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胚芽
「あめりか物語」を書いた明治から昭和の小説家、永井荷風(ながいかふう)は晩年、人間ぎらいで通っていました。
しかし、永井荷風も幸田露伴(こうだろはん)の訃報を聞くと、弔問するつもりで幸田露伴邸にでかけました。
ところが、幸田露伴邸で永井荷風は弔問客の後ろで黙祷をしてそのまま帰ってきてしまいました。
というのは、幸田露伴邸の門前に飾られた花輪の中にひときわ大きく内閣総理大臣片山哲というのが目についたからです。
永井荷風は人間ぎらいのうえ、権力ぎらいだったのですね。
ところで、永井荷風の活躍した明治、大正、昭和の方でも玄米を食べていた方は脚気にかからない方が多かったそうです。
玄米を食べるとGABAも摂取できますから、権力に迎合しない冷静な方が多かったのでは。
胚芽とは
胚芽(はいが)とは植物の種子にある、生長すると芽になる部分のことです。
胚芽はこれから植物の本体になる芽ですので、種子の数%ほどの割合しかありません。
多くの植物の種子の場合、植物の本体になる栄養分は胚乳(はいにゅう)にあり、デンプンやタンパク質として種子の大部分を占めています。
そして、人間が利用するのは植物の本体になるデンプンやタンパク質の方が大部分です。
胚芽の利用はあまりありませんでした。
ところが、近年、米の胚芽からGABA(ギャバ)が発見され、米の胚芽を利用することが多くなってきました。
代表的な胚芽
精米の際に玄米から米糠(こめぬか)の大部分を取り去って、胚芽が残るように精白したお米を胚芽米といいます。
胚芽米には稲の種子の生長に必要なビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEなどのビタミンやミネラルなどの微量栄養素が豊富に含まれています。
小麦胚芽は小麦粒の約2%しかありませんが、タンパク質、脂質、ミネラルに富み、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEを多く含んでいます。
大豆胚芽には大豆特有の成分である大豆イソフラボンや大豆サポニンなど多く含んでいます。
GABA(ギャバ)とは
米の胚芽にはビタミンやミネラルの他にもう1つ非常に重要な栄養素があります。
γ(ガンマ)-アミノ酪酸(らくさん)、通称GABA(ギャバ)と呼ばれる成分です。
GABAはアミノ酸の一種で、人間の脳の中にたくさんあります。
GABAはホルモンのアドレナリンの働きを抑制し、神経の興奮を抑えて、正常な働きに戻す神経伝達抑制物質です。
また、GABAを含む食物を摂取するとアドレナリンの分泌が抑えられ、血圧が下がり、高血圧や脳梗塞(のうこうそく)や脳内出血などの脳卒中の予防に効能が期待できます。
胚芽のまとめ
胚芽とは植物の種子にある、生長すると芽になる部分のことです。
胚芽はこれから植物の本体になる芽ですので、種子の数%ほどの割合しかありません。
米の胚芽には稲の種子の生長に必要なビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEなどのビタミンやミネラルなどの微量栄養素が豊富に含まれています。
米の胚芽にはγ-アミノ酪酸、通称GABAと呼ばれる成分が含まれています。
GABAはアミノ酸の一種で、人間の脳の中にたくさんあります。
GABAはホルモンのアドレナリンの働きを抑制し、神経の興奮を抑えて、正常な働きに戻す神経伝達抑制物質です。
また、GABAを含む食物を摂取するとアドレナリンの分泌が抑えられ、血圧が下がり、高血圧や脳梗塞や脳内出血などの脳卒中の予防に効能が期待できます。
ところで、
ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。
I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.
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