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抗体
明治時代、与謝野夫妻の新詩社で石川啄木(いしかわたくぼく)は歌人山川登美子(やまかわとみこ)を知りました。
それから間もなく道で山川登美子に会った石川啄木は「金に困っているから金を貸してくれ」と彼女に頼みました。
地方の箱入り娘で育った彼女は、驚き震え、ひとこともいわずに逃げ帰ってしまいました。
それはそうでしょう。
他人も同然の人間に金を貸せといわれてもね。
それではたかりではないですか。
それに彼女は箱入り娘ですから、男性に免疫がありません。
でも、この場合、抗体はできるのでしょうか?
抗体とは
抗体(こうたい)とはウイルスや細菌、花粉などの異物が体内に入り込んだとき、その異物のタンパク質や毒素などに反応して、身体にできる対抗物質のことです。
麻疹(ましん)、つまりはしかのウイルスに対する抗体や風疹(ふうしん)のウイルスに対する抗体などがあります。
スギ花粉の花粉症の場合、スギ花粉に反応する抗体ということになります。
抗体の働き
ウイルスや細菌、花粉などのことを抗原(こうげん)といい、抗体は通常は外部から侵入した異物を抗原として認識して攻撃します。
その認識に異常が生じて自己の組織も異物として標的にするようになった状態が、関節リウマチなどの自己免疫疾患です。
抗体はその抗原だけに結合する性質があり、結合によって抗原であるウイルスや細菌などを溶解するほか、毒素を中和するなどして身体を防御しています。
そして、実際に抗体として働くのは免役グロブリンと呼ばれるタンパク質です。
免疫グロブリンは物理化学的性質および免疫学的性質によってG、M、A、D、Eの5つのクラスに分けられています。
また、抗原の侵入に対して、免疫の反応の主体は白血球のリンパ球系の細胞で、胸腺由来のT細胞と骨髄由来のB細胞に大別されます。
免疫(めんえき)
免疫は自分と違うと認識した細菌などの異物を抗体により、白血球などのT細胞やB細胞が排除しようとする身体の防御システムです。
ウイルスや細菌などの病原体が最初に体内に侵入したとき、身体は自分とは違うものが侵入したと判断し、排除しようとします。
そして、身体の細胞は抗体をつくり、2回目以降に病原体などの侵入があったときは細胞が抗体をたくさんつくり、撃退します。つまり、免疫ができたわけです。
1回かかると2回目以降はかからない疾患があるのは、この免疫のためで、インフルエンザなどのワクチンの予防接種もこの免役のシステムを利用したものです。
抗体のまとめ
抗体とはウイルスや細菌、花粉などの異物が体内に入り込んだとき、その異物のタンパク質や毒素などに反応して、身体にできる対抗物質のことです。
ウイルスや細菌、花粉などのことを抗原といい、抗体は通常は外部から侵入した異物を抗原として認識して攻撃します。
その認識に異常が生じて自己の組織も異物として標的にするようになった状態が、関節リウマチなどの自己免疫疾患です。
抗体はその抗原だけに結合する性質があり、結合によって抗原であるウイルスや細菌などを溶解するほか、毒素を中和するなどして身体を防御しています。
ところで、
ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。
I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.
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