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膵液(すいえき)

アメリカのフランクリン・ルーズベルト大統領とイギリスの経済学者ジョン・メイナード・ケインズがあるとき会談したことがありました。

その後、ケインズは「アメリカの大統領はもう少し経済に明るいのだと思っていた」といいました。

一方、ルーズベルトの方は「彼は経済学者というよりも数学者のように思えた」といいました。

どちらも大統領と経済学者であって、実行者と立案者という立場がちがっているからでしょうね。

話が噛み合わなかったのでしょう。

膵液(すいえき)も膵臓(すいぞう)の中ではトリプシンなどの消化酵素が不活性の状態で、膵臓(すいぞう)自体を消化することなく安全です。

しかし、膵液(すいえき)は十二指腸に分泌されるとトリプシンなどの消化酵素が活性化されて消化などの働きをするという仕組みになっています。

膵液(すいえき)も自分の立場がちがえば、働きはちがうのです。

膵液(すいえき)とは

膵液(すいえき)膵臓(すいぞう)から十二指腸に外分泌される、いろいろな消化酵素を含む消化液です。

膵液(すいえき)にはプロテアーゼトリプシンアミラーゼリパーゼ、エラスターゼなどの消化酵素やヌクレアーゼなどの核酸分解酵素が含まれていて、タンパク質糖質脂質三大栄養素を消化・分解することができます。

膵液(すいえき)の分泌

膵液(すいえき)自律神経の働きにより分泌されます。膵液(すいえき)は食べ物を見るとか、臭いを嗅いだだけでも分泌されますが、基本的にはホルモンによって操作されています。

食物がかゆ状になってから十二指腸へ送られると、十二指腸の粘膜に触れて、その刺激で膵臓(すいぞう)から消化管ホルモンが分泌されます。

消化管ホルモンは膵臓(すいぞう)の腺房を刺激し、膵臓(すいぞう)から消化酵素が分泌されます。

膵液(すいえき)が1日に分泌される量は、大人で約1ℓあり、胃液唾液(だえき)の消化能力が正常に機能しなくても十分にそれを補える消化能力を持っています。

膵液(すいえき)は胆嚢(たんのう)から分泌される胆汁の助けを借りて十二指腸内の消化活動をスムーズに行います。

胆汁には酵素は含まれませんが、胆汁酸ビリルビンを含んでいて、胆汁酸は食物中に含まれる脂肪分を水に溶けやすくする乳化をして、膵液(すいえき)中のリパーゼによる脂肪の分解を助けます。

なお、膵液(すいえき)は非常に強力な消化液ですから膵臓(すいぞう)自体を溶かしてしまっても不思議ではありませんが、膵臓(すいぞう)が溶けることはありません。

それはアミラーゼとリパーゼ以外の消化酵素が十二指腸に入るまで不活性の状態にあって、トリプシンは膵臓内ではトリプシノーゲン、エラスターゼはプロエラスターゼという不活性の形で存在しているからです。

膵炎(すいえん)

膵炎は膵液(すいえき)が膵臓(すいぞう)自体を消化するために炎症が起こってくる疾患です。

膵炎は急激に発症する急性膵炎と長い時間をかけてゆっくり起こる慢性膵炎にわけられます。どちらも中年男性に多い疾患です。

膵液(すいえき)は本来、膵管(すいかん)の中を流れているわけですが、流れがとどこおったり、逆流したりすると、十二指腸に注がれる前に誤って活性化して、膵臓(すいぞう)自体を消化してしまうわけです。

膵炎はアルコールの飲み過ぎとか、胆石症とかがおもな原因となっていますが、事故でお腹を強く打ったりすると起こることもあります。

急性膵炎はみぞおちの部分の強い痛みがよくあり、吐き気、嘔吐、膨満感、背中の痛みもよく見られます。胃けいれんとまちがわれる場合もあります。

急性膵炎は重症化すると血圧が低下したり、呼吸が悪くなったり、腎不全などを引き起こしたりして命の危険を生じることもあります。

慢性膵炎は急性膵炎と同じような症状がでますが、程度は急性膵炎よりも軽い傾向にあります。お腹の左上の痛みや背中の鈍い痛みを訴えることもあります。

慢性膵炎はアルコール好きの方に多いのが特徴で、症状が治まっているときにはついアルコールを飲んでしまって、再発を繰り返すことが多い膵炎です。

慢性膵炎は疾患が進行すると膵臓(すいぞう)の組織が壊れて、膵液(すいえき)をつくれなくなるために、かえって痛みの症状がなくなることもあります。

膵液(すいえき)の量が減ると、食事の消化吸収が悪くなり、下痢とか体重減少が起こります。

また、膵臓(すいぞう)から分泌されるホルモンのインスリンの分泌が悪くなると、膵炎から糖尿病になることもあります。

急性膵炎では食事をとると、膵液(すいえき)がでて膵臓(すいぞう)の炎症をさらに悪くするので、絶食しなければなりません。

しかし、絶食したままですと、体力が持ちませんので、入院して点滴を行います。

点滴と同時に膵臓(すいぞう)の炎症を抑えるために、酵素阻害剤、抗生物質、鎮痛剤などを投与します。

急性膵炎は軽症ならば1〜2週間ぐらいで良くなってきます。

慢性膵炎では痛みが激しければ、入院して点滴を行うことがありますが、たいていは通院で治療ができます。

慢性膵炎はアルコールが原因のことが多いので、これは絶対禁止です。

慢性膵炎は食べ過ぎに気をつけて、腹八分目を心がけ、濃い味付けと特に脂肪分を控えた食事をすることになります。

慢性膵炎は炎症を抑える薬剤をしばらく飲むことになりますが、慢性的な疾患全般にいえることは根気よく治療することが大切ということです。

膵液(すいえき)のまとめ

膵液(すいえき)は膵臓(すいぞう)から十二指腸に外分泌される、いろいろな消化酵素を含む消化液です。

膵液(すいえき)にはプロテアーゼのトリプシン、アミラーゼ、リパーゼ、エラスターゼなどの消化酵素やヌクレアーゼなどの核酸分解酵素が含まれていて、タンパク質、糖質、脂質の三大栄養素を消化・分解することができます。

膵炎(すいえん)は膵液(すいえき)が膵臓(すいぞう)自体を消化するために炎症が起こってくる疾患です。

膵炎は急激に発症する急性膵炎と長い時間をかけてゆっくり起こる慢性膵炎にわけられます。どちらも中年男性に多い疾患です。

膵炎はアルコールの飲み過ぎとか、胆石症とかがおもな原因となっていますが、事故でお腹を強く打ったりすると起こることもあります。

急性膵炎はみぞおちの部分の強い痛みがよくあり、吐き気、嘔吐、膨満感、背中の痛みもよく見られます。胃けいれんとまちがわれる場合もあります。

急性膵炎は重症化すると血圧が低下したり、呼吸が悪くなったり、腎不全などを引き起こしたりして命の危険を生じることもあります。

慢性膵炎は急性膵炎と同じような症状がでますが、程度は急性膵炎よりも軽い傾向にあります。お腹の左上の痛みや背中の鈍い痛みを訴えることもあります。

慢性膵炎はアルコール好きの方に多いのが特徴で、症状が治まっているときにはついアルコールを飲んでしまって、再発を繰り返すことが多い膵炎です。

慢性膵炎は炎症を抑える薬剤をしばらく飲むことになりますが、慢性的な疾患全般にいえることは根気よく治療することが大切ということです。

なお、健康食品やサプリメントとしての酵素を含む健康食品やサプリメントはあくまでも健康食品ですので、医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

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