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ウイルス
第2次世界大戦後、安倍能成(あべよししげ)は幣原(しではら)内閣で文部大臣を引き受けましたが、就任式に着ていくモーニングを借りに鎌倉の岩波家に行きました。
そのため、外務大臣を引き受けた吉田茂(よしだしげる)に「モーニングを借りに鎌倉に入浴に行って、就任式に遅れた」とからかわれました。
それは、反論できないでしょうね。
モーニングぐらい自前で準備すべきでしょうね。
でも、インフルエンザで遅刻・欠席することになるよりはましでしょう。
インフルエンザは周りの人間にうつしてしまいますからね。
ウイルスとは
ウイルスとは微小で細菌ろ過器を通過するので、ろ過性病原体ともいわれる微小な構造体です。
ウイルスは細菌とはちがって、他の生物の細胞を利用して、自分を複製し、増殖します。
ウイルスはタンパク質の殻とその中のDNAやRNAの核酸からできています。
ウイルスは生命の最小単位である細胞も持っていませんので、生物とはみなされないこともあります。
ところで、全世界で現在大流行している、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新型コロナウイルスはコロナウイルス科に属する一本鎖RNAウイルスにつけられた暫定的な名称です。
中国の湖北省武漢で2019年12月に最初に新型コロナウイルス感染症の患者が確認されました。
コウモリのウイルスから各種動物を経て、人間に新型コロナウイルスが感染したという説から、武漢研究所流出説もあり、現在のところ詳しくはわかっていません。
そして、新型コロナウイルスは中国から全世界に広まり、アルファ株、デルタ株、ラムダ株やミュー株などの各種の変異種を生みだしながら、現在も新型コロナウイルス感染症の患者は拡大中です。
ウイルスの増殖
ウイルスは自分自身のみでは増殖できませんので、他の生物の体内に侵入し、細胞に感染して増殖します。
ウイルスは感染した宿主の細胞で一気に、たとえば1,000個増殖します。
ウイルスの細胞への感染は細胞表面に露出しているレセプターと呼ばれる分子に吸着し、細胞内に侵入します。
細胞内に侵入したウイルスは自分のDNAやRNAの核酸やタンパク質を分解して遊離し、細胞の核酸に転写して、大量に複製させます。
そして、複製されたウイルスの核酸とタンパク質が一緒になってウイルスに合成され、細胞から出芽、放出されます。
細菌は2つに細胞が分裂して増えますが、ウイルスは一気に1,000倍も増えるやっかいな病原体です。
また、抗生物質も細菌には効きますが、ウイルスには効かないので、いったんウイルスが増殖してしまうと対症療法で対応するしかなくなってしまいます。
ウイルスの発見
約100年前、オランダのベイエリンクがタバコモザイク病の原因からろ過性病原体を予測しました。
その後、ドイツのレフレルもウシの口蹄疫からろ過性病原体を予測しましたが、発見することができませんでした。
これらの研究からアメリカのリードは中南米や熱帯アフリカの風土病の黄熱病がろ過性病原体によって生じ、蚊が媒介することを1900年に実証しました。
黄熱病はネッタイシマカやヒトスジシマカが持つフラビウイルスによるもので、これが人間の病原性ウイルスの発見でした。
その後、技術の進歩で1940年代に電子顕微鏡が実用化され、タバコモザイク病ウイルスや疾患のウイルスを見ることができるようになりました。
そして、ウイルスによる麻疹(ましん)、つまりはしかや風疹(ふうしん)などのさまざま疾患が発見され、また予防ワクチンの実用化も行われるようになっています。
ウイルスのまとめ
ウイルスとは微小で細菌ろ過器を通過するので、ろ過性病原体ともいわれる微小な構造体です。
ウイルスは細菌とはちがって、他の生物の細胞を利用して、自分を複製し、増殖します。
ウイルスは自分自身のみでは増殖できませんので、他の生物の体内に侵入し、細胞に感染して増殖します。
技術の進歩で1940年代に電子顕微鏡が実用化され、タバコモザイク病ウイルスや疾患のウイルスを見ることができるようになりました。
そして、ウイルスによる麻疹、つまりはしかや風疹などのさまざま疾患が発見され、また予防ワクチンの実用化も行われるようになりました。
ところで、
ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。
I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.
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