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緑茶
紀元前4世紀ごろの古代マケドニアのアレキサンダー大王は酒豪でした。
あるとき、アレキサンダー大王は歴史家のカリステネスに大杯をつきつけて、「さあ、飲め」といいました。
すると、カリステネスは「あなたの杯をいただいたために、医神アスクレピオスの薬杯が必要になっては困りますから」と断りました。
そのためカリステネスはアレキサンダー大王の不興を買いました。
アレキサンダー大王はアジア遠征に学者をたくさん連れて行きましたから、カリステネスもその中の1人でしょう。
しかし、カリステネスは困ったでしょうね。
緑茶なら大杯でも飲めないことはありませんが、お酒ではね。
もし、そのままアレキサンダー大王のすすめるまま、お酒の大杯を飲んでいたら急性アルコール中毒になって倒れていたでしょうから。
緑茶とは
緑茶(りょくちゃ)とは茶ノ木の新芽を摘み取った直後に加熱して茶葉の発酵を止める不発酵茶のことです。
緑茶は日本のお茶全部を指していて、煎茶(せんちゃ)も玉露(ぎょくろ)も、かぶせ茶も、ほうじ茶も含めて日本のお茶の総称になります。
煎茶と玉露、かぶせ茶、ほうじ茶の原料の茶葉の茶ノ木自体は同じものですが、栽培方法にそれぞれ違いがあり、風味や味わいにも違いがあります。
緑茶の栽培方法
煎茶は茶ノ木の新芽がでてから茶葉の摘み取りまでずっと葉に日光を浴びせて育てています。
玉露は茶ノ木の新芽がでだすか、もしくは茶摘みのだいたい3週間前から遮光率70〜90%以上で直射日光をさえぎって育てています。
かぶせ茶は玉露と同じように直射日光をさえぎって育てていますが、遮光期間は茶摘み前の7〜10日前後です。
かぶせ茶の直射日光の遮光期間が玉露より短いため、全体の遮光率は玉露より低く50%程度です。
茶葉は直射日光を浴びると葉緑素による光合成が行われます。
光合成は二酸化炭素と水と太陽エネルギーからデンプンを合成する生化学反応です。
ところが、茶葉で光合成が行われると渋み成分のカテキンが増加してしまいます。
逆に直射日光を遮光して光合成を抑えるとカテキンなどの増加が止まり、今度はうま味成分であるテアニンが増えます。
この光合成の働きをうまく調整するために玉露や、かぶせ茶は直射日光を遮光しているのです。
直射日光を浴びて育った煎茶は程よい渋みとさわやかな香り立ちとすっきりとした味わいが特徴です。
直射日光を遮光してつくった玉露やかぶせ茶は渋みが少なく、深いコクやうま味を味わうお茶です。
お茶の製造
緑茶、ウーロン茶、紅茶などのお茶はすべてツバキ科の常緑樹である茶ノ木の葉からつくられます。
しかし、茶葉の加工方法がちがい、緑茶、ウーロン茶、紅茶などになります。
つまり、摘み取った茶葉をすぐに加熱し、酸化発酵しないようにしてつくったのが緑茶です。
茶葉を完全に酸化発酵させてしまうのが紅茶、緑茶と紅茶の中間にあるがウーロン茶などの半発酵茶です。
また、緑茶は加熱方法の違いによって、中国式の釜炒り、日本独特の火を通す蒸し製の2通りにもわけられます。
一般的な緑茶の製造工程は
- 蒸し製
- 揉捻(じゅうねん)
- 乾燥
というものです。
なお、蒸しを強くすると深蒸し煎茶のように味や色がよくでて、茶葉は細かく砕け、粉状のものが多くなります。
緑茶のまとめ
緑茶とは茶ノ木の新芽を摘み取った直後に加熱して茶葉の発酵を止める不発酵茶のことです。
緑茶は日本のお茶全部を指していて、煎茶も玉露も、かぶせ茶も、ほうじ茶も含めて日本のお茶の総称になります。
直射日光を浴びて育った煎茶は程よい渋みとさわやかな香り立ちとすっきりとした味わいが特徴です。
直射日光を遮光してつくった玉露やかぶせ茶は渋みが少なく、深いコクやうま味を味わうお茶です。
緑茶、ウーロン茶、紅茶などのお茶はすべてツバキ科の常緑樹である茶ノ木の葉からつくられます。
しかし、茶葉の加工方法がちがい、緑茶、ウーロン茶、紅茶などになります。
摘み取った茶葉をすぐに加熱し、酸化発酵しないようにしてつくったのが緑茶です。
ところで、
ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。
I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.
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