健康食品・サプリメントの泉
横隔膜
ある新聞記者が「老人と海」「誰が為に鐘は鳴る」などを書いた20世紀のアメリカの小説家アーネスト・ヘミングウェイに尋ねました。
「あなたは小説を書き始める前に、気分を落ち着けるために、鉛筆を20本削るそうですね」
「じょうだんじゃない。20本も鉛筆を持っていたことはないよ。1日に2Bの鉛筆が7本も丸くできれば上できだ」
まあ、20本はオーバーな話だったとしても、7本もヘミングウェイは小説を書き始める前に2Bの鉛筆を削ったのですね。
それもジョークでしょうね。
そういうときには「ははは」と笑ってやればいいのです。
大笑いすると横隔膜が鍛えられて、血流がよくなります。
血流がよくなるとダイエットにも健康にも良い効能が期待できます。
もっとも、大笑いしすぎると、今度はしゃっくりが止まらなくなるかもしれませんので、ご用心。
横隔膜とは
横隔膜(おうかくまく)は胸と腹との間にある筋肉と腱(けん)でできた膜状の組織です。
横隔膜は腹膜(ふくまく)のように厚さ1㎜以下のペラペラの薄い膜ではなく、2〜4㎜の厚みをもった伸縮性のある筋肉と腱(けん)でできています。
横隔膜は血管や食道などを通る穴があいていますが、胴体の胸と腹は横隔膜によって隔てられています。
横隔膜の働き
肺には筋肉がありませんので、安静時はおもに横隔膜が伸縮して呼吸を行っています。
息を吸うとき、横隔膜が縮みながら下がり、横隔膜に付着している肺が引き下げられ、鼻や口からの空気とともに肺がふくらみます。
息を吐くとき、横隔膜がゆるみながら上がり、ふくらんだ肺が縮んで自然の力でもとにもどるときに、鼻や口から空気がでていきます。
また、横隔膜は胸椎(きょうつい)、肋骨(ろっこつ)、胸骨(きょうこつ)で囲まれた胸腔(きょうこう)と肝臓、胃、腸、脾臓(ひぞう)などを含む腹腔(ふっこう)をわけて各臓器を安定させています。
しゃっくり
しゃっくりは横隔膜が一定の間隔をおいて痙攣(けいれん)する現象をいいます。
しゃっくりが起こると横隔膜が急な痙攣で縮むため、瞬間的な吸気が起こり、吸気がのどの声帯を通過するときに、声帯が痙攣してヒックというしゃっくり特有の音をだします。
しゃっくりは1週間もの長時間続く場合もありますが、ふつうは長くても1時間以内に終わる一時的なものです。
しゃっくりの多くは刺激物や熱いものを飲み込むとか、食物がのどにつまるとか、大笑いするとか、咳(せき)をするとか、香辛料やアルコールの暴飲暴食などによって起こります。
しゃっくりは冷たい水を飲むとか、長く息を止めるなどをするとおさまることが多いです。
しかし、しゃっくりは疾患が原因となって、持続していることがありますので注意が必要なこともあります。
しゃっくりを起こす疾患には、脳腫瘍、脳炎、アルコール中毒、尿毒症などのほかに、頸部疾患、胸郭内疾患、腹部臓器の疾患、心臓・血管系の疾患などがあります。
横隔膜のまとめ
横隔膜は胸と腹との間にある筋肉と腱でできた膜状の組織です。
肺には筋肉がありませんので、安静時はおもに横隔膜が伸縮して呼吸を行っています。
横隔膜は胸椎、肋骨、胸骨で囲まれた胸腔と肝臓、胃、腸、脾臓などを含む腹腔をわけて各臓器を安定させています。
ところで、
ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。
I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.
こちらに興味をもっていただけそうなものがあります。よろしければ、最新情報をご覧になってください。