健康食品・サプリメントの泉
米糠
17世紀のフランスのルイ13世の顧問官であったリシュリュー枢機卿は愛猫家でたくさんのネコを飼っていました。
そして、彼は食事の際、まず食べ物をネコたちにわけてやるのでした。
こうして、彼はネコをかわいがりながら、実は毒殺の用心もしているのでした。
何か嫌な気分がするのは私だけでしょうか?
ペットとは家族ではなかったのでしょうか?
まあ、現代でも似たような話がありました。
小学生の男の子がお座敷犬を飼っていましたが、理由を尋ねると、いざというときの非常食糧だそうです。
でも、非常食糧といえば、米糠をもっと利用すればいいのではないでしょうか。
米糠には栄養分がたくさん含まれていますし、100%国産ですよ。
米糠とは
米糠(こめぬか)は玄米を精白するときにでる黄白色をした外皮や胚芽の粉末です。
米糠は脂肪やタンパク質、リンなどのミネラルを多量に含んでいます。
米糠には脂肪が約20%含まれていますので、油分を抽出して米油(こめあぶら)を取りだしています。
米糠の用途
米糠は米油を圧搾して抽出するほか、米糠は栄養分が豊富に含まれていますので、家畜の飼料として使われています。
また、米糠は乳酸菌などの微生物の繁殖に適していますので、ぬか床として使用するほか、田畑の表層の微生物を増やす肥料としても使われています。
昔は、米糠を袋に入れて、糠袋(ぬかぶくろ)として風呂で皮膚を磨きました。
すると、米糠の米油やビタミン、ミネラルのおかげで皮膚がスベスベになったということです。
米油
米油とは米糠から抽出される植物油で、オレイン酸を含むほか、γ(ガンマ)-オリザノールなどを豊富に含んでいます。
米油に含まれるオレイン酸は狭心症や心筋梗塞(しんきんこうそく)、脳梗塞(のうこうそく)の原因となる悪玉コレステロール、つまりLDLコレステロール値を低下させる効能が期待できます。
米油に含まれるリノール酸もLDLコレステロール値を低下させ動脈硬化の予防の効能が期待できます。
日本人が摂取するビタミンEの約30%は植物油から摂取しているといわれています。
米油に含まれるビタミンEは強力な抗酸化作用があり、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持の効能が期待できます。
米油はトコトリエノールというビタミンEの一種で抗酸化力がビタミンEの約50倍といわれているスーパービタミンEを含んでいます。
米油に含まれるγ-オリザノールは米油特有の成分で更年期障害、神経障害などの改善に効能が期待できます。
米油にはフィトステロールというコレステロールによく似た脂質があり、食物によって体内に消化吸収されますが、吸収率がコレステロールよりもはるかに少なくなります。
小腸からの胆汁としてのコレステロールの吸収は約40%ですが、フィトステロールは体内に5%以下でしか吸収されません。
フィトステロールをいっしょに摂取することで、卵黄などによく含まれている食物のコレステロールの吸収量を減らすことができ、血中LDLのコレステロール濃度の低下を助けます。
また、フィトステロールは体外に排出されるときに同時にコレステロールを一緒に排出させます。
つまり、肉料理など動物性の脂質を摂取するときには、米油を同時に摂取するとコレステロールの吸収が抑えられ、体内のコレステロールを減少させる効能が期待できます。
米糠のまとめ
米糠は玄米を精白するときにでる黄白色をした外皮や胚芽の粉末です。
米糠は脂肪やタンパク質、リンなどのミネラルを多量に含んでいます。
米糠には脂肪が約20%含まれていますので、油分を抽出して米油を取りだしています。
米糠は米油を圧搾して抽出するほか、米糠は栄養分が豊富に含まれていますので、家畜の飼料として使われています。
また、米糠は乳酸菌などの微生物の繁殖に適していますので、ぬか床として使用するほか、田畑の表層の微生物を増やす肥料としても使われています。
ところで、
ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。
I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.
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