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暗順応

19世紀のアメリカの小説家に「黒猫」「黄金虫」などを書いたエドガー・アラン・ポーがいます。

ポーの父も母も旅役者でしたが、父が蒸発し、母も病死した後、ポーはアラン家に引き取られました。

ところが、ポーは義父と不和になり、家出をしてしまいました。

そして、ポーは家に残した衣類や書物と、金を少し欲しいと義父に手紙をだしました。

しかし、送られてきたのは「独立宣言をしながら、金の無心か」という返事だけでした。

金の切れ目が縁の切れ目といいますが、アラン家の養父は実父ではありません。

ポーが家出した時点で縁が切れていますから、金の無心はできなかったでしょうね。

ポーの「黄金虫」は推理小説風の短編小説でしたが、「黒猫」はホラー小説です。

なかなか、面白く読めますので、興味のある方は読んでみてはいかがでしょう。

また、イタリアの映画監督、ダリオアルジェントが1992年に「マスターズ・オブ・ホラー/悪夢の狂宴」で「黒猫」を映画化しています。

ホラー映画は映画館で見ると恐怖がさらに味わえていいのですが、古い作品になりますので、興味のある方はDVDでご覧になってください。

ところで、映画館といえば、暗順応です。

私も昔は、映画館に途中入場して、暗順応できず、さんざん段差につまずいた経験があります。

大きな物音を立ててしまい、周りの方に白い目で見られていたように記憶しています。

教訓。

映画鑑賞は上映時間を守りましょう。

暗順応とは

暗順応(あんじゅんのう)とは暗闇に入ったときなどに生ずる網膜の光に対する感度の自動調節現象のことです。

つまり、明るいところから暗い部屋などに入ると、始めは物が見えにくいですが、徐々に暗さに慣れてよく見えるようになっていきます。

これは目の網膜の光に対する感度が時間とともに増加するためです。

暗順応の仕組み

暗順応の程度は網膜の場所により差が生じます。

つまり、網膜の中心部は順応能力が乏しく、周辺部になるほど増大します。

始めは網膜の視細胞の錐体(すいたい)がおもに働き、錐体の順応で約10倍の感度を増します。

暗順応が進みにつれて桿体(かんたい)の感度が高まり、錐体にとって代わります。

桿体の順応によって感度は約10,000倍に増します。

この暗順応が完了するのに30分以上時間を要しますが、逆に暗い所から明るいところにでてまぶしさがなくなるまでの明順応には1分程度しかかかりません。

この暗順応は桿体内にある視紅(しこう)とも呼ばれる視物質のロドプシンが暗所で徐々に合成される時間に一致します。

暗所でビタミンAからロドプシンが合成されて桿体に集まり、桿体の働きを敏感にさせるわけです。

余談ですが、昔の映画館では足元に明かりがないため、途中入場者は暗順応できずに、段差でつまずく方が続出しました。

かくいう、私もつまずいた中に入ります。

現在の映画館は足元にフットライトがありますので、暗順応できなかったとしても、つまずくところまではいきません。

ロドプシンとは

ロドプシンは目の網膜にある視細胞の杆体にある、光を吸収するとそれに応じて神経信号を発生させる視物質です。

ロドプシンはピンク色をしていて視紅とも呼ばれ、光が当たると退色して分解されてなくなりますが、暗くなると再合成されます。

ロドプシンは光が当たると507nm(ナノメートル)付近の波長の光を最も吸収してピンク色から無色透明に退色します。

ロドプシンは退色するときにビタミンAに分解され、明るさに関する神経信号を発して視覚を生じさせます。

そして、神経信号を発したあと、ビタミンAからロドプシンに再合成されます。

長時間の目の酷使などでは再合成が間に合わず、ロドプシンが減少していき眼精疲労が起きます。

ビタミンAは暗順応にも関係していますので、ビタミンAが不足するとロドプシンが不足し、明るい場所から暗いところに移動した際、目が慣れるまで時間がかかります。

また、ビタミンAの不足は暗いところで物が見えにくくなる症状である夜盲症を引き起こします。

夜盲症とは

夜盲症(やもうしょう)とは鳥目(とりめ)ともいい、ビタミンA欠乏や網膜色素変性症などで見られる暗順応が遅延する疾患です。

夜盲症には進行性先天性夜盲症と非進行性先天性夜盲症、後天性夜盲症があります。

先天性夜盲症は遺伝性であり、後天性夜盲症はビタミンA欠乏性夜盲と網膜色素変性症などの眼底疾患にわけられます。

ふつうでも明るい環境での視力にくらべて暗い場所での視力は落ちますが、夜盲症の場合では健常な場合とくらべて極端に視力が落ちます。

夜盲症は眼底検査、視野検査、網膜電位検査や暗順応検査などを行って診断します。

夜盲症の治療はビタミンA欠乏性夜盲の場合はビタミンAを摂取しますが、遺伝性などその他の夜盲症は確実な治療法はまだ見つかっていません。

夜盲症の予防はビタミンA欠乏性夜盲の場合、ビタミンAを多く含むレバーやβ(ベータ)-カロテンを多く含むニンジンやホウレン草などの緑黄色野菜を適度に摂取します。

ただし、ビタミンAの過度の摂取はビタミンA過剰症を引き起こすのでよくありませんので、β-カロテンを多く含む緑黄色野菜を摂取しましょう。

それは、β-カロテンは体内に摂取されると、ビタミンAに変換されますが、ビタミンAが不足した場合に必要な量だけビタミンAに変換されるからです。

暗順応のまとめ

暗順応(あんじゅんのう)とは暗闇に入ったときなどに生ずる目の網膜の光に対する感度の自動調節現象のことです。

つまり、明るいところから暗い部屋などに入ると、始めは物が見えにくいですが、徐々に暗さに慣れてよく見えるようになっていきます。

これは目の網膜の光に対する感度が時間とともに増加するためです。

ビタミンAは暗順応にも関係していますので、ビタミンAが不足するとロドプシンが不足し、明るい場所から暗いところに移動した際、目が慣れるまで時間がかかります。

また、ビタミンAの不足は暗いところで物が見えにくくなる症状である夜盲症を引き起こします。

なお、健康食品やサプリメントとしてのヒアルロン酸を含む健康食品やサプリメントはあくまでも健康食品ですので、医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

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