健康食品・サプリメントの泉
DHA(ドコサヘキサエン酸)
19世紀のアメリカの思想家で哲学者のラルフ・ワルド・エマーソンはイギリスに旅をして大発見をしました。
それはイギリス人が賭け好きなために、細かいことを正確に知っているということでした。
イギリス人は、たとえば、ミシシッピ川とミズーリ川とどちらがどれだけ長いかが話題になれば、すぐ賭けを始めます。
そして、イギリス人の方がアメリカ人よりも正確に知っているので、いつも賭けに勝つのでした。
なるほどね。
でも、イギリス人が細かいことを正確に知っているのはイギリス人が賭け好きなだけのためではないのでしょう。
イギリスは島国で、北海から多くの青魚を漁獲できますから、DHAやEPAなどを豊富に摂取できるというのも理由の1つではないでしょうか。
DHA(ドコサヘキサエン酸)とは
DHAはサバなどの青魚に多く含まれている不飽和脂肪酸で、6個の二重結合をもつ多価不飽和脂肪酸です。
DHAは体内ではEPA(エイコサペンタエン酸)からつくられます。
一方、EPAも不飽和脂肪酸の一種で、DHAと同じく多価不飽和脂肪酸です。
EPAは体内でα(アルファ)-リノレン酸から合成できますが、α-リノレン酸は体内で合成できませんので、EPAは広義では必須脂肪酸に含まれます。
DHAもEPAもマグロ、ブリ、カツオ、サバなどの青魚、海苔などに多く含まれています。
DHAの働き
DHAはEPAと同様、血圧や血中脂質濃度を低下させる働きがあります。
DHAは脳の神経細胞の機能に重要な働きをするため、頭の働きをよくする効能が期待できます。
そのため、DHAはアルツハイマー型認知症に対する効能も期待できます。
そのほか、DHAは血流を改善する効能、視力を回復する効能、アレルギーを予防する効能、精神を安定させる効能などが期待できます。
脂肪酸
脂肪酸はその化学的構造の炭素の二重結合のあるなしによって大きく2つに分類でき、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分類されます。
炭素の二重結合がないのが飽和脂肪酸、二重結合があれば不飽和脂肪酸になります。
飽和脂肪酸はウシやブタなどの肉類やバターなど乳製品に多く含まれている脂肪酸です。
パルチミン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸などの飽和脂肪酸は融点が低く、血液中のコレステロール値を上げ、脂肪細胞にたまりやすいといわれています。
これに対して、不飽和脂肪酸はイワシ、サバなどの青身魚や、オリーブ油、サラダ油などの植物性脂肪に多く含まれています。
オレイン酸、α-リノレン酸、DHA、EPA、リノール酸など不飽和脂肪酸にはコレステロールの胆汁への排出を促進して、血中のコレステロールを下げる効能が期待できます。
DHAのまとめ
DHAはサバなどの青魚に多く含まれている不飽和脂肪酸で、6個の二重結合をもつ多価不飽和脂肪酸です。
DHAはEPAと同様、血圧や血中脂質濃度を低下させる働きがあります。
DHAは脳の神経細胞の機能に重要な働きをするため、頭の働きをよくする効能が期待できます。
そのため、DHAはアルツハイマー型認知症に対する効能も期待できます。
そのほか、DHAは血流を改善する効能、視力を回復する効能、アレルギーを予防する効能、精神を安定させる効能などが期待できます。
ところで、
ウクライナを侵略しているロシアが敗退して、この戦争が終わりますよう、切実に祈念いたします。
I sincerely pray for the end of this war with the defeat of Russia, which is invading Ukraine.
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