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肝炎
明治の小説家、広津柳浪(ひろつりゅうろう)は少年時代、道で花を持った娘に行会い、その花をくれとねだりました。
娘がダメと断ると、いきなり腰の刀を抜いて切りつけました。
これを聞いた広津柳浪の父の広津弘信は怒って、息子に「切腹しろ!」と命じました。
広津柳浪の少年時代は江戸時代でしかも広津柳浪は武士の息子だったのですね。
いやあ、女性に刃物を突きつけるのを怒る、そんな男気のある父であれば、さもありなん。
厚生労働省の官僚もこのくらい男気があれば、C型肝炎は日本からすぐにでもなくなるでしょうね。
肝炎とは
肝炎(かんえん)とはウイルスやアルコール、薬物などが原因で肝臓に炎症が起こった状態をいいます。
肝炎の約90%はウイルスの感染によって起こるウイルス性肝炎で、残りの約10%がアルコールや薬物による肝炎です。
原因になるウイルスの種類ではなく経過と症状から分類して、急性肝炎、とくに症状の激しい劇症肝炎、持続性肝炎、慢性肝炎などになります。
また、急性肝炎と慢性肝炎は炎症が1~2か月以内で治るものを急性肝炎、6か月以上続くものを慢性肝炎としています。
そのほか、薬物性肝炎、自己免疫性肝炎などがありますが、肝炎を起こすウイルスは現在、A型、B型、C型、D型、E型、G型の6種類がわかっています。
ウイルス性肝炎は原因ウイルスによりA型肝炎、B型肝炎、C型肝炎にわけられますが、D型、E型は日本ではまれな肝炎ウイルスです。
ウイルス性肝炎はウイルスの種類によって肝炎の症状や経過、予後などがかなりちがってきます。
肝炎の症状
急性肝炎の場合、肝炎ウイルスに感染し、潜伏期の後、風邪に似た症状に続き、黄疸(おうだん)などの症状が急にでて肝炎と診断されます。
慢性肝炎は、はっきりした症状がでないことが多いのですが、健康診断の肝機能検査などで見つかることがあります。
一般に肝炎の急性期の症状として黄疸、全身倦怠感、食欲低下などが一般的ですが、慢性の場合には症状はほとんどでないことが多くあります。
肝炎は肝機能検査、肝シチグラム、肝生検などによって診断されます。
ハーボニー配合錠
ハーボニー配合錠は2015年に発売されたC型肝炎の治療剤です。インターフェロンなどとちがって副作用がほとんどなく、完治が見込める夢の新しい薬剤でした。
しかし、発売当初は1錠約8万円、現在でも5万円以上する高価な薬剤です。
C型肝炎は国や地方自治体によって治療に助成金がもらえることもあって、ハーボニー配合錠は完治のめどの3か月ほどの薬物療法期間中、月1〜2万円程度の出費で済むため、大人気でした。
ところが、2017年1月に奈良県に本社を置く薬局チェーン店でハーボニー配合錠の偽物が見つかりました。
容器は正規品で中身だけが効能のない偽物だったのです。
その薬局チェーン店の仕入れの流通ルートのうち、正規でない流通ルートからのハーボニー配合錠でした。
ハーボニー配合錠の効能が画期的なうえに、薬価が高くても、保険適用でなくても欲しい方が大勢いることが背景にあるわけです。
対策としては国をあげて、ハーボニー配合錠の大量生産を行い、薬価を下げる努力が必要ではないでしょうか。
溺れる者は藁(わら)をも摑(つか)むのです。
大勢の弱い善良な市民を救済できなくて、何のための国でしょうか?
国は恥を知りなさい。
肝炎のまとめ
肝炎(かんえん)とはウイルスやアルコール、薬物などが原因で肝臓に炎症が起こった状態をいいます。
肝炎の約90%はウイルスの感染によって起こるウイルス性肝炎で、残りの約10%がアルコールや薬物による肝炎です。
急性肝炎の場合、肝炎ウイルスに感染し、潜伏期の後、風邪に似た症状に続き、黄疸などの症状が急にでて肝炎と診断されます。
慢性肝炎は、はっきりした症状がでないことが多いのですが、健康診断の肝機能検査などで見つかることがあります。
ところで、
ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。
I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.
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