健康食品・サプリメントの泉
ナトリウム
「風車小屋だより」を書いた19世紀のフランスの小説家アルフォンス・ドーデはある晩、突如知的な興奮を覚えました。
すると、パリの街も今まで見ていたものとはがらりと変わったもののように見えてきました。
ドーデはその興奮を誰かに話したくてたまらなくなり、友人の俳優のコクランを訪ねて、それを話しました。
すると、コクランはにべもなく、「酔っ払ってんだろ」といいました。
それはそうでしょうね。
それはいわゆる神が降りてきたという話ですね。
でも、本当に神が降りてきたかどうかは当人以外わかりませんよね。
当人以外の目の前で奇跡でも起こせない限り。
ところで、減塩すると、一般に血圧が下がるといわれていますが、中には減塩しても血圧が下がらない方がいます。
食塩に感受性のある遺伝子のある、なしで減塩の効能が決定されるそうです。
食塩に感受性のある遺伝子がない方はいくら減塩しても奇跡は起きないということです。
ふつうの方は減塩とか運動療法をして血圧が下がる奇跡をひたすら願うしかないようです。
ナトリウムとは
ナトリウムは元素記号Naのクラーク数2.63のアルカリ金属で、地殻付近にはカルシウムとカリウムの間に位置する6番目に多い元素です。
ナトリウムは1価の陽イオンになりやすく、各種の化合物として天然に多量に存在します。
金属ナトリウムは銀白色の軟らかい金属ですが、大気中で融点以上に熱すると発火し、水とも激しく反応して、水素を発生させながら、水酸化ナトリウムになります。
金属ナトリウムは石油の中に酸素や水分を遮断して保存し、金属あるいはナトリウムアマルガム、つまりナトリウム合金として還元剤に使用されます。
そのほか、原子炉冷却材や合金としても用いられていますが、塩化ナトリウム、食塩の成分であるナトリウムおよび塩素を利用し、いろいろな化学薬品も製造しています。
なお、ナトリウム(Natrium)という名称は、天然ソーダやアルカリ塩を意味するギリシャ語のnitronに由来しています。
そして、ナトリウムの英名のsodiumは炭酸ナトリウムが古くからソーダ(soda)と呼ばれていたことに基づいて命名されました。
ナトリウムの働き
ナトリウムは必須ミネラルで、塩化ナトリウム、食塩の形で摂取しますが、食塩、ミソ、塩辛、塩ザケ、つくだ煮、ハムなどに多く含まれています。
ナトリウムの大人1日当たりの所要量は厚生労働省(2015)によると、食塩相当量は男性で8g以下、女性で7g以下ですが、WHO(世界保健機関)では1日5g以下が適当とされています。
血液検査におけるナトリウムの適正値は135〜147mEq/ℓです。
mEqはミリエクイバレントと読み、ミリ当量を指します。
まあ、ナトリウム粒子の数と思ってください。
電解質などのイオンの場合は単純に重さや容積で比較できませんので、個数で比較します。
ナトリウムは体内ではおもに細胞の外側にあって、カリウムやリンとともに細胞の活性化に重要な役割を持っています。
ナトリウムはイオンとして身体の重要な構成成分であり、体液の浸透圧の維持、筋肉の収縮や神経の伝達興奮など身体の生理に重要な役割を果たしています。
また、ナトリウムは摂取すると血圧の正常化、酸の中和、二酸化炭素の運搬、細胞内外の物質交換、血圧のコントロール、筋肉の収縮の正常化、胃液・腸液の分泌を促して消化を促進するなどに効能が期待できます。
ナトリウムは身体の中に一定量あることが必要ですが、長期間食事から塩として摂取する量が多い場合、高血圧や胃炎、胃ガンなどナトリウム過剰の障害がでてきます。
ミネラル
ミネラルは一般的な有機物に含まれる、炭素、水素、窒素、酸素の4つの元素以外の元素で人間の生存に必要なものです。
ミネラルは三大栄養素である、糖質、脂質、タンパク質に、ビタミンとならんで加えられ、五大栄養素の1つとして数えられます。
一般にミネラルは人間の体内でつくることはできないため、毎日の食事から摂る必要があります。
16元素、つまり亜鉛、カリウム、カルシウム、クロム、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マグネシウム、マンガン、モリブデン、ヨウ素、リン、硫黄、塩素、コバルトをとくに必須ミネラルといいます。
厚生労働省が13元素、つまり亜鉛、カリウム、カルシウム、クロム、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マグネシウム、マンガン、モリブデン、ヨウ素、リンを健康増進法に基づく食事摂取基準の対象として定めています。
ミネラルは性別や年齢によって必要な量は異なりますが、適度な量を摂ることがよく、欠乏症だけでなく過剰摂取も疾患の原因となることがあります。
ナトリウムのまとめ
ナトリウムは元素記号Naのクラーク数2.63のアルカリ金属で、地殻付近にはカルシウムとカリウムの間に位置する6番目に多い元素です。
ナトリウムは必須ミネラルで、塩化ナトリウム、食塩の形で摂取しますが、食塩、ミソ、塩辛、塩ザケ、つくだ煮、ハムなどに多く含まれています。
ナトリウムの大人1日当たりの所要量は厚生労働省(2015)によると、食塩相当量は男性で8g以下、女性で7g以下ですが、WHO(世界保健機関)では1日5g以下が適当とされています。
ナトリウムは体内ではおもに細胞の外側にあって、カリウムやリンとともに細胞の活性化に重要な役割を持っています。
ナトリウムはイオンとして身体の重要な構成成分であり、体液の浸透圧の維持、筋肉の収縮や神経の伝達興奮など身体の生理に重要な役割を果たしています。
また、ナトリウムは摂取すると血圧の正常化、酸の中和、二酸化炭素の運搬、細胞内外の物質交換、血圧のコントロール、筋肉の収縮の正常化、胃液・腸液の分泌を促して消化を促進するなどに効能が期待できます。
ナトリウムは身体の中に一定量あることが必要ですが、長期間食事から塩として摂取する量が多い場合、高血圧や胃炎、胃ガンなどナトリウム過剰の障害がでてきます。
ところで、
ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。
I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.
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