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ケラチン

「銭形平次」の作者の野村胡堂(のむらこどう)はあるとき、将棋の木村名人に

「あなたは400篇近く捕物帳を書かれたそうだが、トリックを次から次へ、どういう風にして思いつかれるのか、不思議ですな」

といわれました。

野村胡堂は「まあ、つまり詰将棋の手を考えつくのと同じようなものですよ」と答えたそうです。

「半七捕物帳」の作者の岡本綺堂(おかもときどう)はコナン・ドイルの推理小説「シャーロック・ホームズ」を参考にしたそうです。

しかし、野村胡堂は捕物帳を詰将棋にたとえましたが、詰将棋も捕物帳や推理小説も論理的に推理するという点では同じですからね。

ところで、毛髪はケラチンでできています。

毛髪をケアをするシャンプーやリンス、育毛剤などの製品を開発する方は毛髪のハリやツヤ、抜け毛などの理由をやはり推理して、実験し、効能を確認して開発しているのでしょうね。

ケラチンとは

ケラチンは虫類や鳥類の鱗(うろこ)、嘴(くちばし)などといった角質組織や人間の毛髪やツメ皮膚などの角質層を形成するタンパク質です。

ケラチンはミネラルの硫黄と水分を含む繊維状の細長いタンパク質であり、必須アミノ酸などの18種類のアミノ酸が結合してできていて、弾力性があり水に溶けず安定しています。

ケラチンは構成しているアミノ酸の割合によって、毛髪やツメの硬ケラチン、皮膚などの角質層の軟ケラチンにわけられます。

ケラチンの利用

羊毛、つまりウールやカシミヤやアンゴラなどもケラチンが主成分です。

ウールやカシミヤやアンゴラなどは非常に丈夫で保温性にも優れ、水や中性溶媒に溶けませんので、セーターなどの衣類に加工されます。

また、ベッコウはカメの一種のタイマイの甲羅で、タイマイの甲羅の成分もケラチンです。

ベッコウは弾力性があり、水や中性溶媒にも溶けにくく、加熱すると柔らかくなります。

この性質を利用してベッコウは眼鏡などのフレームや髪飾りなどに加工されます。

毛髪のケラチン

毛髪の成分はケラチンです。

毛髪は毛表皮と呼ばれるキューティクル、毛皮質と呼ばれるコルテックス、毛髄質と呼ばれるメデュラの3層で構成されています。

よく聞くキューティクルは硬ケラチンの膜でつくられており、髪の内部を守る働きをします。

キューティクル、コルテックスの2層の80〜90%はケラチンからできていて、メデュラはケラチンでできていません。

ケラチン以外の成分はメラニン脂質、水分、硫黄などの微量元素です。

ケラチンの特徴は物理的にも化学的にも強靭であることで、ふつうのタンパク質とは異なり、腐敗しにくく、いろいろな化学薬品に対しても抵抗力があります。

ケラチンは物理的強度も強く、弾力性もまた大きいので、毛髪はそう簡単に損傷を受けることはありません。

とくにキューティクルは硬ケラチンからなっていて、紫外線や熱などから毛髪を保護しています。

ところで、毛髪はホルモンと関係があり、男女とも男性ホルモン女性ホルモンの両方が分泌されています。

頭の上部の毛髪は女性ホルモンの影響を受けて生え、下部の毛髪はは男性ホルモンの影響を受けて生えています。

男性は頭の上部の毛髪が抜けても下部の毛髪が残っているのはその部分が男性ホルモンで生える毛髪だからなのです。

毛髪は3〜4か月の休止期、2〜6年の成長期、2週間の退行期のサイクルを繰り返します。

女性ホルモンであるエストロゲンは毛髪の成長期を抑制する作用があります。

女性ホルモンが多いと毛髪が成長し続け、長く伸びます。

また、毛髪の成長期が長いので生えている毛髪の本数が多くなります。

男性ホルモンのテストステロンは一部が脱毛ホルモン、ジヒドロテストステロンに変換されます。

ジヒドロテストステロンは前頭部、頭頂部の毛髪の発毛を抑制します。

毛髪の発毛が抑制されますので、生えている毛髪の本数が当然少なくなります。

したがって、薄毛になり、最終的にはハゲてしまうことになります。

加齢で毛髪のハリやツヤ、抜け毛が増えて薄毛になるのは女性ホルモンの減少が原因で、女性ホルモンの減少は抜け毛や薄毛、髪質低下に大きく影響します。

つまり、毛髪のハリやツヤをよくする、抜け毛、薄毛やハゲを予防するには毛髪の外側からのケアが必要ですが、内側からのケアも必要だということです。

シャンプーやコンディショナーなどの外側のケアだけではなく、ケラチンの材料となる必須アミノ酸や硫黄などのミネラルを摂取することも必要です。

また、それだけでなく、ホルモンのバランスを考えながら女性ホルモンか女性ホルモンに代わるホルモンを増やさなければなりません。

女性ホルモンに代わるホルモンとしては大豆などに含まれるイソフラボンが考えられます。

豆腐や豆乳、納豆などの大豆製品を摂取することは毛髪のハリやツヤをよくする、抜け毛、薄毛やハゲを予防するという効能が期待できます。

なお、唐辛子(とうがらし)に含まれるカプサイシンは血行促進させる働きや毛乳頭を刺激し、毛髪をつくりだす毛母細胞の働きを活発化させる働きがあります。

そのため、カプサイシンを適量、長期間摂取すると、ハゲの予防や増毛につながる効能が期待できます。

育毛に効能が期待できるカプサイシンの摂取量は1日当たり一味唐辛子で小さじ2杯分の6㎎でイソフラボンは豆腐半丁といわれています。

ケラチンのまとめ

ケラチンは虫類や鳥類の鱗(うろこ)、嘴(くちばし)などといった角質組織や人間の毛髪やツメ、皮膚などの角質層を形成するタンパク質です。

ケラチンはミネラルの硫黄と水分を含む繊維状の細長いタンパク質であり、必須アミノ酸などの18種類のアミノ酸が結合してできていて、弾力性があり水に溶けず安定しています。

ケラチンは構成しているアミノ酸の割合によって、毛髪やツメの硬ケラチン、皮膚などの角質層の軟ケラチンにわけられます。

ケラチンの特徴は物理的にも化学的にも強靭であることで、ふつうのタンパク質とは異なり、腐敗しにくく、いろいろな化学薬品に対しても抵抗力があります。

ケラチンは物理的強度も強く、弾力性もまた大きいので、羊毛、つまりウール、カシミヤ、アンゴラなどは衣服などに加工され、ベッコウは眼鏡のフレームや髪飾りなどに加工されます。

髪の成分はケラチンです。

毛髪は毛表皮と呼ばれるキューティクル、毛皮質と呼ばれるコルテックス、毛髄質と呼ばれるメデュラの3層で構成されています。

よく聞くキューティクルは硬ケラチンの膜でつくられており、髪の内部を守る働きをします。

なお、健康食品やサプリメントとしてのコラーゲンを含む健康食品やサプリメントはあくまでも健康食品ですので医薬品ではありません。

期待される効能もエビデンス(医学的根拠)が認められていません。したがって、効能を保証することはできませんのでご注意ください。

体調の悪い方、すでに疾患にかかっている方、妊婦の方、高齢者の方、児童などは摂取する前に必ず医師などの専門家にご相談ください

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