プラトンは一般に広く敬われていた哲学者だったのですね。

名も知られない人が応援しているとは。

ところで、寒天もあまり知られていない歴史や効能がたくさんあります。

この機会に寒天の効能をぜひ知ってみてください。

寒天とは

寒天(かんてん)はテングサ、オゴノリなどの紅藻類の粘液質を凍結して乾燥したものです。

寒天の成分のほとんどは多糖類の水溶性食物繊維で体内の消化酵素では消化・分解できません。

もともと、中国ではテングサを煮て得られるゼリー状のものを古代から食べてきました。

日本には8世紀に伝えられて心太(ところてん)として親しまれるようになりました。

寒天は江戸時代、京都の旅館でその心太からつくられました。

禅宗の隠元禅師に寒天と命名されたということです。

現在、粉寒天とともに製造・販売されている角寒天は信州、諏訪の農家の冬の副業としてもつくられ、一般のスーパーなどで販売されています。

寒天の成分

寒天の主成分のアガロースという水溶性の食物繊維は消化酵素で消化されませんが、いくらかは胃酸により分解されて、アガロオリゴ糖になり吸収されます。

なお、アガロースはガラクトースと3.6-アンヒドロ-L-ガラクトースからなる多糖です。

アガロオリゴ糖は整腸作用に効能が期待できるというほかのオリゴ糖とは異なり、抗炎症作用と抗酸化作用の効能が期待できます。

炎症は血液中の白血球マクロファージ(大食細胞)や好中球がさまざまな刺激によって活性化し、活性酸素や炎症物質を産生させることによって生じます。

アガロオリゴ糖は細胞の損傷や炎症の発生につながる炎症物質の生成を抑制します。

そのため、アガロオリゴ糖は関節リウマチなどの関節症やアトピー性皮膚炎網膜の炎症の加齢黄斑変性症の予防に効能が期待できます。

また、アガロオリゴ糖の抗酸化作用は酵素のスーパーオキシドディスムターゼ(SOD)を活性化させ、活性酸素の除去に効能が期待できます。

アガロオリゴ糖以外の残りの食物繊維も人間のや腸などの消化器は食物繊維を消化できません。

しかし、大腸内の腸内細菌は酸素のない状態でも食物繊維を発酵・分解することができますので、食物繊維の一部が人間のエネルギー源として吸収されます。

寒天の食物繊維の効用として生活習慣病などの脂質異常症予防、便秘予防、肥満予防、糖尿病予防、脂質の代謝を調整して動脈硬化の予防、大腸ガンの予防の効能が期待できます。

そのほか、食物繊維は腸内細菌によるビタミンB6などのビタミンB群のビタミンの合成、食物中の毒性物質の排除促進などの効能が期待できます。

寒天の利用

寒天は羊羹(ようかん)などの和菓子や洋菓子など、料理の凝固剤やcalが少ないので、ダイエット用食品などに多く使われています。

また、ゼラチンはタンパク質ですので、パイナップルやキウイフルーツなどの果物を生で使うと果物に含まれるプロテアーゼというタンパク質分解酵素によって凝固が阻害され、固めることができません。

ところが、寒天は多糖類ですので、パイナップルやキウイフルーツなどの果物を生で使ってもタンパク質分解酵素によって凝固が阻害されず、固めることができます。

そのため、寒天はゼラチン(タンパク質)では凝固できないこれらの食材の疑似ゼリーとしても利用されています。

ところで、19世紀末のドイツの細菌学者のロベルト・コッホが寒天培地を使って細菌の培養法を開発したため、寒天は戦前の日本の大きな輸出商品でした。

ところが、第2次世界大戦が勃発すると、日本は寒天を輸出禁止にしてしまいます。

困った西洋諸国は紅藻類から寒天に代わる粉寒天を開発し、戦後の日本ではその技術を使って粉寒天が工業的につくられています。

寒天のまとめ

寒天(かんてん)はテングサ、オゴノリなどの紅藻類の粘液質を凍結して乾燥したものです。

寒天の成分のほとんどは多糖類の水溶性食物繊維で体内の消化酵素では消化・分解できません。

寒天の主成分のアガロースという水溶性食物繊維は消化酵素で消化されませんが、いくらかは胃酸により分解されて、アガロオリゴ糖になり吸収されます。

アガロースはガラクトースと3.6-アンヒドロ-L-ガラクトースからなる多糖です。

アガロオリゴ糖は整腸作用に効能が期待できるというほかのオリゴ糖とは異なり、抗炎症作用と抗酸化作用の効能が期待できます。

炎症は白血球のマクロファージ(大食細胞)や好中球がさまざまな刺激によって活性化し、活性酸素や炎症物質を産生させることによって生じます。

アガロオリゴ糖は細胞の損傷や炎症の発生につながる炎症物質の生成を抑制します。

そのため、アガロオリゴ糖は関節リウマチなどの関節症やアトピー性皮膚炎、網膜の炎症の加齢黄斑変性症の予防に効能が期待できます。

また、アガロオリゴ糖の抗酸化作用は酵素のスーパーオキシドディスムターゼ(SOD)を活性化させ、活性酸素の除去に効能が期待できます。

なお、健康食品やサプリメントとしてのコラーゲンを含む健康食品やサプリメントはあくまでも健康食品ですので医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

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