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二酸化炭素
「人生論ノート」で有名な20世紀の哲学者、三木清(みききよし)は校正のとき、まるで書き直しほど訂正するので、いつも締め切りに間に合いませんでした。
ある編集者が「今度こそ締め切り厳守ですよ」といいました。
すると、三木清は「よし! 間に合わなかったら、今着ているオーバーコートを罰として渡すよ」といいました。
約束の締め切りの日に使いをだすと、使いは原稿ではなく、オーバーコートを持って帰って来ました。
原稿ではなく、オーバーコートですか。
オーバーコートだけではなく、中身の三木清もお詫びをいいに参上すべきだと思いますが。
セミじゃあるまいし、抜け殻だけ参上してもねえ。
セミといえば、地球温暖化で南方のセミが北上しています。
私の住んでいる大阪でもクマゼミが夏になると盛んに鳴いています。
クマゼミは私の子どものころには少なくて、しかも羽根が透明なセミなので、子ども同士が採り合いしたものでした。
ところが、今はクマゼミしか採れない状態になっています。
アブラゼミやニイニイゼミは山手の方を除いて見かけなくなりました。
地球温暖化、恐るべしですね。
ちょっと、ピントがはずれました。
二酸化炭素とは
二酸化炭素(にさんかたんそ)は酸素原子が2個と炭素原子が1個結合した、CO2で表される化合物で、大気中に体積で0.040%ほど含まれています。
二酸化炭素はガソリンや灯油などの石油製品や石炭、木材、紙など炭素を含む物質の燃焼、動植物の呼吸や代謝、発酵、火山の噴火などにより常に生成されています。
二酸化炭素の消費は植物の光合成、つまり炭酸同化作用だけです。
二酸化炭素と地球温暖化
1880年のイギリスの産業革命以前、二酸化炭素の大気中の濃度は0.017~0.028%でした。
しかし、産業革命後、化石燃料を燃やし始めて、二酸化炭素の大気中の濃度が0.030%を超えました。
2013年には二酸化炭素の大気中の濃度は0.040%を超え、2018年4月にハワイで0.041%を超えたことが記録されています。
二酸化炭素はメタンガスやフロンガスとならんで、温室効果ガスであると考えられています。
つまり、大気中の二酸化炭素が増えると、太陽光によって暖められた地上の熱が大気中にこもって、温室の中のように気温が上昇するというものです。
現に、南極や北極などの氷山が解け始め、海面の上昇が続いています。
さらに、熱波、大型台風など地球温暖化による気候変動の影響が引き起こされています。
二酸化炭素を減らすには植物の光合成を利用することも良い方法なのですが、熱帯雨林の消滅や砂漠化は進行しても、緑地化は遅々として進んでいません。
そのため、地球温暖化を止めるために温室効果ガスの排出枠を設定し、二酸化炭素を含む温室効果ガスを削減することが1997年に京都議定書で定められています。
発酵とは
発酵とは野菜、果実、穀物、魚、乳などの食品に酵母菌、乳酸菌などの微生物が繁殖して、その成分を変化させ、アルコール、有機酸、二酸化炭素などを生成する過程です。
微生物を利用して、パン、酒、ミソ、酢、なれ鮨などの食品を製造することやプラスチック製品などの有機化合物を工業的に製造することにも発酵ということばが使われます。
仕組みは腐敗と同じですが、人間にとって有用な場合に限って発酵や醸造(じょうぞう)と呼びます。
二酸化炭素のまとめ
二酸化炭素は酸素原子が2個と炭素原子が1個結合した、CO2で表される化合物で、大気中に体積で0.040%ほど含まれています。
二酸化炭素はガソリンや灯油などの石油製品や石炭、木材、紙など炭素を含む物質の燃焼、動植物の呼吸や代謝、発酵、火山の噴火などにより常に生成されています。
二酸化炭素はメタンガスやフロンガスとならんで、温室効果ガスであると考えられています。
地球温暖化を止めるために温室効果ガスの排出枠を設定し、二酸化炭素を含む温室効果ガスを削減することが1997年に京都議定書で定められています。
ところで、
ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。
I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.
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