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マイクロプラスチック

古代ギリシアの禁欲主義の哲学者として知られる、アンティスネスに「あなたの悪口をいっている人がいますよ」という人がありました。

するとアンティスネスは「それが第一人者というものなんだよ。良いことをして悪口をいわれるのがね」と答えました。

ところがアンティスネスは「あなたのことを皆んなが褒めていますよ」といわれたときには、あわてて「え？　何か悪いことをしたかな」と答えました。

逆こそ真なりですかね。

マイクロプラスチックの問題も結局は世界各国が連携して環境問題に真剣に取り組み、プラごみをださないようにする仕組みを世界で構築するしかないのです。

しかし、逆こそ真なりの考え方からすれば、日本を含む世界の1国がリーダーシップを発揮して世界をまとめるという考え方もできますね。

プラスチックは炭素と炭素が1本の電子でつながる単結合と呼ばれる分子間結合で繋がっています。

プラスチック製品は紫外線を吸収すると劣化、すなわち、その単結合が切れてもろくなり、小さくなります。

プラスチック製品が小さくなって、5㎜以下の断片になったプラスチックをマイクロプラスチックといいます。

また、稲作において使用される肥料はプラスチックでコーティングされ、その2〜4㎜程度のプラスチックの抜け殻が川や海に流失しています。

その稲作に使われるプラスチックコーティングの肥料は実に1970年代から使用されてきていますから、50年ほどマイクロプラスチックが川や海に流出してきたわけです。

海の場合は、紫外線に加えて、波の力が加わり、さらに小さなマイクロプラスチックができやすくなります。

そして、そのマイクロプラスチックを魚などの海洋生物が摂取して人間などの体内にも取り込まれることになります。

マイクロプラスチックは回収が難しく、海洋汚染の原因になります。

マイクロプラスチックは生物の組織に接触することで炎症を起こさせることもあります。

また、海に溶け込んでいる、PCB（ポリ塩化ビフェニール）などの有害物質を吸着させたりします。

プラスチック製品は紫外線による劣化を遅らせるため、紫外線吸収剤のほか、柔らかくする可塑剤、燃えにくくするための難燃剤が添加されています。

これらの添加剤は重量にしてプラスチック製品の7%程度ですが、環境ホルモンとして生物に影響を与える化学物質を使用しているものが多くあります。

そして、そのマイクロプラスチックを魚などの海洋生物が摂取して人間などの体内に取り込まれると環境ホルモンが体内に入ることになります。

環境ホルモンが生物の体内に入ると本来の性のホルモンの働きを阻害するばかりでなく、乳ガンや子宮の病気である子宮内膜症、生殖機能である精子数の減少などを引き起こす恐れもあります。

その他、タンパク質の合成の阻害、ビタミンなどの代謝に必要な成分を破壊するなど、免疫力の低下を引き起こす作用があるものあります。

マイクロプラスチックもプラごみですので、結局は世界各国が連携して環境問題に真剣に取り組み、プラごみをださないようにする仕組みを世界で構築するしか、マイクロプラスチックを減らすことはできないといえます。

プラスチック製品が紫外線などの作用で小さくなって、5㎜以下の断片になったプラスチックをマイクロプラスチックといいます。

また、稲作において使用される肥料はプラスチックでコーティングされ、その2〜4㎜程度のプラスチックの抜け殻が川や海に流失しています。

海の場合は、紫外線に加えて、波の力が加わり、さらにマイクロプラスチックができやすくなります。

マイクロプラスチックは回収が難しく、海洋汚染の原因になります。

マイクロプラスチックは生物の組織に接触することで炎症を起こさせることもあります。

また、海に溶け込んでいる、PCB（ポリ塩化ビフェニール）などの有害物質を吸着させたりします。

そして、そのマイクロプラスチックを魚などの海洋生物が摂取して人間などの体内に取り込まれると環境ホルモンが体内に入ることになります。

その他、タンパク質の合成の阻害、ビタミンなどの代謝に必要な成分を破壊するなど、免疫力の低下を引き起こす作用があるものあります。

ところで、

ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。

I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.

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