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アリシン

15世紀の中世には吸血鬼ドラキュラのモデルとなった人物、ワラキア公ヴラド3世がいます。

このヴラド3世は通称ドラキュラ公とも串刺し公とも呼ばれ、多くの人間を串刺しにした残虐な人物として知られています。

しかし、ワラキア公国、つまり現代のルーマニアではヴラド3世は故国を守った英雄としての再評価が進んでいます。

誰しも良いこともも悪いこともしているのですが、ヴラド3世は現代の視点からすれば良いことの方が多いと判断されたのでしょうね。

もっとも、人それぞれの立場によって、評価が変わるものですが…。

ところで、ドラキュラの弱点といえばにんにくです。

にんにくのアリシンは健康という視点からすれば良いことの方が多いと判断できるのでしょうか?

アリシンとは

アリシンはにんにくやタマネギの細胞が傷つけられたとき、アリインという化合物が酵素の作用で酸化されてできる有機硫黄化合物です。

アリシンは硫化アリルとも呼ばれます。

また、タマネギの場合、アリインはイソアリインと呼ばれます。

アリシンはにんにくやタマネギの細胞が傷つくとできますので、料理の際に刻んだり、すり下ろしたりするとあの強烈な臭いがします。

とくににんにくにはアリインが多く含まれていますので、生にんにくをかじるとアリシンが大量にできて、臭いやら、辛いやらで、ふつうの方はもう大変なことになります。

アリシンの効能

アリシンは豚肉などに含まれるビタミンビタミンB1と結びついて体内に吸収しやすいアリチアミンに変わります。

アリチアミンはビタミンB1分解酵素で分解されにくく、ビタミンB1よりもさらに体に吸収されやすいビタミンB1様の化合物です。

ビタミンB1は糖分や脂肪などの代謝に使われ、重労働や疾患にかかっている場合に多量に必要になります。

しかし、アリチアミンはふつうのビタミンB1よりも体に吸収されやすいので、さらに効能が期待できます。

疲労回復・体力増強にビタミンB1は非常に効能が期待できます。

ところが、どうやって体内に取り込むかが問題です。

そこで、にんにくを使うことになります。

にんにくを刻むと多量のアリシンをつくることができますから、ビタミンB1を多く含む豚肉などの食材と一緒に摂取すればいいのです。

ただ、手軽ににんにくは摂取することができるものではありません。

問題はあの強烈な臭いです。摂取する前の臭いも摂取した後の口臭皮膚などの表面から臭う臭いも格別です。

にんにくの臭いを消臭するにはにんにくを摂取したあとに牛乳を飲むことがおすすめです。

牛乳のタンパク質のカゼインが臭いを消臭することや腸内にバリヤーを張って臭いのもとを吸収しにくくするという作用によりにんにくの臭いを消す効能が期待できます。

寝る前に牛乳を飲むことがおすすめです。

お茶に含まれるカテキンなどのポリフェノールは消臭力があって、にんにくのアリシンの臭いを消臭する効能が期待できますが、牛乳ほどではありません。

なお、健康食品としてのにんにくは卵の卵黄といっしょに錠剤やカプセルにしたものが多く、手軽に摂取でき、臭いも少なくなっています。

健康食品としてのにんにくはにんにくと同様、体力増強・疲労回復・強壮・強精作用などの効能が期待できます。

アリシンの別の効能

アリシンは強力な殺菌作用もあります。

10万倍以上に薄めても、その溶液はコレラ菌やチフス菌に対しての殺菌作用があります。

中世ヨーロッパの人口の3分の1を奪ったペスト菌にもにんにくのアリシンの殺菌作用が効くことを中世ヨーロッパ人は経験的に知っていたのかも知れません。

なお、ペスト菌は19世紀に発見されましたから、中世ヨーロッパ人はペストの原因がペスト菌であるとは知る由もありません。

ペストを黒死病と呼び、悪魔の仕業と考えた中世ヨーロッパ人がにんにくを魔除けに使ったのもわかる気がします。

ちなみに、にんにくのすりおろしを肩こりに効能があるといって、肩に塗って皮膚が火傷(やけど)のようにただれるようなバカなマネをしたのは私の父です。

10万倍以上に薄めても病原菌に効くような成分ですから、生身の皮膚ではひとたまりもありませんよね。

1日塗ってただれてしまい、治るのに1か月かかりました。

アリシンのまとめ

アリシンはにんにくやタマネギの細胞が傷つけられたとき、アリインという化合物が酵素の作用で酸化されてできる有機硫黄化合物です。

アリシンは硫化アリルとも呼ばれます。

また、タマネギの場合、アリインはイソアリインと呼ばれます。

アリシンはビタミンB1と結びついて体内に吸収しやすいアリチアミンに変わります。

ビタミンB1は糖分や脂肪などの代謝に使われ、重労働や疾患にかかっている場合に多量に必要になります。

しかし、アリチアミンはふつうのビタミンB1よりも体に吸収されやすいので、さらに効能が期待できます。

健康食品としてのにんにくは卵の卵黄といっしょに錠剤やカプセルにしたものが多く、手軽に摂取でき、臭いも少なくなっています。

にんにくと同様、体力増強・疲労回復・強壮・強精作用などの効能が期待できます。

にんにくの臭いを消臭するにはにんにくを摂取したあとに牛乳を飲むことがおすすめです。

牛乳のタンパク質のカゼインが臭いを消臭することや腸内にバリヤーを張って臭いのもとを吸収しにくくするという作用によりにんにくの臭いを消す効能が期待できます。

寝る前に牛乳を飲むことがおすすめです。

お茶に含まれるカテキンなどのポリフェノールは消臭力があって、にんにくのアリシンの臭いを消臭する効能も期待できますが、牛乳ほどではありません。

なお、健康食品としてのにんにくはあくまでも、健康食品ですので、医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

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