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松果腺
「宮本武蔵」などを書いた昭和の小説家、吉川英治(よしかわえいじ)は新聞記者時代、小説家の有島武郎(ありしまたけお)を訪問して談話をとりました。
その時、吉川英治は有島武郎に「お子さんの写真を貸してください」と頼みました。
すると、有島武郎はストーブに突っ込んだ紙くずの中から子どもの写真を探しだして吉川英治に貸してくれました。
10日ほど後に有島武郎が心中したので、この話を記者仲間にすると、「君は新聞記者の資格がない。辞めろ」といわれました。
そりゃそうでしょう。
自分の子どもの写真を燃やすということは余程のことですから、記者としては異常を察知しないといけないのですね。
吉川英治は夜も眠れないほど、悔やんだでしょうね。
睡眠ホルモンのメラトニンを分泌する松果腺はちゃんと機能していたでしょうか?
松果腺とは
松果腺(しょうかせん)は直径8㎜ほどの球形の松果体(しょうかたい)とも呼ばれる脳の中にある内分泌器官です。
松果腺は脳の中央部にある間脳(かんのう)の視床体(ししょうたい)の溝にはさまれてあります。
松果腺の働き
松果腺は睡眠ホルモンといわれるメラトニンを分泌します。
松果腺は子どもでは大きい状態ですが、思春期になると縮小してメラトニンの分泌も減ります。
このことから松果腺は性機能の発達の調節、新陳代謝、季節による性衝動の調節などの機能があると考えられています。
また、松果腺は思春期を過ぎたころから石灰化していき、カルシウムやマグネシウムが沈着します。
高齢者などの睡眠時間が少なくなるのは松果腺がほとんど石灰化してしまい、メラトニンの分泌量が極端に減ってしまうことも一因です。
メラトニン
メラトニンは松果腺から分泌されるホルモンです。
メラトニンの血液中の濃度は昼に低く夜に高く、睡眠と深く関係しています。
メラトニンはセロトニンが太陽光によって体内時計に働きかけることで、覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があります。
メラトニンの機能としては太陽光による睡眠・生体リズムの調節作用、抗酸化作用による細胞の新陳代謝、性腺刺激ホルモンの調整による性腺抑制作用などがあります。
メラトニンのおもな副作用としては、悪夢を見る、低血圧になる、睡眠障害(服用時刻を間違えると体内時計を乱すことになる)、生殖機能の退化、腹痛(多量に摂取した場合)などがあります。
松果腺のまとめ
松果腺は直径8㎜ほどの球形の松果体とも呼ばれる脳の中にある内分泌器官です。
松果腺は睡眠ホルモンといわれるメラトニンを分泌します。
松果腺は子どもでは大きい状態ですが、思春期になると縮小してメラトニンの分泌も減ります。
このことから松果腺は性機能の発達の調節、新陳代謝、季節による性衝動の調節などの機能があると考えられています。
ところで、
ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。
I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.
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